wata-siroです。
第二種電気工事士・技能試験の【試験当日の出来事】を実況していこうと思います。
短い時間でどれだけ自分の潜在能力を発揮できるか、自分との勝負です。
どんな試験でも同じですが、本来の力が発揮できないのは意欲を失ってしまった時です。
ミスに気が付いて、あ~もうダメだと諦めた時点です。
実力を行使するために、今ある残された時間を最大限使うことがとても大事です。
この記事を読んでくれているあなたに伝えたいのは、今ある残された時間を最大限有効に使ってください。
もうすぐ技能試験がありますが、ラストスパート!がんばってくださいね。
前回の記事

技能試験 当日【 ミスに気づいても焦らずに実力を発揮しよう! 】
受験票には、
と記載がある。
注意事項もしっかり確認。
10時10分頃に会場到着。
筆記試験会場と同じだったから、問題なく到着。
既に、受験者と思われる少年からおじさんまで w(゚o゚)w ウジャウジャ
なんと、制服や作業着を着た人が結構いた。
学校の教師らしき人が、制服着た生徒達に「落ち着いてガンバレよ~」なんて激励している (^_^) イイネ
そんな人ごみを縫うように、受験会場に入るワタシ。
受験票を手に、自分の席を見つけた。( ・Д・)ココダッ
隣には、つなぎの作業着を着た若い男性が既に着席。
机上に工具を並べて、受験時間を待つのみって感じ。
緊張感が伝わってきた・・・。 Σ(=゚ω゚=;)
落ち着いて。。。
試験開始までの間、注意事項が記載されている用紙を読んでおく。
時間割りは↓コレ
実際は、説明時間が押して受験開始時間が数分遅れた。
①10時55分
注意事項の説明
受験者カード記入:鉛筆かシャープペンのみ
受験者カードと持参していた写真付受験票は回収
試験問題配布
材料配布
材料確認:箱から材料を取り出し、付属品の数やケーブルの長さを確認。
試験開始
試験終了
会場には時計がないので、時計を持参することになるんだけど。。。
40分って意外とわかりにくい。
それに、開始時間34分から40分後って・・・(゚д゚;)
せめて開始時間35分からじゃない???
技能練習しているとき、ストップウォッチでタイムを計っていたので
アナログ時計とデジタル時計の2つ準備。
これがよかった v( ̄∇ ̄)v
試験官の時計に合わせて、開始されるからネ・・・
材料確認で、さっきまで会場があんなにざわついていたのに、
試験開始前の数分、静かに時を待つ。
いよいよだぁ。。。
心臓が高鳴る。ドクドク・・・
試験官

はじめてください。
時計のスタートボタンを 「ポチッ」
よし、ガンバロウ (≧ヘ≦)
1-1. 技能試験 試験開始【机の上が狭い】
●11時34分
予定より4分遅れて、試験開始。
問題用紙を開く。
試験問題は公表候補問題の「2番」 (゚ロ゚;)エェッ!?
事前にやまかけた私・・・。
「3番・7番・9番」ばかり頭に入っていた。
予想問題は、かすりもしなかった・・・ ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
正直、少し焦った。
ただ、そんなに手間の掛かる問題ではないのは わかっていたので、
((( とにかく、落ち着いてやろう。 )))
と、自分に言い聞かせる。(*゚∀゚)っ
複線図は何度も書いてきたから、迷いなく書けた。
まずは、VVF1.6-2C、VVF1.6-3Cの順に、ケーブルをカットする。
VVF2-2Cはカットなし。
問題を見ながら長さを慎重にカットしていくけど、
失敗したら余分のケーブルがないので、一か八か・・・。Σ( ̄ロ ̄|||)
次は、ランプレセプタクル。
((( これは、何回も練習したから大丈夫。 )))
落ち着いて輪作りする。
極性と右巻きも確認して、ねじ締め。
あれっ???
このケーブル、被覆がするっと剥けて作業しやすいなぁ~(・◇・)
すい~っと・・・
ケーブルが練習で使っている物より扱いやすくて、難なく成功した。(*’-‘*)ヤッタ!
((( やっぱり、ねじ締めにショートドライバーを持ってきて良かった。 )))
想像以上に、机の上が狭いなぁ (((( ;゚д゚)))
続いて、パイロットランプとスイッチを枠の上下に取り付ける。
ケーブルの接続はせずに、一旦 後回しにしておく。
そして、2口コンセント、1口コンセントを極性に注意して接続する。
ここで、時計を見ると、
ストップウォッチが18分を回っていた。
((( もうこんなに時間が経ってる!焦 )))
後回しにしておいた、ランプレセプタクルとスイッチの配線にとりかかる。
ここは黒のわたり線が必要。
余ったケーブルをカットする。
パチッ(カット)
(゚ロ゚;)ハッ!? ((( あぁぁ~ やってしまった。。。 冷汗 )))
なんと・・・
施工省略(イ)に繋ぐケーブルを、カットしてしまった。
頭が真っ白に。。。心拍数が上昇する。。。(ドクドクドク)
わたり線用のケーブルは、VVF1.6-3Cの余りを使えばよかったんだ・・・。
((( 後悔先に立たず ))) (*´ェ`*)
問題では、端から100mm必要となっている。
カットしてしまったケーブルの長さを測ると、
全長120mmしか残っていない。
通常、全長200mmにカットし、ここから100mmの被覆を剥がして
VVFジョイントボックス部分Bで差込形コネクタと接続する。
一気に汗が出てきて、気持ちが覚めていくのがわかった。
((( 終わった・・・ )))
長さが全然足りない。。。
取り敢えず、全部やり終えた。
時間は、30分。
見直しする時間は、約10分程度。
後半の記憶があまりない。( -д-)ノ・・・
結局、必要な寸法100mmの部分が60mmになってしまった。
明らかに短かすぎる・・・
●12時14分
試験官

作業を止めて下さい。すべての工具をしまってください。
名前を書いた受験番号札を、しっかり本体に縛ったことを確認。
退席カードをもらった人から、順番に退室する。
帰りの電車の中で、溜息ダラケ。。。
今年は駄目だったな・・・(≧ヘ≦) (泣)
1-2. 試験終了後の見直し【施工寸法の施工範囲(マイナス50%)】
試験が終わり、周りの出来上がった人の課題作品をみてガックリしていた。
明らかに、私のとは形が違う。
施工省略(イ)部分が、短すぎる。
しかも、VVFジョイントボックス(省略)部分の内装被覆の長さはもっと短足。
恥ずかしさで、隠したくなった。。。(ノд・。)
試験が終わって、さっさと帰宅。
持参した工具が重くて、どっと疲れた (*´ェ`*) フウッ
テキストは自宅に置いていたので、一応 解答を確認しておこう・・・。φ(.. )
試験の問題用紙と、テキストの候補問題のNo.2を見比べる。
内容に変わった点は無いみたい。
PL(パイロットランプ)の常時点灯の差込み部分を確認。
まさかの、ひねりのない問題だったんだ。。。
下期は難易度、易しいほうだなぁ~。
それなのに、しくじってしまった自分に 後悔の念。
((( 練習不足だったのかな・・・ )))
ネットで、寸法条件の許容範囲を調べてみることにした。
いまいちこれといった情報がなくて・・・
テキストの 「技能試験でよくある質問」 というページをみていると、
あった!Σ(‘◇’*) !?
A、配線器具の中央からジョイントボックスの中央までの距離です。
A、マイナス50%までです。
今回の試験で言うと
Σ(=゚ω゚=;)ナニィ~ !?
それに、施工寸法はケーブルの長さではないみたい。
中央(配線器具)から中央(ジョイントボックス)までの距離って書いてある。 Σ(・ω・ノ) ソウダッタンダ・・・
つまり、
この問題での施工寸法は・・・
VVFジョイントボックス(B)の中央から、ケーブルの長さになる。
本当なの??? 何度も読み返すワタシ。
試験で見直した時、
絶縁被覆のケーブルが確かに60mm残っていた。
これってセーフ ってこと???
まさかの希望の光が差してきた。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
あとは、結果を待つのみ。
技能試験結果発表日:平成29年1月13日(金) (通知書発送日)
次回の記事

- STEP1準備すべき工具&材料
- STEP2複線図と判断基準(欠陥)
- STEP3実践練習編
- STEP4
- 今回はココ→ STEP5
- STEP6
- STEP7合格発表・免状交付
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