【DIY水道配管】バクマのポリ管をおすすめする理由は、ワンタッチ接続|施工初心者でもかんたんにできる!
前回の記事

古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女のwata-siroです。

水道配管するためにはどんな『配管部品』が必要か、どこで揃えると効率が良いかを解説していきます。
DIYで水道配管をするためには「配管経路の基礎知識について知っておく必要がある」、と前回の記事でお話ししました。
配管の設計図を作成していくと、どんな配管部品がどれだけ必要か明確に分かります。

無料で取り寄せができるカタログなども参照すれば、もっとはかどります。
私は、必要な配管部品をネットで揃えていくことにしました。
ホームセンターなどの店頭では、在庫不足・欲しい商品がないなど当たり前で、やりたいときにすぐに作業ができず、モヤモヤしてしまいました。
- ホームセンターの『在庫不足』や『品不足』は当たり前
- ホームセンターで取り寄せると、時間がかかる
- ホームセンターまで足を運ぶ手間がかかる
在庫や品揃えが豊富なネット通販を利用すれば、欲しい材料が何でも揃う安心感があります。

予定通り商品が届くので、計画的に作業ができてはかどります。
ホームセンターに足を運ぶ時間を、ネット通販の『配管部品.com』でネットサーフィンしていたほうが、アイデアも浮かぶし勉強になりました。

- この記事のポイント
- ネット通販の『水道配管.com』で必要な配管部品が手に入ります。
- 配管部品のメーカーは、安くてワンタッチ接続できる『バクマ工業』の製品が使いやすいです。
- 結論として、DIYで水道配管するなら①ネット通販で揃える②ワンタッチ接続でかんたん施工できる『バクマ工業』の水道配管がおすすめ!です。
ネット通販の配管部品.comで必要な配管部品がすべて揃う

水道配管の『材料』を揃えていきます。
- STEP 1必要な【材料】を選ぶ
- STEP 2必要な【個数】を計算する
- STEP 3材料を買う

配管部品の材料を準備するまでの手間は、初心者にとっては意外と時間がかかってしまいます。
何を買えばいいのか?どれだけ必要なのか?どこで買うのか?といった具合に、やってみれば意外と手間と時間を浪費してしまうものです。
今必要なものが手元になかったら作業は停止してしまうので、計画的にはいかないことが多いのも事実です。
そこで、できれば欲しい材料が早く・確実に手に入るお店を探しておきましょう。
1-1. ネット通販『配管部品.com』の良さ【5500円以上は送料無料】
水道配管の部品は、【配管部品.com】で探せばほぼ揃ってしまいます。
【配管部品.com】の特徴
・1回のネット注文によるご購入合計金額(税別)が、
- 5,500円以上の場合、送料無料。
- 5,500円未満の場合、全国一律550円 (税別 重量10kgまで)
・在庫品であれば、16時までの注文で当日出荷可能(土日祝日除く)
配管部品.comは、在庫品であれば平日16時までの注文に間に合えば即日発送してくれます。
ネット注文で、確実に早く届くものが良いです。
私は、当初ホームセンターに足を運んでいた超初心者なので、ここではっきり断言しておきます。

ホームセンターは時間だけが無駄に消費されて、結局欲しいものがみつかりません。
ただし、「1個だけ必要な部品を買いに来ました!」といった場合は、ホームセンターのほうが早く手に入るかもしれません。
まとまった場所で複数の配管部品を検討している場合は、ネット通販を利用しましょう。
急遽、配管部品が足りなくなってしまった場合も、「お店に在庫あるかな~」と心配することもなく、確実に手に入るので安心です。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
1-2.配管部品に使う商品は、バクマ(BAKUMA)にする

配管部品はたくさんのメーカーがあって、迷ってしまいます。
配管部品に使う商品選びで、種類も在庫も豊富で価格もお手頃なメーカーのバクマ工業の商品を使いました。
バクマ工業は、住宅設備関連の商品を取り扱っている会社で、ホームセンターで商品選びしていてもよく見かける名の知れた会社です。
BAKUMA(バクマ)とローマ字表記で、クマのマークがついているのを見かけたことありませんか?(*゚∀゚)シッテルヨ!
バクマ工業(BAKUMA)
大工道具の製造から始まった会社で、今は住宅設備関連の商品を多く製造販売している。
住宅設備やDIY用品を取り扱う、新潟県(本社)にある会社。
配管部品.comの中にあるバクマ工業の商品は、品揃えも充分ある点、値段も他社に比べてお手頃な点、が決め手です。(・∀・)キメタ!
くまのマークはホームセンターで何度も見たことがあったから、馴染みがあるという点も決め手でした。

特にどこのメーカーが良いとかこだわりがないなら、【バクマ工業の配管部品】を試してみてください。
1-3. 商品選びは必ず同社製品を選ぶ
水道配管を行う上で準備する配管部品は、基本的にこの3種類です。
- 架橋ポリエチレン管(ポリ管)
- 継手(ポリ管同士を接続する)
- ヘッダー(配管が集中する部分)
商品を選ぶ際は、基本的に同じ会社(メーカー)製品を選んで使います。
弊社の架橋ポリエチレン管をご使用する場合、他社品は絶対に使用しないでください。
注意書きに、安全の為バクマ工業の物を使うように書いてありました。
同じ表記サイズなら配管部品はどれでも合うだろうと思ったら、わずかな違いで水漏れすることもあるようです。
【 水漏れ防止 】➜使用するメーカーを決めたら、同社製品を揃えて購入するようにしましょう。
①JIS規格(日本工業規格)

サイズ表記には、決められた『規格』があります。
表記サイズが同じなのに差があるなら、その信頼度はどれくらいあるのでしょうか?
日本には、工業規格である「JIS」があり、JIS規格では正確な寸法が定められています。
このようなマークを見たことがある人は、多いと思います。JISマークです。

様々な製造物は、このJIS規格に準拠して作られているので、サイズが統一されています。
ポリ管にも『規格サイズ』があります。
製品を選ぶ基準として、【 JIS(日本工業規格)マーク】の付いた製品を選ぶことがポイントです。
国に登録された登録認証機関から認証を受けた事業者は、JIS認定を受け商品に表示できます。
今回紹介したバクマ工業のポリ管は、JIS規格品なのでその点は安心です。
JIS番号 | JIS番号 | |
ポリ管 | JIS K 6787 | JIS K 6769 |
継手 | JIS K 6788 | JIS K 6770 |
このJIS番号が記載された製品を、購入しましょう。
②JIS規格品でも公差(=誤差)が認められている
製品製作の際に、どうしても 公差(=誤差) が生じてしまうものがあります。
JIS規格品でも、製品として支障のない範囲で誤差が認められている(公差)
これは、材のゆがみやひずみ、また加工時のずれ、塑性変形などが原因とされているためです。
誤差をなくすよう限りなく精度を上げることによって、コスト・手間がかかってしまいます。
そこで、製品として支障のない範囲の誤差を許容する「公差」があります。

つまり、JIS製品を選んだとしても、サイズが全く同じものとは限らないということですね。
他社製品の場合、「わずかな誤差の製品が存在するうえ、誤差の幅もそれぞれ異なる可能性がある」ということです。
例えば、
× 同じサイズのポリ管は『A社製品』を使うけど、継手は『B社製品』を使う
というようなことは、しないようにしましょう。
〇 ポリ管も継手も、すべて『B社製品』を使う
商品を選ぶ際に、同社製品を選ぶべき理由が分かったと思います。
最初のうちは小さな隙間なので気が付かなくても、時間の経過と共に水漏れが発生するなどの被害が発生する可能性もあります。
再度施工し直す場合は、余計な経費と手間がかかってしまいますよね。
水漏れの原因が、公差によるほんの僅かな隙間だったとしたら、目も当てられません。

基本を忠実に守っていきましょう!
誰でもかんたんに施工できる、ワンタッチ接続が使いやすい!

配管.comでは、検索窓に【バクマ工業】と入力すれば、同社商品が一覧できます。
まず最初にショップ内の検索窓に【会社名】を入力して、かんたんに探しましょう。
商品名よりも会社名を直接入力して探すと、商品一覧が出るのですぐに探しているものが見つかりやすいです。
一度検索してみてください。
2-1. ハードロックシステム(ポリ管+ワンタッチ継手)
ひと昔の配管施工のイメージは、けっこう力仕事で手間もかかるので大変そう…ですが。
このイメージを覆す、超かんたん施工が現代の主流になっています。(・∀・)

ワンタッチ接続の継手を使えば、誰にでもかんたんに施工できる。
私はバクマ工業の製品で、ハードロックシステム(ポリ管+ワンタッチ継手)を採用しました。
初心者でも、かんたん施工できるのが特徴です。

この説明を見れば、誰でも施工できます。
要は、継手にパイプを差し込むだけだから。。。(‘▽’*)カンタン♪
ちゃんと挿入が出来ているか、挿入状態を目視で確認できる【赤色ライン】が目印になっていて、安心です。

パイプ挿入時の注意点
- パイプをカットするときに直角に切断すること。
- 継手にまっすぐ挿入すること。
- パイプの挿入状態を確認する。(目安の赤色ラインが隠れたら、装着完了)
これだけ守って施工すれば、失敗しません。
ポリ管が正確に挿入できれば赤いラインが隠れて見えなくなるので、これを確認しておけば正しく配管接続できたことになります。

本当にかんたんに『配管接続』が出来ます!
ポリ管のパイプの構造【 単層管M種・PN15を選ぶ 】

ここで、ポリ管を選ぶときの知識を少し学んでおきます。
パイプの構造によって、【 単層のものをM種 】、【2層のものをE種 】といいます。
一般的な家庭用には、単層管M種を使用します。
またパイプは、厚みが異なる【 PN10 】と【 PN15 】の2種類があります。
- PN10
- 水温20℃における管の最高使用圧力が1.0MPaに耐えられるものを意味する。
水圧が最高1.0Mpa以下で使用した場合は安全に使えるという意味。
- PN15
- 水温20℃における管の最高使用圧力が1.5MPaに耐えられるものを意味する。
水圧が最高1.5Mpa以下で使用した場合は安全に使えるという意味。
この2つの違いは、パイプの厚みです。

ポリ管の『厚みの比較』をしてみました。

M種のPN10とPN15における厚みの比較では、
(呼び径16で比較)
- PN10➜1.6mm
- PN15➜2.65mm
PN15のほうが厚みがあります。
PN15>PN10となって、PN15のほうが厚みがある分、耐圧性があります。
M種とE種を比較した場合、E種 >M種となって、E種のほうが厚みがあります。
少しわかりにくいかもしれませんが、要は耐圧性のあるほうが丈夫なパイプということです。
一般的には、M種・PN15は給水・給湯用途でもっとも普及しています。
ポリ管を選ぶときに、頭に入れておきましょう。
まとめるとこんな感じです。

「架橋ポリエチレン管」(ポリ管)と言う時は、多くの場合【M種・PN15】を指します。
PN10やPN15は、最高使用圧力がそれぞれ1.0 Mpa と1.5 Mpa まで可能です。
ここで、Mpaって何だっけ~??? って思ったら、調べてみましょう。φ(.. )
パスカルの原理って言葉、聞いたことありませんか?…?
ちゃんと勉強してなかったから、私は圧力のことだなってことくらいしか… 思い出せませんでした。( ̄▽ ̄;)!!ガーン
一般家庭の水道圧力は、およそ0.2~0.4Mpaの範囲です
平地や山間部、平屋かマンションかによって水圧の条件が異なるので、一概には決まっていません。
水道配管の選択は下限0.15Mpa~上限0.75Mpaの間で、この水圧に耐えられる製品を使う必要があります。
何度も出てくる PN10=1.0 Mpa や PN15=1.5 Mpa のポリ管であれば、範囲内なので大丈夫ということになります。
少し込み入って難しいと思うので、ポリ管を購入する場合は以下のことを意識して、購入してください。
- ポリ管(パイプ)購入時の注意点
- ➊ M種・PN15は給水・給湯用途でもっとも普及している。
❷ 一般的家庭で使用されるM種・PN15のサイズ確認は、外径・内径を見る。
❸ JIS規格の確認 JISK6787 / JISK6769 の表示のもの
もっと詳しくポリ管のことが知りたい場合は、架橋ポリエチレン管工業会「施工ハンドブック」を参照してくださいね。

わからない場合は、JIS規格 JISK6787 / JISK6769 を確認して購入してください。
2-2. 一般家庭の配管サイズの決め方|屋内配管

次は『配管のサイズ』を決めていきましょう!
一般家庭の水道契約口径は、13mmか20mmが一般的になっています。
今は大家族であったり、二世帯住宅の家も増えたので25mmも普通になってきました。
水道料金の明細を見れば、自宅の契約口径がすぐに分かります。

①配管のサイズを、メーカーに問い合わせてみる
ポリ管のサイズに迷ってしまった場合は、問い合わせるのが一番。
初心者は正直わからないものだし、専門家に聞けば安心します。
そこで、バクマ工業のお問い合わせ窓口で問い合わせをしました。
担当者がとても丁寧に回答してくれて、本当に助かりました。(*´∇`*)
わからないことは、恥ずかしがらずに聞くのが一番です。
メールでの質問・電話も連絡OK!
【 お問い合わせ 】バクマ工業問い合わせた内容と解答
Q わたし(質問内容)
- 水道契約口数20mmで、止水栓からヘッダー・ヘッダーから各蛇口までのポリ管のサイズはどうすればいいでしょうか?
A バクマ工業の担当者(回答)
- 家族構成が少人数で平屋なら、水圧はそこまで必要ではありません。すべての配管サイズを13mmにしても足りるでしょう。

ということで、最低の『13mmの配管』で足りるということがわかりました。
あくまでも参考にすればいいので、どうするか決定するのは自分次第です。
- 経路1①屋外止水栓から屋内接続部分まで屋外の止水栓から屋内接続部分までの塩ビ管(業者依頼した工事)
- 経路2②屋内接続部分からヘッダーまで屋内接続部分からヘッダーまでのポリ管サイズ
- 経路3③ヘッダーから各給水場所へヘッダーから各給水場所の水栓に繋がるポリ管のサイズ
でも、どうせなら大きいほうが無難ということで、以下のサイズに決定しました…。(* ̄∇ ̄*)

場 所 | 配管の径 |
---|---|
①屋外・止水栓から屋内接続部分まで(塩ビ管) | 20mm(20A) |
②屋内・接続部分からヘッダーまで(ポリ管) | 16mm(16A) |
③ヘッダーから各給水場所へ(ポリ管) | 13mm(13A) |

本来ならコスト面も考えて選択した場合、ALL13mmにすれば費用の「節約」ができます。
2-3. 架橋ポリエチレン管(=ポリ管)の基礎知識
①呼び径は内径を意味する

パイプの呼び径は、内径のサイズと覚えておきます。
呼び径のサイズと内径のサイズはイコールではありませんが、ほぼ同じです。
外径は、呼び径よりもやや大きい数値となります。

ポリ管を選ぶときは、基本的にサイズから選択します。
呼び径13mmサイズは【13A】と表記されています。同じく16mmは16A、20mmは20Aです。
厚み+長さ | 【 ブルー B】![]() | 【 ピンク P 】![]() |
---|---|---|
保温材5mm厚 30m巻【13A用】 | 型式:EPS-13B05W | 型式:EPS-13P05W |
保温材10mm厚 30m巻【13A用】 | 型式:EPS-13B10W | 型式:EPS-13P10W |
保温材5mm厚 30m巻【16A用】 | 型式:EPS-16B05W | 型式:EPS-16P05W |
保温材10mm厚 30m巻【16A用】 | 型式:EPS-16B10W | 型式:EPS-16P10W |
②ポリ管の保護材
地域によって寒い所は、水道凍結防止のために保温材を装着したり、凍結防止ヒーターを取付けることがあります。
私の家では、年に1~2度くらいしか気温が0℃以下になることはありません。
あまり気にしなくていいと思うのですが、念のために保温材の薄い5mm厚のものを装着することにしました。

『 直管パイプ(右) 』も検討してみると良い理由
- クルクルと巻かれた状態のポリ管は、「癖が強く」「硬い」
➜なかなか思い通りに配管できない場所もあります。 - 継手やヘッダーに挿入する場合や、狭い場所の作業では、『直管パイプ』が使いやすいです。
- 特に、ポリ管の16A・20Aサイズに関しては、とにかく「硬い」ということを意識しておいてください。
直管パイプ 【 サイズ + カラー 】 | 保温材付5mm厚![]() | 保温材付10mm厚![]() |
---|---|---|
13A ブルー | EPT-13G05W-1.5M | EPT-13G10W-1.5M |
13A ピンク | EPT-13P05W-1.5M | EPT-13P10W-1.5M |
16A ブルー | EPT-16G05W-1.5M | EPT-16G10W-1.5M |
16A ピンク | EPT-16P05W-1.5M | EPT-16P10W-1.5M |
屋外の給湯器と屋内配管する( 給湯器-水道配管編 )ときの画像です。

エルボで直角に配管する際に、曲がったポリ管だと使いにくいのです。
画像のパイプは直管タイプではなく、『30m巻き』で購入した16Aのパイプなのですが、硬くて大変でした。
床上で見た目も綺麗に仕上げたいときは、『直管パイプ』を使ったほうが良いです。
ポリ管を保護するために、保温材ではなくサヤ管を使うこともあります。
床下でのポリ管の保護材です。ネズミに噛みつかれないようにってことでしょうか…!? (; ̄Д ̄)
屋外などで使用する場合は、ポリ管は紫外線に弱いので遮熱するために遮熱管を使います。

ポリ管に対するさや管の適合サイズがあります。
適合サイズは以下の通りです。
【 ポリ管 】サイズ ![]() | 【 さや管 】適合サイズ![]() |
---|---|
10mm | 16mm / 18mm / 22mm |
13mm | 22mm / 25mm |
16mm | 28mm / 30mm |
20mm | 36mm |
ポリ管はサイズが大きくなると柔軟性はなくなり、さや管に挿入するときに幅に余裕がないと入れにくくなります。
適合サイズに合わせて準備が必要です。
内径14.5mmの50m
遮熱管【ESK-14】MEMO
- 水道凍結防止のために保温材を装着したり、凍結防止ヒーターを取付けます。
- ポリ管の16A20Aは硬いため、部分的に直管タイプも使用することを検討しておきます。
- ポリ管を保護するために、保温材の代わりにサヤ管を使うこともあります。
- 屋外などで使用する場合、ポリ管は紫外線に弱いので、遮熱するために遮熱管を使います。
2-4. 継手の種類と基礎知識
ポリ管の呼び径に合わせて、継手の径を準備する必要があります。
①ポリ管+ポリ管の接続用(継手)
ポリ管とポリ管をつなげる場合、例えば使用するポリ管サイズが13であれば、呼び径13×13のものを選びます。

ポリ管同士を接続する継手
ソケットエルボは、L字45℃に角度を曲げて配管したい場合に使用します。

L字45℃に角度を曲げて配管
エルボチーズは、T字3方向に配管したい場合に使用します。

T字3方向に配管する
チーズポリ管のサイズが一方は13で反対側が16にサイズアップしたい場合は、レジューサー <ERP>を使えば一発で変換ができます。

異径ソケット 13×16サイズ
レジューサー②水栓継手+ポリ管の接続用(継手)
水栓とポリ管をつなげる場合は、ちょっとややこしいです。
『水栓側の径』と『ポリ管側の径』に合った継手を、購入します。
水栓継手側 | ポリ管接続側 |
---|---|
1/2 | 13 |
1/2 | 16 |
1/2 | 20 |
3/4 | 13 |
3/4 | 16 |
3/4 | 20 |

バクマ工業の継手を選択する場合、EOPとEMPの2種類があります。
画像で比較してみると分かりますが、水栓継手側がRオネジ(雄ねじ)になっているのがEOPで、Rcメネジ(雌ねじ)になっているのがEMPです。

ネジはRオネジ(雄ねじ)とRcメネジ(雌ねじ)があって、互いの組み合わせによって接続します。
オス同士、メス同士は接続することは出来ない
水栓側がメスネジだったら、継手はオスネジを選びます。
オスねじ➜ | R(テーパーネジ) | G(平行ネジ) | Pj(給水栓ネジ) |
---|---|---|---|
↓メスねじ | |||
Rc(テーパーネジ) | ○(シールテープ) | × | ○(シールテープ) |
Rp(テーパーネジ・平行ネジ) | ○(シールテープ) | × | ○(シールテープ) |
G(平行ネジ) | × | ○(パッキン) | ○(パッキン) |
- テーパーネジは、先端に向かうとネジが狭くなります。➜シールテープ又はパッキンで巻く
- 平行ねじは、均等の太さでネジが切れています。➜パッキンが必要
③ヘッダー(13A用と16A用)

バクマ工業のヘッダーは2種類あります。
『保温材なし』と『保温材付き』ヘッダーの区別があります。
左側が『保温材なし』、右側が 『保温材付き』 です。

この画像で見ただけではわかりませんが、実は保温材以外での違いがあります。
ポリ管13A用と16A用の、2種類のヘッダーがあります。
実物だと分かるのですが、赤丸で囲った部分のサイズが異なります。(※保温材のある・なしではありません。)

ERHPF13型

【連結5】13Aのポリ管を接続するヘッダー
ERHPF13型-1305図の通り、ヘッダーに流れてくる給水の入り口は ➜『13A』となります。
13Aのポリ管を接続するヘッダーになります。
ERHPF33型
こちらは、 ヘッダーに流れてくる給水の入り口は ➜『16A』となります。
サイズが大きくなって16Aのポリ管と接続します。

【連結5】16Aのポリ管を接続するヘッダー
ERHPF33型-1305ヘッダーを選ぶときは、はじめに①ERHPF13型とERHPF33型のどちらかを決めて、次に②各給水へとつなげる口数を決めます。
図のように青枠で囲った口数は5個ありますが、実際はここから各給水へ接続する数を各自で計算して購入しましょう。

予備をつくる ➜止水しておけばOK!
- 今は使用しないけど、今後必要になるかもしない
- 不具合が起きた時の予防策
配管をしなくても、止水して予備を作っておくことも出来ます。

既存の配管が故障したり、別の場所に水道取り付けたいとき、かんたんに増設できますよ!
ヘッダーに『バルブ付きアダプター』を差しておけば、いざというときバルブを開けてすぐに使えます。オススメです。

配管の予備をつくる!
バルブ付きアダプター
効率よく水道配管するために、事前に自分なりの『配管設計図』を作成して、計画的に配管部品を購入しましょう。
ERHPF13型(13A用)![]() | ERHPF33型(16A用)![]() | |
---|---|---|
連結口数 【3口】 | ERHPF13-1303 | ERHPF33-1303 |
連結口数 【4口】 | ERHPF13-1304 | ERHPF33-1304 |
連結口数 【5口】 | ERHPF13-1305 | ERHPF33-1305 |
連結口数 【6口】 | ERHPF13-1306 | ERHPF33-1306 |
連結口数 【7口】 | ERHPF13-1307 | ERHPF33-1307 |
連結口数 【8口】 | ERHPF13-1308 | ERHPF33-1308 |
連結口数 【9口】 | ERHPF13-1309 | ERHPF33-1309 |
④接続口は増設できる
ヘッダーの接続口が足りない場合は、連結部品を差し込めば簡単に増やすことができます。
回転ヘッダー ソケットを増やす!
連結エルボ回転ヘッダー T字チーズ
連結チーズ- 注意点あり
- ワンタッチ接続できるタイプのハードロックシステムは、一度差し込んだらやり直しが出来ません。一発勝負です!
挿入した継手はパイプを引っ張っても絶対抜けないので、再施工はできません。
だからワンタッチ接続の場合、間違えないように慎重に差し込む必要があるのです。(;’∀’)キンチョ‐スル
やり直し可能なものが良い場合は、少し割高にはなりますが『ESQ-M1システム』を採用する手もあります。ただし、ワンタッチ接続ではありません。
最短即日出荷(16時まで)/ 5,500円以上で送料無料を活用しよう!
『 配管部品.com 』 で探してみる配管.comで注文した配管部材【 継手・パイプ・ヘッダー 】


ここからは、実際に私のもとに『配管部品』が届いた時のリアルをご紹介していきます。
配管部品.comで注文した配管部材が届きました。

見た目の箱からは想像できないくらいとても重たいのに、佐川急便の配達員さんが一人で運んで持ってきてくれました。
私が注文するものって重いものばかりで…ご苦労様デス。。。<(_ _*)>アリガト
開封。一つ一つ小袋に梱包されていました。
3-1. 継手

継手は一つ一つが重いです。

バルブ付きアダプター
型式:ERHVP-13バルブ付きの継手は高額なので、滅多には買えないのですが…
万が一水漏れが起こったり、一部修理する場合があるときに、手元で止水できる点が便利です。
全体の止水栓を停止すると不便になることもあるので、可能ならヘッダーにバルブ付きの継手を付けておくと良いですよ。
この回転ヘッダー用のバルブ付きアダプターは、ヘッダーの『予備栓』としても使えます。
それぞれの継手は、どこに使うものかわかるようにしておくと、施工するときに便利です。
マスキングテープにマジックでメモ書きしました。φ(.. )

異径変換アダプター
型式:ERAP16×20
サイズ | 座付水栓エルボ | バルブ付き オネジアダプター |
---|---|---|
1/2×13 | EZLP1/2×13 | EOVP1/2×13 |
1/2×16 | EZLP1/2×16 | – |
3/4×16 | EZLP3/4×16 | EOVP3/4×16 |

ダンボールの中に詰め込んでしまったら、かなりの重さになりました。Σ( ̄ロ ̄|||)オモイ

3-2. パイプ【 給水用(保温材5㎜厚/10㎜厚)/給湯用(保温材5㎜厚/10㎜厚)/サヤ管 】
ポリ管は、3種類購入しました。
ポリ管保温材付き(給水用Bブルー) ポリ管保温材付き(給湯用Pピンク)


- 13A(保温材あり・5mm厚)<EPS-05W>
- 13A(保温材なし)<EPS-13>
- 16A(保温材なし)<EPS-16>
※ 給水用(ブルー)と給湯用(ピンク)は保温材の色が違うだけで、ポリ管は同じものです。

1巻は意外と大きくて、重いです…。w(*゚o゚*)w
保温材なしのポリ管には、サヤ管を使う予定です。
3-3. ヘッダー【 接続口の選択 : 13A: ERHPF13型 / 16A: ERHPF33型 】

バクマの回転ヘッダーは、ERHPF33型(接続口16A)とERHPF13型(接続口13A)があります。
この2つの違いは、流れてくる水(湯)の接続口のサイズが16Aと13Aとがあること。
止水栓からヘッダーまでのパイプの太さによって、①ERHPF33型(接続口16A)か②ERHPF13型(接続口13A)を選択すればよいです。
①回転ヘッダー+保温材セット:ERHPF33型(接続口16A)
ヘッダーは止水栓から給水されるパイプをすべて16A(mm)の太い管にして、ヘッダーから各水栓へ給水・給湯するパイプはすべて13A(mm)に計画しています。

【 ERHPF33型 】屋外止水栓➜ パイプ16A ➜ ヘッダー ➜ パイプ13A ➜ 各給水へ
そこで、接続口が16AのERHPF33型を購入しました。

②回転ヘッダー+保温材セット:ERHPF13型(接続口13A)
ERHPF13型は、接続口がすべて13Aになっています。こちらを選択する場合は、すべてのパイプを13Aにします。
【 ERHPF13型 】屋外止水栓➜ パイプ13A ➜ ヘッダー ➜ パイプ13A ➜ 各給水へ


給水用と給湯用のヘッダーを2本揃えました。
これで、準備は整ったので… いよいよ、水道配管の施工ができます。(・∀・)

配管部品を購入するためには、まずはじぶんで設計してみることが大事です。
水道配管の商品選びと個数が決まったら、配管部品.comで購入してみてください。
実践していくと、設計通りにいかないことも多いです。
在庫や品揃えが豊富なネット通販を利用すれば、安心してスムーズに作業ができました。
あなたの効率よい方法で、配管部品を取寄せてくださいね。
次は、いよいよ施工をはじめていきます。➜初心者が初めにやる施工
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では!

おすすめ>>>「DIY給湯器 -水道配管-」にチャレンジしようと思っているあなたに『おすすめアイテム』です。

保温材付きポリ管・各種サイズ
厚み+長さ | 【 ブルー B】![]() | 【 ピンク P 】![]() |
---|---|---|
保温材5mm厚 30m巻【13A用】 | 型式:EPS-13B05W | 型式:EPS-13P05W |
保温材10mm厚 30m巻【13A用】 | 型式:EPS-13B10W | 型式:EPS-13P10W |
保温材5mm厚 30m巻【16A用】 | 型式:EPS-16B05W | 型式:EPS-16P05W |
保温材10mm厚 30m巻【16A用】 | 型式:EPS-16B10W | 型式:EPS-16P10W |
保温材なし・各種サイズ

サヤ管・各種サイズ
回転ヘッダー+保温材セット・各種サイズ
