【 駐車場つくり】扉は開かれたのですが、障害がいくつもあって車を停められないっ!?駐車できるように狭い庭をDIYでコンクリート舗装していきます。
wata-siroです。
もともと狭い庭なので、車体がギリギリ入る程度の幅しかありません。
今回は、車を停められない障害を取り除いていきます。
駐車スペースを少しでも広げていきたいので、赤土の部分を舗装するしかありません。
一人で初めてのコンクリート打ちをしてみましたが、これが結構な重労働でした!
①駐車場の【横幅】を広げる
②駐車場の【出入口】の赤土をコンクリート舗装する
③駐車場の【奥行き】を広げる
①横幅を広げる ②出入口の舗装 ③奥行きを広げる
- STEP 1庭石を撤去する
- STEP 2庭土を撤去する
- STEP 3コンクリート舗装する
- STEP 4固まる土を使う
前回の記事

はじめて出来たこの家の駐車場は、普通車には狭い!?少しでも広げてみる。
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駐車場が狭い!DIYで駐車スペースの幅を広げる|コンクリート舗装
初めてできたこの家の駐車場に、3ナンバーの自家用車を駐車してみた。
恐ろしいことに、岩に車体を傷つけそうになった。(*゚ー゚*)ナンテコトダ…
というのも、よこ幅・たて幅 共にスレスレ状態。
駐車場が出来たとはいえ、実際に駐車するのはハードルが高い。
車検証で車のサイズを確認すると、縦幅4410mm、横幅1740mm。
コンクリート部分にぎりぎり駐車できるけど、本当に際どいので毎日駐車するのだとしたら、かなりしんどい。
隣家の壁があって、それを支えるために作られている土台部分がある。
これって、ホントに必要なの???
中は、赤土が入っているだけ。
これが邪魔で・・・車のボディーを擦ってしまいそうになった。(゚ロ゚;ヒヤーーーッ
この土台が無くなって広くなれば、余裕で駐車できると思うんだけどなぁ-。
でも、壁が崩れ落ちてきたらもっと最悪だし・・・(・Д・`)
1-1. 庭石を撤去する|バールを使う
駐車した時、今度は車のバンパーが庭石に当たってしまいそうになった。
手前でストップしたけど、いつもピタリと止まれる自信はない。
タイヤストッパーを設置したとしても、もう少しバックしないと道路側に車がはみ出てしまう。
この際、庭石を撤去しよう!
って、簡単なわけないのに。。。やりだしたら、止まらない。(*´∀`*)ハハッ
シャベルで赤土を掘る、掘る、掘る~!o(*・ロ・*)o オリャ~

えっ!?びくともしないよ・・・
石は少しも動かなかった。
すぐ近くに植木があるので、土の中には根が張っているはず。

あぁぁ~、もう根が見えてきた---!?
ヘトヘトに疲れ果てたところに・・・
父が様子を見に来た。(今回、一緒に来ていた)

こういう時はてこの原理を使うんよ。バール持ってきて。

りょーかい!
急いでバールを取りに行く私。
バールでグイグイっとやると、庭石がグラグラ動き出した。(o゚▽゚)ヤッタァ-
それから、また赤土を掘っての繰り返し。
遂に、一番大きな庭石をゴロンと動かすことが出来た。(^O^)ヤリマシタ!
父と二人でも、持ち上げることなんて絶対無理。
てこの原理は素晴らしい!
即興(そっきょう)で作った台車に転がしながら載せて、邪魔にならない場所に移動させた。( -_・)ジャマダケド…

いやぁ~、腰が抜けるかと思った。
こんな石、もう動かせないかも・・・
庭石を撤去したら、雨などで赤土が流れ落ちてくるので、ブロックで土留めしておく。
車のバンパーがブロックにぶつからないように、低くしておいた。
見た目はイマイチだけど、落ち着いたら少しはマシになるようにしたい。
庭石を取り除いたことで、300mmくらい下がることが出来たので、長さの問題はクリア出来た!
横幅については・・・
コンクリート部分がギリギリ駐車できる狭小スペースなので、横幅もあと300mmくらい広げれば少し余裕が生まれると思う。
1-2. 庭土を撤去する|ジモティーで知り合った、数年ぶりの再会
掘りおこした赤土が、散乱していた。
土嚢袋に詰めていくと、また3袋増えた。。。(*>ω<*)ヒィ
そこへ、真新しい軽トラックが到着。
S夫婦「こんにちは!ご無沙汰しています。」

こんにちは-。
どうも、お待ちしていました。

3年前、土嚢袋に120袋分の土を処分した。
あの時、土を引き取ってくれたS夫婦とまた再会することになるとは思ってもみなかった。
今回もジモティーで赤土の投稿した際、メールでのやり取りで、すぐに気が付いた私。
” 以前お世話になりました。Sさんですよね? ”
イマイチ、ピンと来ていないみたいだったので・・・
” 前に土を持って行ってもらった 〇〇(wata-siro)です。”
何度かやり取りするうちに、やっとわかってくれたみたい。。。(*´﹀`*)ヨカッタ
そして、今回もまた土を持って行ってもらうことになった。
S夫婦「いや~、またこんな風に会えるなんて。縁があるねぇー。」

本当に、びっくりしました。
S夫婦「まだ、リフォームしているの?」

はい、そうなんですよ~。
それに・・・まだ住んでもいないんですよ。(笑)
早速、出来たばかりの駐車場に軽トラックを停めてもらう。
軽トラックなら、この狭い駐車場の幅でも楽々だった。

この駐車場。。。
普通車だったら狭いけど、軽自動車なら余裕なんだなぁ~。
あるだけの土嚢袋を荷台に積み込んでもらう。
今回も不要な産業廃棄物を、無料で持って行ってもらうことが出来た。
お陰様で、少しは庭が片付いた。
S夫婦の自宅では、趣味で畑仕事をしているらしい。
今は定年後の余暇を夫婦で楽しんでいるみたいで、なんかいいなぁ~と。。。(´∪`*)ステキ
S夫婦「今度、うちにも遊びに来てね! 」

いいんですか?
是非、お邪魔させてもらいます。
わたしのDIYにも応援してくれて、お別れした。(´・∀・`)ノサヨナラ~
ひとつ、引っ掛かったことがあった・・・
S夫婦「 独身の息子が帰って来るから、お盆に来てね。」
そう言っていた。

・・・え!!?(・◇・。)
1-3. コンクリート舗装する |施工前の準備が重労働
駐車場の横幅を少しでも広げたい。
駐車場出入口をコンクリート舗装する。
これくらいだったら数日で出来るんじゃないかと、準備にとりかかる。
- STEP 1土を掘る
- STEP 2枠を作る
- STEP 3材料を混ぜ合わせる
- STEP 4枠内に流し込む
- STEP 5コテ均し
駐車場の土間はコンクリート仕上げ【 モルタルとの違い 】
駐車場の土間は、コンクリートで仕上げていく。
モルタルに比べてコンクリートの方がセメント比でコストが安いので、一般的にも使われることが多い。
コンクリート:【セメント:砂:砂利=1:3:3】25kg:72kg:72kg+水(セメントの半分)
モルタルには【砂利】がない。
モルタルとコンクリートの違いは、どちらもセメントが主成分で、砂利があるかないかの差で強度が変わる。
モルタルはセメントの比率が高い上に砂利が無いので、コンクリートよりも強度が高い。
また、ひび割れをしやすいデメリットがあるので、建物の大きな部分よりは目地などに使われる。
コンクリートはひび割れしにくい特徴から、建物の基礎など大きな部分に使われる。
- 強度がある
- ひび割れしやすい
- 目地など狭い部分に使われる
- 表面がきめ細かく、つるんとした仕上がりになる
- 砂利を入れる
- ひび割れしにくい
- 建物の基礎部分に使われる
- ザラザラとした粗い仕上がりになる
砂利は別名【粗骨材】と言われて、直径5mm以上の砂利のことを指す。
コンクリート舗装に必要な材料と道具【 セメントは強アルカリ性 】
駐車場の赤土をコンクリートにするために、必要な材料を買い揃えていく。
とりあえずホームセンターに行ってみたものの、生セメントは1袋25kgもあるのでアラフォー女の私が抱えるのはさすがにつらい。
そうは言っても自分でするしかなので、気合いをいれて車のトランクに乗せていく。
基本的には、【生セメント】と【砂利】と【砂】を購入する。
袋に必要な材料が書いてあるので参考にする。
材料だけでなく、道具も準備しておく。
- 生セメント
- 砂
- 砂利
- 水
- トロ舟
- ショベル
- 木枠
- 左官コテ
- 作業手袋(ゴム手袋)
強いアルカリ性なので手荒れを起こし、皮膚が元に戻るまで時間がかかる。
アレルギー体質の人は特に注意して、マスクや服装にも気を使うべき。
駐車場の横幅を広げる【 手練りでコンクリート作成 】
①土を掘る
厚みがないと、車の重量に耐えられずに割れやすくなる。
深さは最低でも100mmは必要。
②木枠を作る
厚めの足場板で型枠をつくる。
ブロック塀を解体した時にでた廃材を、一緒に入れてみた。
廃材は微妙に大きい石や鉄筋があって、処分に困っていたのでちょうどいい感じ。
それと、ブロックがいっぱいあるので支えに使う。
③材料を混ぜ合わせる
生セメント投入
砂(細骨材)投入
砂利(粗骨材)投入
鍬(畑作業用)で混ぜ合わせていく
ここまでは、まだ体力があったのですんなり工程が進む。
ここからが地獄の始まり。。。
水投入
ここから一気に体が動かなくなってしまう・・・
水分を吸収した瞬間から、急にG(重力)が加速していった。
まんべんなく混ぜ合わせるために、無言でひたすら畑仕事みたいに耕していく。
水加減は慣れるまで少し難しい。
季節によっても水分量は変えたほうがいと思うけど、表面から少し水が出ているくらいが均すのにちょうどいい。
逆に水が多くなると全体のバランスが悪くなって、重さで砂利が沈み、表面はツルツルのモルタル仕様になってしまう。
コンクリート投入
これだけ必死に練ってコンクリートをつくっても、たったの1/3程度しか埋まらない。
今回使った材料は、生コン半分に対しての材料。
材料費はそれほどかからないにしても、半端な気持ちでは手練りはできない。
④コテ均し
コンクリートは重みで沈んでいくので、たっぷりの量を流しいれておく。
左官で使うコテをつかって、表面を均す。
ここで、人が歩く場合は滑ると危険なので、あえて表面に傷を入れていく。
掃除用ホウキの先をつかって、表面を削っていけばザラザラになる。
このひと手間をやることがポイント!
駐車場をつくりたいとか庭を土間にしたい場合は、生コン搬入するか本格的な道具を揃えてやる方がいい。
体力あるがっちり筋肉系男子か、複数人で一気にやることがおすすめ。
何が大変かというと、まず ①材料調達 ②土を掘る ③材料を練る、の作業をする体力と時間がかかる。
広い範囲をコンクリート土間にしようとする場合は、まず狭い場所で実験してやってみるのがおすすめ。
セメント 1/2 袋分・砂・砂利・水 … ( セメントに対応した比率 )
コンクリートを作る手間を少しでも省くための道具
コンクリート内の気泡を無くして強度を高めるための道具
コンクリートを流しいれた後は、しっかり乾燥させていく。
季節によって乾燥時間の差はあるものの、24時間くらいで表面が乾いてくる。
人が歩くことが出来るくらい固まっている。
重量のある車を出し入れする駐車場の場合、2週間くらいしっかり乾燥→硬化させるのが基本。
1-4. 固まる土を使ってみる|かんたんで使いやすい!
固まる土は、コンクリートよりもかんたんに施工できることが大きなポイント。
固まる砂を厚みを50mmにして敷き詰めて転圧したら、水をたっぷりかけて待つだけ。
施工した場所は、排水路としての道をなだらかにつくりたかったことと、赤土のままだと汚れが目立つので狭い範囲に使ってみることに。
水をかけてから約3日~1週間で固まる、駐車場に最適な固まる防草砂です。水をかけるだけなので、施工が楽々です。耐久性に優れ、水はけがよいです。

今回の施工では表面がガチガチでしっかり固まっていて、ひび割れもない。
数年後に経過観察しても、ひび割れは無い。
ホウキで掃くと表面の砂が少し削れているのかもしれない。
それでもしっかり固まっているので、特に人が通ったり歩く場所ではないところに使用すれば長持ちする。
作業準備を整えてから施工しないと、手荒れなどの皮膚・健康被害のおそれがある。
固まる土は人が通らない場所に使用するなど、使い方によってはアクセントになるし、かんたんで使い勝手が良い。
いかがでしたか?
今回はDIYで狭い駐車場を広げてみました。
初めてのコンクリートつくりはかなり過酷で、正直疲れますね。
もし、やるなら季節の涼しい時期を選ぶことと、体力のある人と組んでやるといいです。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では