思い切って畳を処分する!体調不良は古い畳のカビやダニのせいかも!?
梅雨の時期が来ると、なんだかジメジメした空気から体調を崩してしまう。
部屋の湿度計をみると、カビ・ダニ注意報のマークが点いていた。
なんだか、体が痒(かゆ)くなってきた・・・
体調の崩れは、目に見えにくい。
この古い家には、畳の部屋が3つある。
すべてが畳で覆い尽くされている状態。
もう数十年の時を経た畳には、間違っても、ゴロ~ンと横になれるような畳ではなくなっている。
畳はい草の香りで癒(いや)されるものだけど、既に癒しとは程遠くなっている。
有害な虫から逃れるためには、畳仕舞いした方がよさそうだ。
和室をフローリング部屋にリフォーム計画!
和室の畳をすべて撤去処分する
6畳間の和室Aと題して、寝室となるこの部屋からリフォームを進めることに。
この部屋は、とても暗くてジメジメとしていた。
壁自体も湿気がこもっていたけど、漆喰を塗装したことで随分と改善されることがわかった。

もともと歩く場所も無い位、家具や物が溢れていたこの場所。
全部、物を撤去して空にしたらスッキリした。(*^ー゚)b
畳に住み着いたカビや虫(ダニ)が、人体に及ぼす影響
古い家を綺麗にするってことは・・・
湿気やカビを撤去しないと、本当に綺麗になったことにはならない。
そして、特に畳にはダニ・ノミといった虫も生息している。
6畳間の畳はホコリにまみれ、ダニ・ノミが大量に生息していた (*´>д<)
もちろん、目に見えるわけではないけど すぐさま身体に異常が現れた。。。
ギャァァァ~~~ヽ(゚Д゚;)ノ!! なんなの?コレ!
体中に赤く腫れた痕(あと)がいっぱい・・・ 痒(かゆ)いっΣ(>Д<)
ダニだ!
掃除機で目に見えるホコリを吸い取ったくらいじゃ、解決できていなかった。
ヒドイ痒みが1週間くらい続き、日常生活にも支障が出る程。
ダニは皮膚の柔らかい部分を好むらしく、二の腕の内側や太もも、首など集中的にやられた。
このままでは、作業がはかどらないし病気になってしまう・・・(*ノД`)ノ
この間、私の身体はダニに血を吸われまくり・・・
なかなか痒みがおさまらない。
ステロイド系の軟膏を塗ったりしたけど、結構強い薬みたい。
体調が悪くなってしまった。
CMでもよく見かける、【ムヒアルファEX 15g 】池田模範堂
副作用もあって、ほんの少しだけ塗って様子を見ることに。
ダニさされによる症状は、1週間くらいは治らないので、とてもつらい。。。
虫(ダニ)刺されの症状
- とにかく痒い
- 柔らかい皮膚を好み、刺されたら腫れがひどい
- 真っ赤に腫れて、しこりができる
- 掻きむしったりすると、痕が残りやすい
こんなことが、作業するたびに発生するようになってしまった。
このままじゃ、どうにかなってしまう・・・
どうにかしなければ。。。
参考になったサイト

畳を処分する:業者依頼
畳は、日本人にとって昔から慣れ親しんできた和室の暮らしにとても馴染んでいる。
何と言っても、イ草の香りは鼻に抜けてリラックス効果がある。
日本は湿気の多い気候なので、畳は吸放湿効果があり、カビ防止に役立ってきた。
最近は、気密性の高い家が多くなり、畳離れも少なくはない。
フローリングのほうが、増えてきた。
- カビが生えてしまった
- 湿気がこもっている
- 臭いが付いてしまった
- 食べ物・飲み物をこぼした
- 長年使用してきたので新調したい
この家にある6畳間・3部屋分の畳(18枚)は、本来の畳の効能を失っている。
イ草の香りは全くない
リラックス出来ない
ブヨブヨして傷んでいる
ダニが生息している
遂に、畳をすべて処分することにした。
畳の処分は大変困った。
地域のゴミ処理場に問い合わせると、
※1日に10枚までしか搬入出来ない。(処理場での処分が大変なため)・・・各自治体により異なる
3部屋分の畳は、合計18枚。
軽トラックを借りてゴミ処理場に搬入すると、1日10枚までなので2日間に分けて運ぶことになる。
ざっと計算したら、
≪ 自己搬入による畳18枚分の処分費用 ≫
・450円(畳1枚)×18枚=8,100円(税抜)
・軽トラックレンタル料金 約5,000円
合計 約13,100円(+税648円)
実際、作業するのにホコリやダニにまみれ、
2日間にわたってトラックを借り、1枚約30kgの畳を荷台に乗せて降ろして捨てるまでの労働を考えたら、ぞっとした。
大変だなぁ~~~(*´>д<)
「ゴミ処分します!」という業者を、インターネットで探してみたらたくさんヒットする。
「遺品整理」という検索ワードでは、一発!
「お手伝いします。ゴミを引き取ります。」って感じでアピールしているけど・・・
実際は高額の引取り料金を持っていかれる。
畳だけ持っていってくれるところを探した。
何件か電話で問い合わせ、不用品回収会社に決めた。
2tトラックに、若い作業員3人。
湿気もたっぷりの重い畳を18枚、ホイホイ運んでいく。
若いって素晴らしい。(*・∀・*)
驚いたことに、すっかり畳がなくなってしまった部屋の掃除まで隅々まで綺麗にしてくれた。
申し訳なくて・・・
「掃除は自分でします」と遠慮したけど、「仕事ですから」と最後まで気持ちよく清掃してくれた。
午前中のうちに、畳は撤去されあっさり片付いた。
≪ 業者による畳18枚分の撤去・処分費用 ≫
・1枚1,000円×畳18枚
合計 18,000円 (税込)
これを個人で撤去することを考えると、畳は1枚=約30kgほどの重量があるので、
手間と時間と労力を、お金で買った結果の金額だと思った。
それに・・・
畳を触れば、ダニ・ノミなどの虫たちの被害は免れなかったはず。
無事に処分できて本当によかった。。。
満足(*^ー゚)b
大量の畳を処分する場合は、手間・時間・労力・健康被害を考えて、業者に依頼する方が良い。
壁を漆喰にしたり畳をすべて処分したことは、この家で生きていく為には本当に重要なことだったと実感している。
カビは肺炎となって人体に及ぼす影響がある。実際、生前に1人暮らしだった祖母が家の畳の上で倒れてしまった時、肺炎になってしまった。
健康被害を及ぼす害虫を根絶しなければ、この家で安心して生活することは出来なかった。
床下に潜む虫(ダニ)を退治する
畳を全部はがしてしまったら、その下に木材が並べてあった。
畳の下の下地材を荒材という。
荒材は再利用するので大事に保管しておく。
床下が全部アラワになったところでバルサンを焚く。
押入れの床下と同様床下は土で、湿気とカビ臭で充満していた・・・(*´>д<)
念入りに虫(ダニ・ニミ)退治しておく。
そこで、虫退治に効果があったのはコレ↓ ジャン
【第2類医薬品】バルサンプロEX6~8畳用 20g
お馴染みのバルサン
プロEX 黒いパッケージだし、かなり効果ありそうなイメージで購入!
バルサンは1回では効果が足りず、2回するとダニも多少観念したようだった。(゚∀゚)ノ
バルサンを2回焚いた後は、嫌な空気が緩和されていた。
フローリング計画:畳の部屋をフローリングに
畳を処分してしまうと、何もないガランとした部屋になった。
畳の部屋はすべて、畳からフローリングへ移行する。
計画はざっとこんな感じ。(;・∀・)・・・
言葉で羅列したら簡単そうだけど、実際はなかなか簡単には進みそうにない。
初めてのことで、要領も悪いわけだし、ましてノウハウがない。
それでも、畳が無くなってしまったこの部屋を、フローリングにリフォームすると思ったらワクワクしてきた!
前を向いて、コツコツやっていくことにした。
普段は見えない床下の中を公開! 床下の構造(その①~④)
健康被害が悪化するのを防ぐために、害虫を根絶することはとても大事!
全部畳を撤去・処分して、念入りにバルサンを2回焚いたら部屋の空気が綺麗になった。