古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
庭土を大量に処分することになったので、土嚢袋に入れて無料で処分することができました。
土の処分で困っていませんか?
今回は、不要になった大量の土を無料で処分した経験をお話しします。
趣味のガーデニングでいつの間にか土が増えて、
処分したいけど・・・
こんなふうに困っている人は、結構多いと思います。
庭に使う材料や道具は、楽しみが優先してその時は高くても大量に買ってしまい、不要になって処分するにも結構お金が掛かってしまいます。
今回は、不要になった大量の土を無料で処分した経験をお話します。
- 小さな庭がある
- ガーデニングが好き
- 植物が多い
- 花が好き
色々と趣味が多いと、不要な道具や土が出てきて・・・
長年積み重ねてきた分、片付けるのは容易ではありませんよね。
そういえば・・・土って、どうやって処分すればいいの?というお悩みを解決していきます。
遺品整理、危険な庭を片付ける
この家には、小さい庭があります。
庭!???と言えるような場所ではありませんが、そこは土が盛りあがって雑草は伸び放題です。
なんだかわからないモノが放置された・・・ ゴミの山!? といったところです。
ここはとにかく私の苦手な虫が多い場所で、近づくことはほとんどありません。(; ̄Д ̄)
私の祖母は花好きで……
狭い家の中や外にいっぱいに鉢を並べて、展覧会をしていました。
家の床が潰れる!?といっても過言ではないほど、どこを見ても鉢が並んでいました。
水やりも毎日行うので、湿気が多く家全体の湿気やカビの傷みが目立ちます。
行き場のなくなった陶器やプラスチック製の大量の鉢やモノが、この庭の至る所に放置されている状態。
畑仕事や花を育てることが好きだった祖母は、自分で土つくりをしていました。
私が引き継ぐこの家にはかつての華やかさはなくなり、すべて不要になりました。
さすがに土が盛りすぎて、簡易的に作った柵が崩れ落ちてきそう……!?Σ(‘◇’*)
そんな危険を感じていました。
ブロックを積み上げて、所々を鉄線で支えている手作りの簡易柵です。
なんとかしないと、そのうち崩れて通り道が塞がれてしまいそうです。
家の遺品整理をしていくうちに一番厄介だったことは、ゴミとして捨てられないものを処分することでした。
考えてもみなかったのですが、土の廃棄処分を行うことはかなり重労働で大変なことでした。
不要になった大量の土を処分する方法
不要な土が大量に出てきても、土は一般ごみとして捨てることができません。
同じように土の処分で悩んでいる方は多いようです。
土の処分方法について調べてみました。
2-1. 土はゴミに出せない
お住いの自治体から配布された、ゴミの分別冊子やホームページを見てください。
どこの自治体も、同じように書かれているはずです。
庭からでた土・砂・石は一般ゴミとして受け入れることはできません。
ここは土・砂・石ばかりだったので、これには参りました。
2-2. 土・砂・石を回収してくれるところ
まずは、最初に自治体に問い合わせてみました。
その地域で受け入れ可能な場所を教えてくれます。
1、自治体にごみの収集・分別の問い合わせをする
- 自治体によっては回収するところもある
- 土・砂・石は自治体での受け入れは不可
- 産業廃棄物を取り扱う処理場で廃棄する(有料)
次に、業者を探してみます。
2、業者に頼む(有料)
- 不用品回収業者 ➡全国の不用品ゴミの回収
- ホームセンター
- 園芸店
- 石材店
大量のごみを処分する場合は、トラックでまとめて処分してもらうパック料金がお得です。
家の中の不用品は、計画的にまとめて処分したほうがいいです。
何度も来てもらうと費用が高くなってしまいます。
\ 全国の不用品おかたづけのご依頼にお応えします! /
最後は、自分で体を動かして何とか処分する方法です。
実際これが一番安く済みますが、労力や時間がかかるので、処分量によっては大変な作業になるかもしれません。
3、産業廃棄物の処理場へ自分で運ぶ
- 廃棄するゴミを計量して、その重さ分だけの『処分費用』を払う
産業廃棄物は、自治体のゴミ収集では受け入れてもらえません。
2-3. 産業廃棄物とは
可燃ゴミでもない、不燃ゴミでもないもの、産業廃棄物と呼ばれています。
産業廃棄物を取り扱う業者は、専門分野があるのを知っていますか?
- 木材
- 金属類
- 土・石・砂
- ブロック・コンクリート
業者によっては、専門外のモノについては取り扱いがないところもあります。
例えば金属類しか受け入れない業者もあれば、土やコンクリート類の受け入れを専門にしている業者など。
事前に問い合せて確認する必要があります。
① 土の処分の場合|処分費用が必要
産業廃棄物の取り扱いがある業者に、土の処分費について問い合わせてみました。
土の処分費用
②のトラックに土だけを乗せて、指定場まで運ぶ場合はかなり安いです。
1トンは1,000kgなので相当の量を処分できます。
公道で、荷台に山盛りに積まれた土を運搬しているトラックを見ることがありますよね。
ショベルカーで土を積荷して、自動で荷台が動くようなトラックで土の積み下ろしする場合は容易なのかもしれません。
個人でトラックの準備をするためには、レンタル費用がかかる点を考えておきます。
少量の土を処分したい場合は、土嚢袋に入れて処分場まで運べば安く処分できます。
電話で問い合わせた時に、トラックで搬入する場合は土嚢袋から全部出してもらう必要があると言われました。
大量の土を処分したい場合は、自力でやるのは途方も暮れます。
積み上げ時には、ショベルカーなどの重機が必要になるかもしれません。
土の処分は、とにかくお金がかかります。
② 金属の場合|資源の買取あり
産業廃棄物の中でも、金属類だけは現金で買い取りしてくれます。
庭の片づけをしていたら、あちこちから金属類が出てきました。
釘や金具、銅線、アルミのフレーム、それから未使用の鉄の焼却炉!?
祖母は、とにかく捨てずに何でも取っている人でした。
無造作に捨てられていると言うべきか・・・!? Σヾ( ̄0 ̄;ノ
金属の買取を専門に取り扱う業者に持ち込んで、買い取ってもらいました。
・金属の中でも、銅や真鍮は資源単価が高いので、まとめて買い取ってもらうとお小遣い程度になったりします。
➡真鍮は5円玉硬貨に使われています。
資源はリサイクルできるので、お金になります。
少しでもプラスになって、よかったです。 v( ̄∇ ̄)v
日曜日になると軽トラックで廃品回収車が来たりしますが、無料で持って行ってくれる不用品は、お金に変わる金属類ばかりです。
逆にお金にならない家具などの木材は費用を取られてしまうので、普段から資源の種類を分別しておくといいです。
日々変わるスクラップ買取価格をみておくと、スクラップ費用の変動が分かります。
家に眠った貴金属をお金にしようとする訪問業者が多いです。相場を知らないと損をするので気をつけてください。
大量の庭土を、無料で処分する方法
庭土を大量に処分するためには、どうしてもお金がかかってしまうようです。
私の場合、体力も男性並みにはないのでとても悩みました。
トラックの積み下ろしで自力で処分する方法が一番安く済みそうですが、軽トラックのレンタルで何回かに分けて運ぶことになりそうです。
費用も労力もかかり、合理的ではありません。
最終的に大量の庭土を無料で処分するためには、土嚢袋を準備して自分で土を詰めて処分していくことにしました。
ただし、産業廃棄物として処分する方法ではありません。
土が必要な人に、直接引き取ってもらうことにしました。
- STEP1庭の整理をする
とりあえず土嚢袋に土を詰めていく
- STEP2近所の人に譲る
声を掛けてみたら意外と「土が欲しい人」は近くにいる
- STEP3地元の掲示板『ジモティー』に掲載してみる
交渉成立!すぐに「大量の庭土が欲しい人」がいた!!!
3-1. 庭の整理をする
近くのホームセンターで土嚢袋を買ってきました。
見た感じ素材が薄くて破れそうな土嚢袋と、なかなか破れそうにない頑丈な土嚢袋の2種類が並んでいました。
値段の違いがあり、実際にどちらも試しに使ってみました。
①土嚢袋の選び方
薄い土嚢袋を使うと耐久性が落ちるので、たくさんの量を入れることができません。
運搬するだけの一時的な使用をする場合は、薄くても安いほうがコスパが良かったです。
土嚢袋としてしばらく放置する場合は、紫外線に弱いため破れてしまうので少し高くても耐久性のある袋を使ったほうがよさそうです。
②詰め込む作業
祖母が花用に作った土は、柔らかくてふかふかしていました。
この場所をちょっといじれば、ミミズが顔を出すので作業が進まないのです 。
私は虫が苦手だから。。。ヽ(゚Д゚;)ノ!! ギャー
どんどん土を掘り起こしていくと、やっと歩く場所が確保できてきました!
さらに掘り進めると、土の中にブロックが埋まっていたりゴミが混じっていたりして、何度も中断してしまいます。
思った以上に土嚢袋が必要になり、足りなくなってしまいました。
とりあえず、大きいサイズのプランターに土を入れておきました。
また、ホームセンターに行ってこないと……
狭い庭なのに場所をとるので、なかなか片付きそうにありません。
3-2. 地元で土を譲る
家の3~4軒越しに、畑をしているご近所さんがいました。
家が一軒建つくらいの敷地に、畑をしているようで……
そのお宅に軽い気持ちで声を掛けてみました。
土が余っているのですけど、よろしければどうですか???
さっそく、大きめのクルマで取りに来てくれました。(・∀・)
土嚢袋25袋くらいをもらってくれました。
人に譲る場合は土嚢袋に入れておくと運搬しやすいので、相手も受け入れてくれやすいです。
少しでも減ったのでよかったです!
自分にとっては不要なものでも、探せば土が必要な人がどこかにいるはずです。
もしかしたら、近くに土が必要な人がいるかもしれないですよ。
3-3. 地元の掲示板『ジモティー』に投稿してみる
最初は予想ができなかったのですが、土嚢袋に土を詰め始めて100袋以上になっていました。
庭が狭くて置き場もないのに、このままじゃ全然片付かない。。。ドウシヨウ φ(.. )
重い土を安く処分する条件としては、近くの人に譲ることが最善だと感じていました。
どうにかしないとと焦りがあり、苦渋して考えた方法は、地元の掲示板『ジモティー』を利用してみることでした。
地元の掲示板『ジモティー』 とは?
➡地元で直接手渡しできて、不要品を取引できるサービス
郵送などで全国の人との取引もできますが、大型商品などは直接手渡しが可能な地元の人と取引する利点があります。
ダメモトでも、ジモティーに投稿してみると意外と声がかかるかもしれません。 (o^∇^o)ノ
- STEP1必要項目を入力して会員登録をする
- STEP2投稿フォームに不用品の内容を入力して掲載する
- STEP3問合せが来たら、すぐ返信する
- STEP4受け渡し・支払い方法を相談して、取引が完了!
- STEP5取引相手が決まったら、問合せの受付を終了する
会員登録や連絡メールの応答など、難しいことはありません。
ただし相手との交渉が成立したら掲示板で募集を停止しておかなければ、他の人から連絡が引き続き届くことになります。
① ジモティーに投稿する
ジモティーを利用するのは初めてでした。
駄目でもともとでの投稿だったのですが、期待も少しありました。
【 投稿内容 】
題名:土をもらってください!(無料)
自宅の庭で不要になった土があります。
土嚢袋に100袋以上あります。
必要な方がいましたら連絡ください。
こんな感じで、撮影した写真を2枚添付して投稿しました。
② 取引相手からメールが届く
投稿後すぐにメールが届きました。 Σ (‘◇’*)エェッ!?ホント???
「都合が合えばすぐに取りに来たい」という内容でした。
嬉しい反面、ドキドキしていました。
初めての投稿だったので、相手とのやりとりに不安もありました。
住所や名前、電話番号など、個人情報を教えることになりますので。
自宅に来てもらわなければ土を運べないので、今回のように仕方がない場合もあります。
メールの丁寧な文面から、なんとなく年配の方だろうと察しがつきました。
さっそく、日時を決めて家まで来てもらうことになりました。
③ 土の受け渡し
当日来たのは、親と同い年の年配夫婦でした。
とても気さくで、明るい方たちだったのですぐに打ち解けて良かったです。 (*゚▽゚*)
『土嚢袋は100袋以上あります』と言っておいたので、2tトラックで30~40代くらいの若い知人を連れて来ていました。
土嚢袋に土を詰める作業は、相当大変だったはずなのですが・・・ (;´Д`)
その土嚢袋をトラックに積荷する作業は、思った以上に生易しくはないようでした。
土嚢袋1袋で20~25kgはあると思います。
それを100袋以上もトラックに投げ入れるわけなので、かなり タイヘン( ̄▽ ̄;) !!
おじさんも若い人も、汗びっしょりでクタクタになりながらやっていました。
最終的に、120袋ほど持って行ってもらいました。
追記:一週間後に土嚢袋30袋を追加して持って行ってもらいました。
オツカレサマでした。(*’-‘*)
相手の方の庭の一部分が地盤沈下しているらしく、そこに「土を埋めて、何か植えたい」と言っていました。
お互いに「助かります~~~」って言い合いながら、笑顔でお別れしました。
自分で産業廃棄物として捨てる場合、トラックを借りて・・・ 乗せて・・・ 降ろして・・・ そのうえ、お金を支払わなければなりません。
それを考えただけでも ゾッ(((( ;゚д゚))) としますが、今回は『ジモティー』を利用したことで処分費無料で大量の庭土を処分することができました。
あんなに積み上げられていた土の山が、こんなに平らになりました!!!
狭い庭も、こんなに広く感じたのは初めてです。。スッキリ!! (o^∇^o)ノ
まとめ
土の処分は、意外と大変でした。
土嚢袋に土を詰める作業は、本当にきつかったです!
どうせ処分するのに費用が掛かってしまうのなら、必要な人に使ってもらうReuse (リユース)=再利用という考え方で、試してみてはいかがでしょうか。
自分が必要だった時に、土を購入した時のことを想像してみてください。
欲しいと思っている人は、近くにきっといると思いますよ。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。
時間も暇もない人は、お金がかかっても業者に依頼したほうが早いです。
大量に土を運搬する作業は、かなりハードだと思ったほうが良いです。
家の中の不用品は、計画的にまとめて処分しましょう!
\ 全国の不用品お片付けのご依頼にお応えします! /