wata-siroです。
昭和50年代に建てられたこの家の水道管は、錆びて赤水が出始めていました。
この時代の水道管は、鋼鉄が使われているためいずれ錆びが発生してしまいます。
毎日の生活に必要な水道水は、料理や洗濯、お風呂などに使われ、味や匂いに異変が感じた時は早めに対策したほうが良いです。
家中の水道管を新しくするためには高額な費用がかかってしまうので、つい我慢し続けたり飲料水を購入したりしがちです。
窮地に追い込まれた私は、DIYで水道配管を新設することを決めました。
もし、あなたも同じように古い水道管で悩んでいる場合は、是非水道配管の記事を最後までご覧になってください。
きっと何か参考にあることがあると思います。
- STEP 1水道管の錆び発見屋外・屋内ともに水道管の錆びを発見した
- STEP 2水道配管図を取得水道配管図は水道課で簡単に取得できる
- STEP 3水道管を新設既存の古い水道管は諦めて、DIYで新設する
古い家の水道管は錆びが発生していた!この現実に立ち向かうために、まずは水道配管図を手に入れる。
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記事のもくじ
致命的な欠陥!水道管の錆びを発見したら配管の詰まりを疑う
見過ごすことのできない問題が発覚した!
見たくないものを見てしまった・・・
屋外の給湯器に繋がっていた水道管。
水道管が錆びて、腐食している。Σ(‘◇’*)ww
こ、これって 赤錆じゃない???
記憶に新しいニュース
昨年1月の大寒波、水道管凍結によって水道管が破裂し、多くの家庭で断水が続いた。
全国的にも水道管の老朽化が問題視されている。
日本の住宅事情は、水道配管が古い。
しかも、水道配管はたいてい生活上見えない壁の中に隠れている。
本当に必要になったときじゃないと、わざわざ床下くぐったり、壁を壊したりしてまでして交換したりしない。
この家の水道配管は、銅管や鉄管で繋がっている。
この家が建てられてから、一度も交換している様子はない。。。
年月の経過と共に、水道配管の内部には赤錆が分厚く付着するようになる。
この家の築年数から言えば、水道配管の耐用年数はそろそろ交換といったところ。
発見した場所は一部分だけど、他の水廻りはまだ確認していない。
これは他人事ではない・・・
この家の水は大丈夫なんだろうか?
安全性に不安を感じてきた。
いや、すごく不安になってきた。
。。。 ( ̄▽ ̄;)
1-1. 屋内の水道管の錆びを発見して、現実を受け入れる
屋外の給湯器の配管から赤錆が見つかって、この家中の水道管が経年劣化していることは薄々気が付いていた。
小心者の私は、後回しにして現実を見ないふりをしていたのだけれど・・・
遂に・・・ (((( ;゚д゚)))
新たな、錆び発見!!
そう、台所の床下の水道管を見たときに錆びを発見してしまった。。。
床下の土との上に配管されていて、同化していたからよく見ないとわからかった。
あれ?って思って、よく見直したら水道管が腐食して錆びていることが判明。

現実を受け入れる時が来たんだな~ (*´ -`)フゥ~
何といっても水道管が排水管の真下に位置していた。
排水管が漏れていたかは、はっきりしていないんだけど・・・
このダブルパンチの条件下で、水道管はなんとか保っていたんだね~。
- 酸性の土に触れて錆びた
- 排水管からの漏れで錆びた
すでに水道管上部に腐食が見られるので、
水が漏れ出すのは時間の問題なんじゃないかと思う。(*´ェ`*)タイヘン
もう、完全に寿命だなぁ。。。
なんとかしなきゃいけない。 ( ̄ロ ̄|||)
配管経路がわかる水道配管図が、意外と簡単に手に入る!
役所へ行ってきた。
この家の水道配管が、どんなふうに繋がっているのか知りたかったから。。。
水道課へ到着。

家の水道の配管経路を知りたいのですが・・・

この紙に必要事項を書いてください。
水道課の人
渡された用紙に、名前・住所・取得理由を書いて提出。
それから、印刷された2枚のB4用紙を渡してくれた。
費用は不要だった。
意外と簡単に、手に入るもんなんだなぁ。。。(´- `*)
家を建てる時に、自治体の水道局に申請書類として保管しておく義務がある。
現代だと既に所有しているお宅が多いのだろうけど、この家にはなかった。
内容は、
平面図及び配管透視図
なんと!わかりにくい・・・ ( ̄0 ̄;)ナニコレ
現代の素晴らしいPC技術とはかけ離れた、手書きの粗い図面。
よく観察して、なんとなく読み解いていく。。。
屋外の止水栓から、トイレ、洗面脱衣所、洗濯機、風呂場、台所、庭の立水栓と、配管が通っている。
それも、途中よくわからない線があったりで・・・超難解。(((( ;゚д゚))) コレッテ、ドウイウコト?
何度も辿(たど)っていくと、なんとな~く 配管経路がわかってきた。
2-1. 水道の配管図面ってどんなもの???
家の「平面図及び配管透視図」は、家を建てる時に作成された水道の設計図。
この図面、はっきり言ってわかりにくいなぁ。。。(ーー゛)
見慣れない図面だからかもしれないけど、手書きで書いているから文字が潰れている。
これを見て、この家の水道配管がどこを通っているのか予測していく。
台所や洗面所の床下は開口しているので、おおよその配管経路は実際に見ることがでがきる。
床上になると、壁の中を配管が通っている。
タイル壁を壊すわけにもいかないし・・・撤去・交換していくことは不可能だなぁ。。。(゚_゚i)
屋外からの配管がよくわからない。
家の周りは犬走りがあるので、コンクリートの下の配管は図面を参考にする。
その図面がコレ ↓
大まかに、配管経路は3通りに分かれている。
- 止水栓からトイレへ
- 止水栓から分岐して洗面所へ
- 止水栓から分岐して屋外を通過して風呂・台所へ
現代のPC進化は素晴らしいなぁと思う。
昔ながらの手書きの良さもあるかもしれないけど・・・
この図を見たら、子供が書いた自宅の間取り図にしか見えない。(*´~`*)モウチョット…
恐らく、赤線で書いてある所が水道配管なんだろう。
でもこれって、実際となんか違う気がする (´・ω・`)ナンダロウ?
これを見ても、納得いかない部分があって・・・
この設計図を作成して以降、水道工事をしたんじゃないかなって形跡があるんだけど。
水道管の工事が必要になった時
大抵は、水道管が破裂したり、劣化している部分だけを撤去・交換して終了、って感じらしい。
床や壁があるから、全部交換するってなると床下に潜ったり、壁を壊したり・・・
生活している家だったら、こんな大掛かりな工事はタイヘン。
家中の水道配管を交換するとなったら、相当の費用が掛かるんだろうな。。。
もし全部交換するとしても、予算や工事期間の問題で剥き出し配管が手っ取り早い。
でも、 剥き出し配管だと配管丸見えの家になってしまう。。。
水が出てくれれば見た目は問題ない場合、それでも良いと思うけど。( ̄▽ ̄;)
今の現状から言えば、床下が空いている・・・

既存の水道配管が使えなくなるのは、時間の問題。
そのうち、錆びで侵食して水漏れ・破裂する可能性がある。
だったら、今から水道配管を新設していくことにしようと思う。(*゚▽゚*)゙!
もし、水漏れなど故障・破損があった場合は、すべて自己負担で費用がかかる。
定期的に水道メーターは交換するようになっている。水道局の管理。
高い壁にぶち当たっても、挑戦することが大事!
普段生活している当たり前のことが、とても有難いことを実感している。
水道から水は溢れ出て、お湯も使えて風呂に入れること。
電気は灯くし、家電製品は最低限のものが揃っている。
テレビが見れて、インターネットだってサクサク動く。
こんな当たり前な生活が出来ることが、本当は当たり前じゃないって今なら感じる。。。
リフォーム中の家は、
給湯器を交換しないと風呂も入れないし、
水道管も劣化進行中、電話やインターネットはつながっていない。
電気は使えているけど古いコンセントやスイッチでとても安全とは言い難い状況。(≧ヘ≦)
今まで、何度も壁にぶち当たって来たけど、(ノд・。) ウウッ
家中の水道管が劣化し始めている現実を受け止めてから・・・少し弱気になった。
私なりに調べていた。φ(.. )
自分で本当に出来るんだろうか???
もし出来なかった場合は、工事するのにどれくらい費用がかかるんだろう???
水道工事なんて業者に頼んだことないし、相場がわからない。
知り合いから聞いた、ある家の話。
そんなに!?って驚いた。Σ(‘◇’*)エェッ!?
桁が一つ多くない???
だけど、ネットで検索してみると、意外と現実的な金額かもって思った。
リフォームで水道にかけるお金なんて当初から予定していなかったし。
私の中で、想定外の出費。( ̄ロ ̄|||)
だったら・・・
いつもの私なら、こう思う。
自分でやってやろう! (ρ゚∩゚)
だが、根拠はひとつもない・・(。-_-。)
できるかどうか、わからないんだけど。。。
まずはお問い合わせから 生活水道センター
リフォームの中でも水道に関するリフォームは、生活に直面するので避けて通れませんでした。
しばらく空き家だった家の水道管は、特に錆びが発生しやすいです。
また、水道管の中が狭くなってくるので圧力が掛かっている状態です。
もし冬に凍結してしまって破裂してしまった場合、大変ですよね。
そうなる前に錆びてしまった水道管を交換しておかなければ、安心して生活することは難しいだろうと思いました。
これはもう水道管を交換していく他ありません。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では
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次回の記事

準備編
1. 【DIY水道配管】水道管の錆びや赤水が発生したら、水道配管図を手に入れる
2. 【DIY水道配管】初めてでも失敗しない施工の基礎知識と配管設計図を描く
実践編
3. 【DIY水道配管】初心者でも配管施工が簡単|架橋ポリエチレン管とは
4. 【DIY水道配管】初心者がまずはじめにやる施工|床下にヘッダーを固定
5. 【DIY水道配管】振動ドリルでモルタル外壁に穴を開ける|コアドリル
6. 【DIY水道配管】風呂のタイル壁に配管用の貫通穴を開ける|サーモ付混合水栓
7. 【DIY水道配管】試しに配管してみる|外壁に固定する方法
業者依頼編
8. 【屋外水道配管工事】プロのコンクリートを綺麗に斫る技術|グラインダー
実践・再チャレンジ編
9. 【DIY水道配管】モルタル壁にビスが打てるか確かめる|ノンプラビスとプラグ
10. 【DIY水道配管】浴槽の防水処理にエポキシパテを使う|追い焚き用プラグ
台所シンク編
11. 40年経ってもステンレスは腐らない、台所シンクをDIYで蘇らせる!
実践・最終編
12. 【DIY水道配管】水漏れは配管に欠陥がある証|3度目の通水テスト