古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
家全体のバリアフリー化に取り組んでいます。
古い家には、当たり前のように分厚い板がいくつも敷かれています。
特にトイレの入り口に40mm厚の段差があるのですが、トイレに入る側と出る側の両方に段差があって、油断できません。
この段差が危険なので、DIYでかんたんに段差を軽減できる方法で実践してみました。
トイレだけでなくて家中のバリアフリー化を目指していますが、どうしても段差をゼロ=0にすることが難しい場所が発生してしまいます。
可能な限り段差を少なくするだけでもかなり生活がしやすくなるので、バリアフリー化への努力は必要だと感じました。
今回は、この家のトイレの敷居が高くて危険なので、リフォームした内容を紹介します。
- この記事のポイント
- 敷居の高さが40mmのトイレの入口は危険なので、段差を解消してみました!
- 日々の生活向上のために、古い家のバリアフリー化を目指している方におすすめの内容です。
廊下と洗面所との段差をバリアフリーに!
DIYで台所をバリアフリーへ変身DIYでトイレの段差を解消する
トイレの敷居が高すぎて、いつも足元に注意しないと危険な入口。
夜中にトイレに行くときはボーっとしているので、段差があると本当に危険にです。
ですが急いでいるときは、昼でも段差につまづくことが多いです。
安心してトイレに行くことができませんでした。
家の中の危険な場所は、出来るだけ減らしておきたいですよね。
恐怖のトイレをこのままにしておけないので、DIYでバリアフリー化に挑むことにしました。
1-1.段差解消のために敷居を撤去する
高い段差のある敷居がこれです! Σ(・ω・ノ)ノ アブナイ
どこから見ても危険な高さ(=40mm厚)です。
この分厚い敷居はビクともしない様子で、頑丈に固定されていました。
どうやって取り外そうかと悩んだ結果、破壊することに…φ(.. )エッ
敷居の3/4あたりの位置に鋸を入れて、途中まで切断していきます。
ザクザクと切り込みを入れてグラグラしたところで、万能バールを使ってグイッと持ち上げます。
バキッ バキッ
太くて長い釘で柱に固定されていました…。( ̄▽ ̄;)フゥー
はぁー、これじゃビクともしないわけですね。
解体する場合は、バールという鉄の工具がとても活躍します。
人間の力でてこの原理を使うと大きな力が生まれて、強固なものも楽に解体することができます。
DIYで作業するときに、バールが1本あると様々な場面で重宝するのでおすすめです。
やっと、頑固な敷居を取り外す事ができました。
中央にあった木材がなくなって、すっぽり穴ができています。
この状態で、トイレの内側と廊下側の床の高さが同じであればバリアフリーは可能です。
この家のトイレは以前リフォームしていたようで、トイレの床が高くなっていました。
つまり高低差があるので、この状態のままでは完全なバリアフリーにはなりません。
1-2.完全バリアフリー化に必要な条件
祖母が生前にトイレのリフォームをしていて、恐らく既存の床の上からフローリングを張っているようなのです。
完全なバリアフリーを目指していましたが、どちらかの床の高さを変更するしかありません。
廊下はフローリングを張り変えていて、台所と高さを合わせたバリアフリーにしました。
【関連記事】DIYで自力で台所リフォーム|無垢のフローリングでバリアフリーの家に
つまり、廊下の床の高さを変えることは出来ません。
トイレの床を剥がす方法が残っていますが…
便器を外したりと大掛かりになってしまいますし、失敗のリスクも増えます。
今はその勇気がありません…
- トイレ側の床を低くする ➜ 経験がないので難易度高め
- 廊下側の床を高くする ➜ 廊下のフローリングは張り替え済み(台所の高さに合わせた)
もしトイレの完全バリアフリー化を実現したい場合は、【 ➊トイレ側の床をやり直す 】を選択することになります。
トイレのリフォームは、今設置してある便器の取り外し方を学んでからやる必要があります。
やれないことはないのでしょうが、できることなら便器はそのままでやれるリフォームがいいなと思ってしまいますね。(ノд・。)
今回は出来る範囲で、段差を解消することにしました。
1-3.空洞に下地材を固定する
中央の開いている部分に余った2×4材(38mm厚)を入れてしっかりビス止めをしました。
この上にフローリング材(15mm厚)を乗せると、トイレ側の床の高さとピッタリ同じになります。
つまりトイレ内側との段差は、フローリング15mm厚分ということです。
やはりトイレのリフォームの時に、上からフローリング材を張り合わせていたんだと確信しました。
洗面脱衣所の床の張り替えで使ったアンティーク調のフローリング材を、2×4材の上に乗せて貼りました。
見てわかるように、トイレ側の段差はなくなりました。
以前は入り口と出口の両方の段差があって危険でしたが、トイレ側の段差はなくなりました!
残念ながら廊下側の段差は、解消できませんでした。
上から貼ったフローリング材15mm厚分の段差は、残ってしまいました。
トイレの敷居が完成です!
以前の40mm厚の段差が半分以下になっただけでも、かなり足元の不安から解放されます。
危険度がかなり減りました。
まとめ 【DIY段差解消】トイレの敷居の高さはなんと40mm!バリアフリー化に挑む
敷居の造りは意外と単純で、取り外しが可能です。
厚みのある敷居を撤去できれば、今よりも段差を低くすることができます。
撤去するポイントは、てこの原理をつかうこととバール(工具)です。
既存の板をノコギリで切断する位置ですが、中央ではなく少しずらして切断してください。
バールで持ち上げるときに、引き抜きやすくなります。
柱や床部分にしっかりと固定されている可能性はありますが、独立した板が使用されているなら撤去可能だと思います。
以前の敷居の跡が柱に残っていたのですが、これだけ段差が低くなったのだと思うと、改めてやってよかったです。
これで、随分足元がスムーズになった気がします。
さらに段差の高さに合わせて、段差解消アイテムを利用すればバリアフリー化できます。
15mmくらいの段差なら、段差解消スロープを取付ければ更につまづく心配もなさそうです。
お掃除ロボット用にも使えます。
段差解消スロープ | 段差1.0mm | 段差1.5mm | 段差2.0mm | 段差2.5mm | 段差3.0mm |
奥行9.5×幅80cm | 段差3.5mm | 段差4.0mm | 段差4.5mm | 段差5.0mm | 段差5.5mm |
DIYで完全バリアフリー化できず残念でしたが、日常生活で頻繁に利用するトイレの段差が解消できました。(^_^)マイッカ
日常の不便なことを解消すれば、暮らしやすくなるので早めにやっておくことをおすすめします。
きっと、早くやっておけばよかったなと思うはずです。
トイレ周りのリフォームは、DIYで気軽にできることが多いです。
- 手摺りを取付ける
- 敷居をフラットにリフォームする
- 段差プレートを取付ける
- 滑り止めを付ける
あなたの家もDIYでバリアフリー化にチャレンジしてみてください。(^^)/
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。 では。
台所は完全バリアフリーになりました!