騒音で我慢が出来なくなったら我慢しなくてもいい!可能な騒音対策をやって自分を守る!!!
この古い一軒家は、外からの音が筒抜けだった。
こんなにも外の音が聞こえてくるもの???
心がまったく落ち着かない・・・
家で健康的な生活を送るために、古くて汚れた薄い内壁を解体して取り払う!
記事のもくじ
静かで安らげる家を目指して、騒音対策をする!
静かな森の一軒家に、強い憧(あこが)れがある。
気持ちのいい空気と静寂な空間に包まれて暮らしたい。
そんな暮らしを想像しただけで、幸せになれそう。。。
でも現実は、人や家や車が溢れた狭い空間に生きている。
息が詰まる。。。
せめて、家の中だけでも誰にも邪魔されない空間で過ごせたらいいなぁといつも思っている。
誰にでも自分の居場所が必要だから。
1-1. 騒音問題:集合住宅の場合
マンション暮らしの騒音は、上下・隣・共有スペースの生活音が間近で感じる。
知らないうちに、自分が加害者にもなることだってある。
- ドアを開閉する音
- 人の声(喧嘩や怒鳴り声)
- 走り回る音(家の中・共有スペースの廊下や階段)
- 子供の泣き声
- 運動マシーンを使用している音
- 掃除機の音(壁にぶつけるとかなり響く)
- まれに、早朝のお経を読む際の木魚!?の音(どこからか聞こえてくる)
- 線香やたばこの煙や臭い(ベランダから侵入してくる。)
些細なことでも、毎日のことになればストレスに感じて生活が苦になることがある。(; ̄Д ̄)ツライ
人それぞれ生活のリズムが違うし、起きる時間が違えば寝る時間も違う。
特に、年老いてくると耳が遠くなり、些細なことは聞こえなくなってくる。
だから、年齢や健康状態においても、騒音としての感じ方は全く違う。
苦しくても、互いに認め合って我慢して生きていくしかないのかな!?Σ(´д`;)
でも、我慢し続けるのは辛い・・・
理不尽な騒音で、とても苦しんだ過去がある。
ペット不可の住宅で小さい子供が毎晩走り回るので、地獄の騒音に苦しんだ。
- 子供だから仕方ない
- 子供が大きくなる数年間、我慢すればいい
- 大人の私が我慢するのが当たり前
これは、綺麗事だ。
それまでの間、ずっと我慢しているのだから、もう限界だというところまで来てしまった。
相手に伝えることは、決して正しい方向に向かうわけではない。
当事者は全く相手の気持ちは分からない。
でも、引っ越すことは手間もお金も掛かる。
それでも、得られる安らぎのほうが重要だった。
1-2. 騒音問題:一軒家の場合
そして、今度は一軒家・・・
引っ越しは簡単には出来ない。( -д-)ノ ドウスル?
- 家の前の道路を走る車の音
- 近所の車のドアが開閉するときの電子音
- 航空自衛隊の飛行練習の音
- 窓のシャッターを開閉する音
- 子供の遊ぶ音
- 話し声
- 雨の音
窓もあってないような、まるですぐ外であるかのような騒音が身近に聞こえてくる・・・
マンション生活で感じた、恐怖と不安がまた蘇(よみがえ)ってきた。
これじゃ、住めないよぉ~。(´;ω;`)
私がこの家に住むのは、穏やかに住める家であることが条件でもあった。
だから、音に悩まされるのはもうこりごり。。(((( ;゚д゚)))モウイヤダ-
どうする???
1-3. 音が発生する要因を探る
特に騒音が激しい側の壁を開けてみることにした。
この壁は向かい側が屋外なので、特に音が侵入してくる場所。
見た感じ、すでに軽薄な様子。
ちょっと壁を開けて、覗(のぞ)いてみた。
思った通り!
薄いペラペラした板が、一枚貼ってあるだけの壁。
さらに想像していた通り、断熱材は入っていなかった・・・。 (゚∇゚ ;)ヤッパリネ!
床下にも断熱材が入っていなかったから、予想はしていたんだけど。
壁板の厚みは、およそ2~3㎜だろうなぁ。
壁が薄いっ!!
これじゃぁ、夏は暑く冬は寒い上に、音も筒抜けだということは明白。
そして、音は窓から侵入しやすいらしい。
窓も昔ながらのアルミフレームで、ガラスは薄くて、人が侵入しやすい大きな窓。
- 薄い壁板と断熱材がない壁
- 窓ガラスが薄く(単板ガラス)て大きい
- 窓枠がアルミフレーム(隙間が発生し、音が通り抜けやすい)
これが要因なら、改善の余地はある。
その2 窓は、ガラスの厚みが薄いことや、屋外からの防犯対策も考えておきたい。
自分でやれることはやってみよう!(・∀・)
不健康な家の壁の中はカビだらけ!?
内壁を剥(は)がす
このペラペラの薄い壁、化粧合板というボード。
フロア釘のような小さい釘で、等間隔に打ち付けられていた。
両手で強引に引っ張ると、釘は刺さったままボードだけ綺麗に剥ぎ取る事が出来た。(・0・。) カンタ-ン
残った釘は、残さずペンチで抜いていく。
壁の中を初めて見た。
中心の水平材のことを胴縁(どうぶち)
という。
2-1. 健康な家は壁中の通気性能に優れている!
調べたところ、この家の造りは空気の通り道が遮断されていて、良い家とは言えないらしい。
つまり、空気の通り道が出来ていないといけないらしい。φ(.. )ナルホド-
この窓の区間は、窓に遮(さえぎ)られて、床下から天井まで通気がない。
そうはいっても、既にこういう造りだからもうどうしようもないんだけど。(; ^ ー^) シカタナイ
これから断熱材を入れて壁の断熱性を高めていく。
気密性のある家を目指すと言いながら、壁内の通気をするって矛盾しているような感じ。
だけど、確かに気密性の高い家は冬の結露がすごい。
壁の中まで結露が発生しているのだろう。
断熱と通気を併せ持つ壁(外壁通気工法)
部屋側の壁中にはしっかり断熱して気密性を高め、屋外側の壁中には通気層をつくって空気の通り道を確保しておく。
こんな家に住めれば、空気も新鮮で健康的なんだろうなぁ。
しかし、この古い家は断熱性がまったく無いので、今のところ通気性能だけは抜群だ。
なんで断熱材がないんだろぅ・・・ヤレヤレ( -_-)o
台所の内壁を解体する
そろそろ梅雨の時期になったので、TVでカビの話題を聞くようになった。
カビが肺に入ると肺炎(カビ肺炎)になってしまって、場合によっては死に至ることもあるらしい。
特に古い家に住んでいると、見えないハウスダストに気が付かないで慢性化してしまう。
そのうち、カビ肺炎になることがある。
実は、ばあちゃんはカビ肺炎にかかっていたんじゃないかと私は思っている。
この家で倒れて、病院に運ばれたときには肺炎にかかっていた。
医者に「カビ肺炎です。」と言われたわけじゃないけど・・・
この家の押入れなんて湿気で床が床下に抜けていたし、ジメジメしてカビも繁殖していた。
私はアレルギー性鼻炎なので、カビ臭いと鼻センサーがピクピクする。 (((((o・・)o
通年性のアレルギー性鼻炎の場合、埃カビ、ダニやノミなど目に見えないハウスダストに反応する。
ばあちゃんが生きていた頃から、この家に来るとカビ臭さで鼻がムズムズし始めていた。
床下を綺麗にしてからは、随分と空気が新鮮になったと感じる。
もう、今はカビの臭いはしない。(^▽^)/
3-1. 台所の内壁を剥がす
台所に入ってすぐの壁は、木目の薄い板が貼っている。
色は褪(あ)せているが、部屋全体はとても暗い印象。
叩(たた)いただけでハリがなく、湿気を吸っているように感じる。
熱がこもりやすい冷蔵庫や重い収納棚があった場所。
壁の化粧合板の汚れがひどいので、ここもなんとかしないと。
埃やカビが付着してる。(・へ・;;)ウーム
古くなった壁はさすがにこのままにしてはおけないけど、この上から壁紙でも貼ればいいかななんて最初は思っていた。
でも、この薄っぺらい壁事情を知ったからには、スカスカの壁中をこのままにしておくわけにはいかない。
そこで、台所の壁をすべて解体していく。
バリバリバリッ!!!
2~3㎜程度の薄い内壁を剥がしていくのは意外と簡単で、あっという間に骨組み状態になった。
After
壁の中はこんなもんか・・・( ̄◇ ̄;)カベウスイシ
壁材に打ち付けていた小さい釘が残ってしまわないように、一つ一つ抜いておいた。
3-2. 洗面脱衣所:石膏ボードの壁を解体する
洗面脱衣所への入口の位置が、どうしてもしっくりこない。
窓側のほうから入るようになっているけど、ここは壁にしたい!(*^_^*)
左側の壁を解体して、ここを入り口に変更する。
洗面脱衣所側から見ると、風呂場の入口付近の壁を解体する。
壁に収納タンスが置いてあったんだけど、邪魔で仕方なかった。
壁を窓側に作り換えれば、洗面脱衣所と台所の窓側両面に角が出来て、
使い勝手が良くなるんじゃないかなぁ~。
将来は、この壁面に自作棚を作成したいと思っている。o(^o^)o
ということで、石膏ボードの壁を解体する・・・
ここは、台所の薄い板壁ではない。
通常の石膏ボードの上に、漆喰が上塗りされている。
バールで突いて穴を開けた後、あとはハンマーで叩いてボロボロに壊していった。
すごい埃(ほこり)で、息が出来ない・・・ヽ(*´Д`*)ノ ゴホゴホ
壁を解体するのは簡単だけど、片付ける方が厄介。。。
下地枠も取り外し、完全に壁を撤去した。
洗面所DIY!洗面所に新たな壁をつくる

3-3. 解体で厄介な廃材の処分
一番大変だったのは、解体して不要になったゴミの処分。
木目調の薄い板は、素材が木なのでゴミ袋に入るサイズに小さくして、一般ごみに出すことにした。
ゴミ袋に入るように、小さくするのは意外と大変だ。
木のバリが刺さって、多少の怪我は当たり前・・・(>_<)イタイ
ゴミ袋から中身がはみ出ていたら、収集車はゴミを持って行ってくれない。
なので、破れないように二重包装する。
化粧合板のほうは、素材がいまいち分からない・・・(・o・)ん?
これは何なんだろう?
裏面に『レインボー セーフティ 準不燃 S-736』と記載があった。
恐らく、産業廃棄物処分になるんだろうなぁー
洗面脱衣所の壊した石膏ボードも、産業廃棄物として処分する。
よく見ると、これはただの石膏ボードじゃなくて、その上に漆喰を塗った壁だった。
なので運ぶのに重いし、大量のゴミになった。
土嚢袋に入れると4~5枚分。
この家の近くには 産業廃棄物の処分場がないので、
業者に頼んで持って行ってもらうと、運搬費用込みで割高になってしまう。
実家の自治体には、石膏ボードを処分する施設があったので問い合わせてみた。
自分で持ち込めば、重量計算して引き取ってもらえるらしい。
石膏ボード(12㎜厚)1枚の重さが約11㎏ほどの重さ。
厚塗りしていた壁なので、暈(かさ)増しして簡単に計算しても、550円+αとなる。
1,000円以内に納まるかなぁ。。。
最近値上がりしたばかりらしくて、

高くて申し訳ないのですが・・・。
と事務員さんが言っていた。
私はその相場を知らない。。。
安いような、高いような・・・どっち???
だけど、取り敢えずは廃棄できる場所が見つかったので良かった。(^o^)V
ゴミにもお金がかかるなぁ~ (^_^;)シミジミ
ゴミを捨てたり、廃棄場へ持ち込む運搬の手間も、生産性は無いのに列記とした労働になる。
お金の為なんだから仕方ない・・・。(。-_-。)
さて、壁の材料を買わなきゃ!
スカスカだった壁中に断熱材を入れて、新たな壁をつくる!
汚れて埃カビだらけの台所の壁を撤去し、スカスカの壁中に音が漏れない対策をする。
石膏ボードや壁の板は、産業廃棄物として処分する。
おすすめ>>> 「騒音」で悩んであなたに『おすすめアイテム』です。