前回の記事
【 駐車場つくり 】ブロック塀を解体してようやく実感!初めてこの家に駐車場が出来る
古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
前回の記事では丸一日かけてブロック塀の解体工事が行われ、真っ暗になってから工事が終わったので、全容が見えていませんでした。
ブロック塀を解体したことで、出入りができる駐車場として最低限の条件が整いました。
ようやく開口できたのですが、ブロック壁を取り払うことで改めて課題も見えてきました。
いままで隠れていた敷地内には土や岩が山積しており、雨で水が溜まりやすくなっています。
また、道路との境界部分には明らかな段差ができています。
このような状態で、「実際に車を停めることができるか?」という検証が必要になりました。
- 検証➜ 課題その1:敷地内の岩や土
- 検証➜ 課題その2:敷地と道路の高低差
この家に初めての駐車場ができるためには、課題をクリアしなければならないようです。
今回は、ブロック塀解体後の課題を検証し対策を立てていきます。
- この記事のポイント!
- ブロック塀解体工事の課題を検証しました。
車が駐車できるようにするためには、舗装して段差を解消する必要があります。
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初めてこの家に駐車場が出来る!でも駐車は不可
ブロック塀の解体日の夕方、予報通りの雨が降ってきました。
日中は雨が降らなくてよかった…。
(*´ω`*)ギリギリセーフ
斫った部分はモルタルで処理しているので、雨に濡れるとモルタルが流れてしまいます。
そこで、雨除けにブルーシートなどを被せて養生しておきました。
すっかり真っ暗になってしまったのですが、写真におさめておきたくて…車のヘッドライトを照らしてみました。
ここまで至るまでが長かったせいか、感慨深くなりました。。。(o゚Д゚o)シミジミ
すっかり壁がなくなってしまった…
モルタルがしっかり固まるまで、養生した状態のまま数日間そのままにしておきました。
1-1. ブロック塀の解体後のAfter 【 側溝の蓋を取付ける 】
戸建て住宅なら、1台分の駐車場くらいはどこの家にもあるかと思います。
この家を建てた祖母は生涯運転することがなかったため、何十年もの間この家には駐車場がなかったのです。
代わりに物置きが設置されていたため、解体して撤去しました。
そんな駐車場もない家でしたが、ついに・・・駐車場ができそうです!!
こんなにワクワクしたのは久しぶりかもしれません。
大袈裟ですが、念願の駐車場です!
①側溝のふたを買う
ホームセンターに寄り道して、側溝の・・・蓋を購入しました。
サイズは、「 U字溝240蓋 330×45×600㎜(約19㎏)」 1枚900円(税込み)
この側溝蓋を、4枚購入。
1枚が約19㎏なのですが、これくらいなら私にも運べる重さです。
そう考えると、解体したブロック塀1個の重さは、25~30㎏くらいあったにではないかと思いました。
あんなに重たかったのか・・・
とりあえず4枚購入しましたが、このあと足りなくて駐車ができないことに気が付きます…。
②ブロック塀解体後のAfter【 駐車場がある感動!!】
ブロック塀の解体後はすっかり真っ暗になっていて、よく見えていませんでした。
わぁ~明るい!!!
第一印象でした。
そして、今まで閉鎖的だった庭の中が、外から丸見え!?になってしまいました。
これは物置きを解体する前の様子です。
Before
奥に物置きの屋根が見えますが、外から見ても庭の中がどうなっているか見えない家でした。
つぎに物置きを撤去したあとは、庭にすっぽり空間ができていました。
物置きが無くなったことで圧迫感が無くなり、すごく風通しが良くなりました。
そして、これが今回ブロック塀を解体した後の様子です。
After
「あれっ?この家って駐車場あったんだ~」と、不思議な感じです。
家が全部塀で囲まれていたので、物置きが無くなってさらに壁も撤去したら、すごく風通しが良くなりました。
早速、ホームセンターで購入してきた側溝蓋を4枚置いてみます。
置いてみてわかったのですが、「これじゃ脱輪してしまう!?」と。
両端に最低2個は追加しないとダメなようです。
黄色のプラチェーンは、わたしが即席で作った柵です。(*´∀`)トウセンボ
簡易的なものですが、意外と長持ちしていて…今でも役立っています。
1-2. 駐車場は未完成!?【 段差がありすぎる 】
実はこのままでは、クルマの駐車は出来ません。。。ヾ(。>﹏<。)ノ
道路との境を見てみると、一目瞭然です。
斫ってもらった「基礎部分」が道路側よりも高く、段差があります。
事前に業者と話し合ったのですが、『敷地側の高さに合わせる 』という話でしたので、この段差は承知していました。
道路は写真の右から左へ下りの坂になっているため、左側に高い段差ができてしまいます。
この件に関しては、段差プレートといったような商品を使うか・・・今後の課題です。
①施工前の課題を検証【 課題1:敷地内の岩や土 】
次に、敷地内にはセメントで岩を固めている部分があります。
- 検証➜ 課題その1:敷地内の岩や土
- 検証➜ 課題その2:敷地と道路の高低差
『物置き撤去後にできた課題』記事の中で 課題1 敷地内の岩や土について について、改めて検証してみました。
業者依頼の駐車場工事の見積り内容は、
- 見積書の内容
- ブロック塀解体工 3.2M×1.5M 30,000円
- 基礎部分 斫り工事 10,000円
作業の項目はこれだけです。
「ブロック塀解体」とそれを支える「基礎部分の斫り」をしてもらう内容になっていました。
でも、それだけでは到底駐車場の完成とはなりません。
ご覧の通り岩や土の撤去をしないと平らにならないので、車が入れません。
こんなにも岩やブロックが接着しているので、斫る道具がどうしても必要になります。
ハンマードリルは穴あけに活躍しますが、このような岩やコンクリートを斫るためには斫り機という電動工具が必要です。
電動工具を選ぶときに、パワーがないものを選んでしまうと人間のほうが疲れてしまいます。
より性能が高いものを選びたいのは山々ですが…買うと数万円します。
工事費を安くしてもらっても、一度きりの電動工具で高額を支払う勇気はありません。
私がこの岩を斫っている姿を想像しただけでも、体中を壊しそうでゾッとします…。
それで、実際に行ってもらった工事はというと…
ここまでやってくれていました。
ブロック塀より敷地側内部の岩やコンクリート接合部分、更には赤土まで綺麗に無くなっています。
周囲の土はもう少し撤去して均せば、あとは何とかなりそうな感じです。
ブロック塀の解体だけでなく不要な岩や土の斫りから撤去まで、本当によくやってもらいました。
斫った岩やコンクリートは、業者さんの好意(追加費用は5千円)で全部処分してもらっています。
これも前回の記事で説明しましたが、解体後の約40個分のブロックを自分で産業廃棄物の処理場へ運ぶつもりでした。
「なんとかなるんじゃないか」と無謀に思っていた自分が、今では恥ずかしくなります。
あれは私一人ではどうにもできなかったはずです。
外構工事は、素人が簡単に考えている以上に過酷だと感じました。
②施工前の課題を検証【 課題2:敷地と道路の高低差 】
物置き撤去後にできた課題の 課題2 敷地の高低差による水はけ問題 について、検証してみました。
ブロック塀を取り払う前に、特に心配だったことがありました。
- 敷地側の高さと道路側の高さに、高低差(=段差)ができるのではないか ?
- 敷地側が低い場合は、雨水等が流入する恐れがあるのではないか?
もし高低差がある場合は、敷地側に水が流れてくるので「コンクリートの重増しをしないといけない」ということを想定していました。
以前は赤土が盛り上がっていたせいか、赤土を均してみたら高低差は感じませんでした。
ちなみに、基礎部分はディスクグラインダーという電動工具を使って切ります。
表面をある程度平らにするためには、技術や経験が必要です。
ただ、このままでは完成したとは言い切れず、赤土部分は雨で汚れてしまうので自分で舗装していく必要があります。
快適に駐車できるようにするためには、まだ課題があるようです。
- 駐車場の課題点
- 入口が赤土のままだと、雨で水溜まりができてタイヤや道路が汚れてしまいます
- 斫った基礎部分は、左右に段差があるのでタイヤが傷みやすくなります
- 思ったよりも駐車の幅が狭く感じました
細かい舗装は自分でやっていくつもりです。
まとめ 初めてこの家に駐車場が出来る!|ブロック塀解体後の検証
外構工事は作業がかなり大変な部類に入るので、基本的に費用が高額になってしまいます。
そんな中、私が依頼した業者の方は予想以上に作業をしてくれて、有難いことに全部で5万円以下でやってくれました。 前回の記事
- 駐車場のブロック塀 解体工事費:48,500円(税込み)
- 【 解体内容 】
- 3M幅分のブロック塀…ブロック35個+基礎部分
- その他諸々…駐車ができるように、コンクリートや岩などの撤去
- 瓦礫処分…5,000円で請け負てくれることに!
ただ、これからは車が駐車しやすいように改良していく必要があります。
今のままでは、スムーズに駐車は出来ませんでした。
- 側溝のふたを追加する
- 基礎部分の段差を解消する
- 赤土の地面をコンクリートにする
一人前の駐車場にするために、【 駐車場つくり 】はまだまだ続きそうです。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では
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