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古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
リフォームで電気配線が必要になり、独学で電気工事士の試験に一発合格しました。
いよいよ試験当日です。
当日の試験の様子を実況していきます!
第二種電気工事士・技能試験の【試験当日の出来事】を実況していこうと思います。
たった40分の短い時間でどれだけ自分の潜在能力を発揮できるか、自分との勝負です。
どんな試験でも同じですが、本来の力が発揮できないのは意欲を失ってしまった時です。
ミスに気が付いて、あ~もうダメだと諦めた時点です。
この記事を読んでいるあなたに伝えたいことは、あなたに残された時間を最大限有効に使うことが大事ということです。
たった今もそうですが、本番の試験の時も同じことが言えます。
技能試験までの時間はみんな同じです。
今ある時間を、本気でがんばってくださいね。
- この記事のポイント!
- 試験が終わるまでは自分の限界を決めずに、最大限の力を出し切りましょう。諦めた時点で力を発揮することができなくなります。
【合格の秘訣】テキストは増やさない!1冊に集中して手を動かす
技能試験|試験概要を簡単に解説
技能試験の当日だと思って一通り確認をしておくと、流れが分かり安心です。
わかったつもりでも、念のためにチェックしてみてくださいね。
1-1.持っていくものチェック
技能試験当日は、試験会場までに持っていく物が多いので、忘れ物が無いように注意が必要です。
忘れ物があっても、試験会場で貸し出してくれません。
試験中、隣の席の人に工具などの貸借をすることも出来ません。
持ってきたつもり…にならないように、確実に持ち物を確認しておきましょう。
忘れ物をする人の特徴は、時間ギリギリで行動をしがちな人に多いです。
まずは、何が必要かをわかっていないと、さらに慌ててしまって試験会場に間に合わなくなる羽目になります。
余裕のあるときに、再度確認をしてみてください。
①受験票:技能試験
技能試験の受験票の発送日は、2022年12月8日(木)です。
万が一受験票が届いていない場合は、試験センターに問い合せて送ってもらいましょう。
- 『試験全般および受験申込に関する』お問い合わせ
- 【電話】
TEL:03-3552-7691 / FAX:03-3552-7847
午前9時から午後5時15分まで(土・日・祝日を除く) - 【E-mail】 info@shiken.or.jp
受験票の未着申出期日は、2021年12月15日(木)です。
②基本工具
技能試験では、電動工具以外でのすべての工具を使用できます。
指定工具は最低限必要になると考えられますが、無くても失格になるわけではありません。
指定工具
- ペンチ
- ドライバ (プラス、マイナス)
- ナイフ
- スケール
- ウォータポンププライヤ
- リングスリーブ用圧着工具 (JIS C 9711:1982・1990・1997 適合品)
➜独学!第二種電気工事士 技能試験 最低限準備すべき工具&材料
③筆記用具
マークシートへの記入は、HB鉛筆かシャープペンシルを使います。
ボールペンでは記入できませんので、必ず鉛筆は持参しましょう。
試験中に問題用紙への書き込みで、色鉛筆・蛍光ペン・ボールペン・マジックなどの使用は認められています。
④時計・ストップウォッチ
時計やストップウォッチの使用は認められていますが、アラームなどの音が鳴ることは認められていません。
音が鳴らないように、音の停止をしておく必要があります。
⑤写真付き身分証明書
- 必要により、ご本人様確認をさせていただく場合があります。
受験票で本人確認をするので身分証明書の提示は行いませんが、まれに身分証明書の提示を求められることがあるので、持参しましょう。
1-2.当日の流れ
受験票には、
と記載があります。
はじめて向かう試験会場で迷うことはありうるので、早めに会場に到着するようにします。
遅刻は厳禁です。
注意事項もしっかり確認します。
ここからは、私が体験した実況をお伝えしていきます。
1-3.下期技能試験の実際の実況
10時10分頃に会場到着。
筆記試験会場と同じだったから、問題なく到着。
既に、受験者と思われる少年からおじさんまで w(゚o゚)w ウジャウジャ
なんと、制服や作業着を着た人が結構いた。
学校の教師らしき人が、制服着た生徒達に「落ち着いてガンバレよ~」なんて激励している (^_^) イイネ
そんな人ごみを縫うように、受験会場に入るワタシ。
受験票を手に、自分の席を見つけた。( ・Д・)ココダッ
隣には、つなぎの作業着を着た若い男性が既に着席。
机上に工具を並べて、受験時間を待つのみって感じ。
緊張感が伝わってきた・・・。 Σ(=゚ω゚=;)
落ち着いて。。。
試験開始までの間、注意事項が記載されている用紙を読んでおく。
時間割りは↓コレ
実際は、説明時間が押してしまい、受験開始時間が数分遅れた。
①10時55分
注意事項の説明
受験者カード記入:鉛筆かシャープペンのみ
受験者カードと持参していた写真付受験票は回収
試験問題配布
材料配布
材料確認:箱から材料を取り出し、付属品の数やケーブルの長さを確認。
試験開始
試験終了
会場には時計がないので、時計を持参することになるんだけど。。。
40分って意外とわかりにくい。
それに、開始時間34分から40分後って・・・(゚д゚;)
せめて開始時間35分からじゃない???
技能練習しているとき、ストップウォッチでタイムを計っていたので
アナログ時計とデジタル時計の2つ準備。
これがよかった v( ̄∇ ̄)v
試験官の時計に合わせて、開始されるからネ・・・
材料確認で、さっきまで会場があんなにざわついていたのに、
試験開始前の数分、静かに時を待つ。
いよいよだぁ。。。
心臓が高鳴る。ドクドク・・・
技能試験 当日| ミスに気づいても焦らずに実力を発揮しよう!
試験官
はじめてください。
時計のスタートボタンを 「ポチッ」
よし、ガンバロウ (≧ヘ≦)
2-1. 技能試験 試験開始【机の上が狭い】
●11時34分
予定より4分遅れて、試験開始。
問題用紙を開く。
試験問題は公表候補問題の「2番」 (゚ロ゚;)エェッ!?
事前にやまかけた私・・・。
「3番・7番・9番」ばかり頭に入っていた。
予想問題は、かすりもしなかった・・・
( ̄▽ ̄;)!!ガーン やまは外れた!
正直、少し焦った。
ただ、そんなに手間の掛かる問題ではないのは わかっていたので、
とにかく、落ち着いてやろう!
と、自分に言い聞かせて仕切り直す。(*゚∀゚)っ
複線図は何度も書いてきたから、迷いなく書けた。
まずは、VVF1.6-2C、VVF1.6-3Cの順に、ケーブルをカットする。
VVF2-2Cはカットなし。
問題を見ながら長さを慎重にカットしていくけど、
失敗したら余分のケーブルがないので、一か八か・・・。Σ( ̄ロ ̄|||)
次は、ランプレセプタクル。
これは、何回も練習したから大丈夫。
落ち着いて輪作りする。
極性と右巻きも確認して、ねじ締め。
あれっ???
このケーブル、被覆がするっと剥けて作業しやすいなぁ~(・◇・)
すい~っと・・・
ケーブルが練習で使っている物より扱いやすくて、難なく成功した。(*’-‘*)ヤッタ!
やっぱり、ねじ締めにショートドライバーを持ってきて良かった。
ショートドライバーはこんなやつ。
限られた狭所でのネジ締めに便利なドライバー。
グリップが丸くなって持ちやすく、滑りにくい。
手汗もあるので、滑りにくいドライバーが活躍した!
それにしても・・・
想像以上に、机の上が狭いなぁ (((( ;゚д゚)))
続いて、パイロットランプとスイッチを枠の上下に取り付ける。
ケーブルの接続はせずに、一旦 後回しにしておく。
そして、2口コンセント、1口コンセントを極性に注意して接続する。
ここで、時計を見ると、
ストップウォッチが18分を回っていた。
もうこんなに時間が経ってる!(焦る)
後回しにしておいた、ランプレセプタクルとスイッチの配線にとりかかる。
ここは黒のわたり線が必要。
余ったケーブルをカットする。
パチッ(カット)
(゚ロ゚;)ハッ!?
あぁぁ~ やってしまった。。。 (冷汗)
施工省略(イ)に繋ぐケーブルを、カットしてしまった。
頭が真っ白に。。。心拍数が上昇する。。。(ドクドクドク)
わたり線用のケーブルは、VVF1.6-3Cの余りを使えばよかったんだ・・・。
((( 後悔先に立たず ))) (*´ェ`*)
問題では、端から100mm必要となっている。
カットしてしまったケーブルの長さを測ると、
全長120mmしか残っていない。
通常、全長200mmにカットし、ここから100mmの被覆を剥がして
VVFジョイントボックス部分Bで差込形コネクタと接続する。
一気に汗が出てきて、気持ちが覚めていくのがわかった。
終わった・・・(複雑)
長さが全然足りていない。。。
取り敢えず、全部やり終えた。
時間は、30分。
見直しする時間は、約10分程度。
後半の記憶があまりない。( -д-)ノ・・・
結局、必要な寸法100mmの部分が60mmになってしまった。
明らかに短かすぎる・・・
●12時14分
試験官
作業を止めて下さい。すべての工具をしまってください。
名前を書いた受験番号札を、しっかり本体に縛ったことを確認。
退席カードをもらった人から、順番に退室する。
帰りの電車の中で、溜息ダラケ。。。
今年は駄目だったな・・・(≧ヘ≦) (泣)
2-2. 試験終了後の見直し【施工寸法の施工範囲(マイナス50%)】
試験が終わり、周りの出来上がった人の課題作品をみてガックリしていた。
明らかに、私のとは形が違う。
施工省略(イ)部分が、短すぎる。
しかも、VVFジョイントボックス(省略)部分の内装被覆の長さはもっと短足。
恥ずかしさで、隠したくなった。。。(ノд・。)
試験が終わって、さっさと帰宅。
持参した工具が重くて、どっと疲れた (*´ェ`*) フウッ
テキストは自宅に置いていたので、一応 解答を確認しておこう・・・。φ(.. )
試験の問題用紙と、テキストの候補問題のNo.2を見比べる。
内容に変わった点は無いみたい。
PL(パイロットランプ)の常時点灯の差込み部分を確認。
まさかの、ひねりのない問題だったんだ。。。
下期は難易度、易しいほうだなぁ~。
それなのに、しくじってしまった自分に 後悔の念。
まだまだ、練習不足だったのかな・・・
ネットで、寸法条件の許容範囲を調べてみることにした。
いまいちこれといった情報がなくて・・・
テキストの 「技能試験でよくある質問」 というページをみていると、
あった!Σ(‘◇’*) !?
A、配線器具の中央からジョイントボックスの中央までの距離です。
A、マイナス50%までです。
今回の試験で言うと
Σ(=゚ω゚=;)ナニィ~ !?
それに、施工寸法はケーブルの長さではないみたい。
中央(配線器具)から中央(ジョイントボックス)までの距離って書いてある。 Σ(・ω・ノ) ソウダッタンダ・・・
つまり、
この問題での施工寸法は・・・
VVFジョイントボックス(B)の中央から、ケーブルの長さになる。
本当なの??? 何度も読み返すワタシ。
試験で見直した時、
絶縁被覆のケーブルが確かに60mm残っていた。
これってセーフ ってこと???
まさかの希望の光が差してきた。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
あとは、結果を待つのみ。
技能試験結果発表日:××年1月13日(金) (通知書発送日)
という感じで、当日の実況でした。
試験時間は短いので、何があっても落ち着いて実力を発揮するだけです。
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