前回の記事
【窓枠の悩み解決】内窓のメリットは知っているのに、取付け枠が狭くて諦めるのは早い!ふかし枠で出っ張り感が気になるなら、YKKapの『かんたんマドリモ内窓LiteU』を試してみよう!
古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
内窓を検討中で、窓の枠の幅が足りないことで悩んでいる人は多いです。
- 窓枠の測定をすると、ふかし枠が必要
- 出っ張りのある窓になりそうで嫌
- 失敗した時のリスクが大きい
これまでDIYで内窓を取付けるために、窓枠には73mm以上の取付け枠が必要であることをお話しました。
壁の厚みがあるお宅や出窓への設置なら、73mmを超えるはずです。
実際に測定してみたら、窓枠が全然足りないケースは多いです。
そういった場合に、既存の窓枠に取り付けるふかし枠のオプションがあります。
ふかし枠を取り付ける場合、出っ張りができて部屋が狭くなったように違和感を感じてしまうこともあります。
内窓にチャレンジしてみようと思ったのに、無理だと諦めていた方に『かんたんマドリモ内窓LiteU 』をご紹介します。
狭い窓枠43mmで取付けができ、部屋の出っ張りも目立ちません。
プラマードUよりも値段が安いので、「これならやれそう!」と後押しができると思います。
最後までぜひご覧ください。
- この記事のポイント!
- 取付枠が狭い43mmで内窓が取付けられる、お手軽かんたんにできる内窓LiteUを紹介します
私がDIYで取付けた内窓は、 YKKap『 プラマードU 』という商品です。
全部で3ヵ所に取付けました。
内窓DIYでの難しい点は、そもそも取付けたいと思っている窓枠に必要な枠幅73mm以上が存在しているか?だと思います。
- こんな人に読んで欲しい!
- 内窓に興味があるけど、取付け枠が狭くて無理そう
- 部屋の出っ張りが気になるし、ふかし枠は意外と邪魔だと思って諦めた
- 内窓を取付けてみたいけど、もっと気軽に簡単にDIYできる方法を知りたい
- 値段が安くて、選択肢がシンプルな内窓がいい
取付け枠幅が狭い43mm|YKKapかんたんマドリモ『内窓 Lite U』
1-1. 内窓LiteUの特徴|5つをわかりやすく解説
外見はあまり変わらないのに、性能がランクによって変わってくることはよくあります。
内窓に関して言うと、ガラスの厚みの差や単板(1枚)か複層(2枚以上)かによる違いは、極めて性能に影響してきます。
今回紹介する『 内窓 LiteU 』にあるLite=ライトは、軽いといった意味ですが、重さまたは程度の軽さを意味します。
内窓LiteUのコンセプトに当たると思うのですが、要は内窓プラマードUよりもお手軽で簡単に取付けできるということです。
これから内窓LiteUの特徴について、わかりやすく解説していきますね。
特徴①ラインアップ|引き違い窓(2枚建 )のみ
ずばり、LiteUのラインアップは引き違い窓の2枚建のみです。
プラマードUの場合、選べる窓の種類がたくさんありました。
一般的に内窓を取付ける窓に多いのが引き違い窓(2枚建)なので、この1点に絞っています。
LiteUでは窓の種類(FIX窓や内開き窓など)を選べないので、引き違い窓の2枚建以外を探している場合はプラマードUを選んでください。
また装備もすこし簡素化されていて、クレセント錠が付属されていません。
つまり鍵をかけるという防犯面は、期待できないということです。
既存の窓での鍵の開閉があれば内窓に鍵は必要ない場合や、断熱効果や防音効果に期待している場合には問題ないと思います。
あとは普通に、外れ止め金具が装備されていたり、引手部分にはくぼみのついた舟底引手がついています。
特徴②LiteUのひみつ
では次にLiteUについて、解説していきます。
LiteUの奥行き寸法はわずか40mmで、窓枠の寸法は最低43mm必要となっています。
窓枠が狭い場合でもこの幅ならすっきり枠内に納まるので、室内側への出っ張りがなくなります。
あとで詳しく解説しますが、プラマードUとLiteUの最大の違いは窓枠の幅が狭い場所でも、ふかし枠なしで取付けできることです。
そもそも内窓じゃなくて、外窓を性能の良い窓に交換すればすっきり解決すると思っていませんか?
断熱の秘密は、今ある窓(外窓)と新しい窓(内窓)の間に生まれる空気層によって壁の役割をしてくれています。
壁の薄い家と壁の厚い家を比べると、防音効果や断熱効果に差が出ます。
窓ガラスは所詮数ミリの厚みしかないので、空気層の壁を作ってあげると性能UPになるのです。
また、内窓の窓枠には樹脂素材が使われています。
今ある窓(外窓)をご覧になったらわかると思いますが、アルミ金属を使用している外窓が一般的です。
樹脂素材の場合アルミ金属よりも熱伝導率が低く、約1/1000と言われています。
フレームを通して伝達されるのを防ぐため、夏の熱い外気や冬の寒い外気に左右されにくい特徴があります。
これはあくまでも目安ですが、1窓取付ける時間が短くて済みます。
正直、DIYに慣れている人でしたら、30分以内で簡単に施工完了となると思います。
特徴③ガラスの種類|3種類から選ぶ
ガラスの種類は一般的な透明ガラス3mm厚、片面に凹凸のある型ガラス4mm厚、樹脂製のスチロール樹脂板4mm厚の3つから選ぶことになります。
低い位置(床面から60cm未満)に設置する場合は、モノが当たりやすくなり割れて危険度が増します。
安全面を考えて、破片が飛散しにくい樹脂板を選ぶほうが良いですね。
※今回紹介するネット注文では、残念ながら樹脂板の取り扱いがありません。
紹介したものの、ガラスのみ注文が可能となっていますのでご了承ください。
プラマードUには複層ガラスという2枚ガラスがありましたが、LiteUには1枚ガラスのみです。
特徴④窓枠の色|木目ナチュラルかホワイトの2つ
プラマードUと比べると、色バリエーションは少なめになります。
木目ナチュラルかホワイトの2パターンの選択です。
内観色とは家の中から見える樹脂部分の色のことで、外観色は外から見える色です。
内窓なので、外観色はあまり気にならないかなと思いますが、外観といっても既存の窓から透けて見える感じくらいです。
カラーバリエーション
取付イメージ
特徴⑤内窓LiteU 最大の特徴|取付け枠43mm
取付け枠というのが窓の木枠部分のことです。
プラマードUの内窓では、この枠の幅が73mm以上必要です。
この幅をクリアしていない枠の場合、ふかし枠を取付けなければなりません。
そうなるとスマートではないんですよね。
- ふかし枠を取り付けると、今までより出っ張り感が出る
- ふかし枠を注文する(オプション有料)か、自分で準備して取付ける手間がかかる
工程が増えると、費用や時間、手間のリスクが増えるため、今のままで我慢しようと諦めてしまいがちですよね。
実際はやってみたら意外と簡単だったという印象を私は持っているのですが、人それぞれの感覚でもあります。
そこで、これまでの取付け枠の壁である枠の73mm幅を緩くしてくれた商品が『内窓LiteU』なのです。
奥行き40mmとうたっていますが、取付けに必要な窓枠寸法は43mmになります。
この窓の木枠は狭いのですが、アルミの部分を除いて測定すると43mmあります。
ふかし枠は不要になるので、この状態のままで『内窓LiteU』をDIY取付けできます。
出っ張りの心配もないし、何もしなくても取り付け可能!これが一番簡単でスマートな内窓の取付けになります。
YKKap お客様サポート 問い合わせてみる(電話、メールあり)
施工例の紹介
YKKapで紹介している施工例です。
LiteUは引き違い窓(2枚建)のみですので、このような浴室や洗面所、キッチンなどに取付けできます。
特におすすめの場所は、トイレに内窓を設置することです。
夏は熱がこもりやすいし、冬は寒くてヒートショックに見舞われるというのを聞くと思います。
マンションなどでは、設計上室内の内部にトイレを設けていて、窓がない場合もあります。
一軒家は大体トイレに窓があると思うのですが、やはり窓があるのとないのとでは気温差が断然違います。
狭い空間なのですが毎日必ず利用する場所なので、もし家族に高血圧や動脈硬化が進行している人がいるのでしたら、内窓で対策をしてみてはいかがでしょうか?
1-2. YKKapの『プラマードU』と『LiteU』の比較
プラマードUの場合、好みの窓を選択できるという選択肢の幅は広いです。
一方LiteUは選択肢は少ないのですが、その分迷わずシンプルでお値段にやさしい買い物ができます。
選択肢が少ないメリット、超時短です。
比 較 | プラマードU | Lite U |
---|---|---|
内窓の種類 | 一般的な内窓 | エコ内窓 |
必要窓枠 | 必要窓枠 73mm以上 | 必要窓枠 40mm以上 |
クレセント錠 | クレセント錠あり | クレセント錠なし |
カラー | ラーバリエーション6色 | カラーバリエーション2色 |
ガラス種類 | 複層ガラスあり | 複層ガラスなし |
窓種類 | 選べる窓の種類多数あり | 引き違い窓(2枚建)のみ |
お得感 | DIYで安く取付け可能 | プラマードUより安価 |
リンク先 | 詳細を見る | 詳細を見る |
選べる窓のサイズ|LiteUは腰窓用に
LiteUの内窓のサイズは、プラマードUと比べると少ないです。
幅550mm~2000mm、高さ250mm~1400mmまでになります。
縦長の掃き出し窓は、取付けが無理のようです。
つまり腰窓で内窓を検討している場合、LiteUを選ぶことができますね。
LiteUと同じ引き違い窓(2枚建)で、プラマードUの内窓のサイズと比較してみます。
幅は550mm~2000mmまでと同じサイズまでありますが、高さが250mm~2200mmまでになります。
引き違い窓(二枚建)の比較
- 幅550mm~2000mm
- 高さ250mm~2200mm
- 腰窓・掃き出し窓に取付け可能
- 幅550mm~2000mm
- 高さ250mm~1400mm
- 腰窓に取付け可能
1-3. 内窓LiteUの注文|ネット注文の手順を解説!
- STEP1窓枠の測定をする
- STEP2内窓の選択をする
- STEP3注文サイトの選択をする
STEP1. 窓枠の測定をする
ここからは、どの内窓を注文すればいいのか自分に合った内窓のサイズを決めるために、実際に既存の窓枠を実測していきます。
寸法を間違って注文してしまうと取付けできなくなる場合がありますので、mm単位の採寸を正確に行ってください。
まずは、窓枠の幅が43mm以上あることを確認してください。
万が一ない場合は、自分でふかし枠を取付けるしかありません。
内窓を取付けたい窓の寸法を採寸する
W幅・H高さを少なくとも3ヵ所採寸します。
例えば、以下のように測定した数値の最小値が注文時の寸法になります。
【H1~H3のうち最小値 】H1= 855mm H2= 857mm H3= 857mm H= 855mm
ミリ単位での数値なので、最低2回は採寸し直してください。
※ 1~3のそれぞれの場所の測定の差が3mm以下であること。
窓枠の歪みが大きすぎる場合は加工が必要ですが、神経質になりすぎずに調整すれば意外と何とかなることもあります。
最大値ではなくて最小値にする理由
最大値の数値で注文すると窓枠に入らなくなる可能性があるので、必ず3ヵ所のうちの最小値で注文しましょう。
STEP2. 内窓の選択をする
STEP 1で計測した最小値をもとに、商品を選ぶ
STEP3. 注文サイトの選択をする
DIYで内窓を取付けるために私が内窓プラマードUを注文した、楽天市場のショップをご紹介します。
リフォームの建材が種類豊富なのでDIYでやりたいと思ったら、ここで探せばお目当てのものが見つかると思います。
注文時に、以下のような項目をすべて選択または記入していきます。
プラマードUの注文ではわかりにくく複雑な点もありましたので失敗しないかなと不安になりました。
その点、LiteUはかなりシンプルで簡単になっていますので、注文は安心ですね。
では、さっそく順番に見ていきましょう。
①窓枠の色を、2種類のうちのどちらかを選択していきます。
②窓枠幅の確認です。A寸法が40mm以上あるかどうか選択します。
※YKKapのカタログには窓台見込み寸法(A寸法)が最低43mm必要と記載があります。内窓の奥行きが40mmなので、ここでは40mm表記になっています。
ない場合でも、自分でふかし枠を取付け可能でしたら「有」にして注文しましょう。
なし(取付不可)を選択したら、内窓LiteUは取付できないですけどそれでもいいですか?という意味です。
③外窓のクレセント錠が、内窓と干渉しないかの確認をします。
例えば、今ついている外窓のクレセント錠のレバー部分が長いものだったら、開閉するときに内窓にぶつかって回転できなくなることがあります。
干渉しないイメージとしては、以下の写真のように外窓のクレセント錠を水平状態にします。
( ※この写真は参考写真としてプラマードUを撮影してます。LiteUは内窓にクレセント錠がつきません。)
この場合は、クレセントレバーが短いという条件で干渉しません。
また、クレセントレバーが長い場合でも、内窓を片側に扉を開いた状態でレバーが内窓の枠に当たらない場合は、レバーが長くても問題ないことになります。
または、既存窓のクレセント錠をレバーの短いクレセントに交換してみる。
④窓枠の測定をした、最小値を記入します。
【H1~H3のうち最小値 】H1= 855mm H2= 857mm H3= 857mm H= 855mm
⑤引手位置の選択です。
標準が一般的ですが、希望の位置があれば標準外を選択し、⑥に記入します。
⑥標準外を選択したら、引手位置を記入します。
⑦お届け先を選択します。
※送料は購入手続きにて配送先住所を指定した後に確定します。
個人宅に配達する場合は、送料+別途1150円の料金が追加となります。
⑧配達先の車両の通行情報について選択します。
⑨⑦で選択したお届け先が法人や施設の場合、施設名などを記入します。
⑩数量1でよろしければ、購入手続きへ進んでいきます。
選択肢は2つ!【透明ガラス3mm / 型ガラス4mm】
個人の内窓の受取り|受取り方法は2つ
- 自宅まで配達してもらう
- 西濃運輸(運送会社)の最寄り営業所まで取りに行く
内窓プラマードUの場合、個人宅に配達してもらうと【表示の送料+別途6,000円】でした。
内窓LiteUの場合は、【表示の送料+別途1,150円】です。
最寄りの営業所まで取りに行く選択をした場合は、事前に注文する内窓のサイズが自家用車のトランクに入るのか調べておきます。
西濃運輸・最寄りの営業所検索
送料の注意事項
内窓を楽天市場で購入する場合、購入金額の合計が3,980円以上だと送料無料になります。
ただし、クール便・大型宅配便は対象外となるので、内窓もほぼ対象外となっていて送料無料にはなりません。
※一部、送料無料となっている商品もありますが、個人宅送料は別途追加になります。
個人宅配送の場合、別途1,150円(個人宅送料)追加となる。
西濃運輸の営業所止めの場合、通常送料のみ。
北海道や沖縄地方、離島や遠隔地への発送の場合は、更に別途送料が発生する。
営業所止めにした場合、西濃運輸の営業所の最寄りの支店で受取ることが可能。
内窓は大型商品になるので、送料無料にはならない。
大型商品の場合、日時指定配達ができない。
出荷翌日以降、メールとお問い合わせ番号で配達状況を確認する。
配達は、1階軒先降ろし(車側渡し)が基本。
注文確定後の変更・キャンセルは、不可。
注文者都合の返品・交換は、不可。
商品間違いや破損などの連絡は、商品到着後3日以内に連絡すること。
注文~受取りまでの流れ
今回の内容は、【 リフォームおたすけDIY楽天市場店 】の販売店での購入手順を紹介してきました。
内窓を購入するための注文内容・考え方については、基本的には同じです。
ただし、販売店の対応などでそれぞれの差別化はあるかもしれませんね。
私が内窓を購入するたびに利用したこの販売店では、数回の問い合わせに対して対応が丁寧で、待たされることがなく安心して購入することが出来ました。
- STEP 1注文注文フォームに記入して購入
- STEP 2連絡販売店から連絡あり(注文フォームの再確認の連絡が来る)
- STEP 3発送連絡メール連絡 → お問い合わせ番号の連絡が届く
- STEP 4到着連絡メール連絡 → 個人宅配送にした場合は、配達前に連絡あり
- STEP 5受取り営業所止めの場合は、営業時間内に商品を受取りに行く
個人宅配達の場合は、基本的に1階軒先降ろし(車側渡し)になる
内窓は受注生産なので、商品が手元に届くまでの期間は下記の赤字を目安にしてください。
注文時に販売店に問い合わせてみると、注文が込み合っているとか通常通りなのかの状況を教えてくれました。
選択肢は2つ!【透明ガラス3mm / 型ガラス4mm】
1-4. 内窓LiteUのDIY取付け
- STEP1枠の取付け1.たて枠の取付け
2.よこ枠の取付け
3.上枠の取付け
4.下枠レールの取付け - STEP2障子の吊込み外障子①②③の取付け
内障子④⑤⑥の取付け - STEP3調整よこ枠にスペーサーを取付ける
たて枠にスペーサーを取付ける - STEP4はずれ止めの取付け上枠と内障子の上端の距離を測る
はずれ止めにワッシャを取付ける
はずれ止めを差込み、切欠きにはめる
はずれ止めを丸木ねじで、ねじ止めする
内障子が外れないか、確認する
STEP 1 枠の取付け|ねじ止め
枠を取付けていきますが、同梱部品の皿木ねじは下枠・たて枠用に使用します。
同梱部品の丸木ねじは上枠用に使用します。
STEP 2 障子(ガラス戸)の吊込み|外障子・内障子
室内側から奥の枠に、①②③の手順で外障子を吊込みます。
手前の枠に、④⑤⑥の手順で内障子を吊込みます。
STEP 3 調整|スペーサーを入れる
建付の調整は、任意の場所にスペーサーを入れることで微妙なズレを修正します。
あまりにも窓の閉まり具合が悪いと感じる場合は、そもそも窓枠の歪みが大きい可能性があります。
よこ枠にスペーサーを入れる場合は、すでに下レールを入れている場合はいったん取外して、下枠と下レールの間にスペーサーを入れます。
扉を閉めた状態で隙間ができたりガタつきがある場合は、たて枠の上下の任意の場所にスペーサーを入れて調整します。
STEP 4 はずれ止めの取付け|
障子を左側に寄せて、開いておきます。
下記の写真は内窓プラマードUで、障子を右寄せで開けてしまっているのですが、測定方法は同じです。
上枠から内障子の先端部までの距離=Aを、測定してください。
14mm<A≦17mmの場合は、1枚ワッシャを取付けます。
17<Aの場合は、ワッシャを2枚取付けます。
ワッシャの枚数が決定したら、付属部品のはずれ止めにワッシャの剥離をはがして貼り付けて下さい。
はずれ止めを図のように差込んだら、切欠きにはめてください。
はずれ止めを、同梱部品の丸木ねじでねじ止めします。
障子を右寄せしたら、反対側もねじ止めします。
障子の開閉確認後、内障子が外れないことを確認してください。
※障子を取り外す場合、逆手順で行ってください。
内窓の取付けは最初は難しそうに思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
枠を取付けていくことが、メインの作業です。
60分以内で取付け完了!とか書いていますが、この記事を一通り読んで作業してもらえば30分以内で出来る内容です。
まとめ|内窓の効果は実感できる!
内窓を取付けると実感できる効果です。
- 遮音効果・・・屋外からの騒音を遮断する
- 断熱効果・・・夏の熱い日差しを遮熱する
- 防露効果・・・冬の暖房を逃さず、ジメジメした結露を防止する
- 防犯効果・・・二重のガラス戸を割るリスクが高いので、警戒する
- 耐風効果・・・台風や突風による、耐風圧強度の安心感がある
この中のどれか一つだけでも嬉しいのですが、これだけ全部の効果を実感できるのならやってみたい!と思っている方もいると思います。
内窓を取付けてみたら、それぞれガラスの性能に差はあるものの、1年間を通して効果を実感するので驚きました。
実際一番不安な点を挙げるとしたら、サイズが合わなかったらどうしよう???という点だと思います。
注文時の窓の実測さえ間違わなければ、大丈夫です。
当たり前なのですが、いいなと思っても実行しなければ効果を得られませんよね。
もちろん、私も最初は不安でしたが『やってみたら意外とできる!』と思ったので、内窓の注文は3回です。
まだまだ気になる窓があるので先が長いのですが、楽しみでもあります。
どうしても不安がある方はトイレなどの小さな窓からやってみて、コツみたいな感覚がわかればどんな窓でもチャレンジできるようになると思います。
あなたや大事な家族にとって過ごしやすい部屋になるように、ぜひDIYでチャレンジしてみてくださいね。
まずは取付けたい窓の採寸をして、適合する内窓を選択していきましょう!
内窓を取付けたい窓の寸法を採寸
W幅・H高さを、少なくとも3ヵ所採寸しておきます。
ミリ単位での数値なので、最低2回は採寸し直してください。
※ 1~3のそれぞれの場所の測定の差が3mm以下であること。
窓枠の歪みが大きすぎる場合は加工が必要ですが、神経質になりすぎずに調整すれば意外と何とかなることもあります。
取付けたい窓が決まったら、実際に内窓を選んでみてください。
選択肢は2つ!【透明ガラス3mm / 型ガラス4mm】
今回紹介したシンプルでお手頃な『内窓LiteU』は、DIY初心者にとって最初に導入しやすい内窓だと思います。
内窓をDIYで取付けるなんて難しいとイメージを持っている方もいると思いますが、まったくそんなことはありません。
むしろ早くやっておけばよかった!と後悔してしまうはずです。
同じ時間を過ごすにしても、過ごしやすい空間が1部屋でもあると安心できますよね。
私の場合過ごしやすい空間にすることが最大の目標なので、先は長いですが安く楽しくDIYできれば最高です。
大きな窓からの騒音や寒暖などの悩みがあるのなら、皆さんにもぜひ試してもらいたいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。