フローリングの張替えついでに、床下配線しました。
タコ配線が嫌なら、床下に配線してみてください!
部屋のコンセントはいくつありますか?
通常なら対角線上に最低2ヵ所はあるはずです。
それでもコンセントが足りない!と感じます。
古い家になると、部屋に1か所しかないんですよ。
まさにこの家はコンセントが少なすぎる家でした。
- 延長コードを使って床下配線をすれば、タコ配線がなくなります。
- 電気工事士の資格がなくても、配線の増設ができる方法です。
- LANケーブルやTVアンテナケーブルも床下配線すれば、すっきりします。
延長コードを床下に配線して、コンセントを増やす
コンセントって増やせるのかな???
普通に思いつくのは、延長コードやタップコンセントで差込み口を増やす方法。
要は、タコ配線。
壁の中の電気配線は、DIYで勝手にいじれるものではありません。
電気工事士の資格がないと、ダメなのです。
この時の私は、どうしても床の上に配線が転がってしまうことが気になっていました。
電気屋さんに頼めばコンセントの増設は可能になります。
お金を出せばコンセントは増やすことはできるけど、できるだけお金はかけたくありません。
でも、自分でも出来るんじゃ・・・
NO!
電気に関するDIYを調べると、やけに電気工事士の資格が必要!と書いてあるのです。
危険なので、きっぱり諦めましょう。
そこで、資格がなくても自分でコンセントを増やす方法を考えてみました。
ということで、延長コードを使って床下配線していきます。
1-1. 延長コードのコンセントを床の中に隠す
部屋の中が電気のコードだらけだと、本当に嫌になりませんか?
ワイヤレスの時代になりつつありますが、それでも結局充電するためのコードが増えたり、電化製品がワイヤレスになる時代はまだ見えてきません。
せめて、コードに引っ掛かって転倒しないための方法はないかと考えた末、延長コードを床下に配線することにしました。
この部屋は畳からフローリングへDIYしている途中なので、床下が開口していました。
①延長コードを、床下の大引きや根太に這わせる。
壁コンセントから大引きに沿ってコードを通していくのですが、絶縁ステップルという金具でコードを留めることは出来ません。
絶縁ステップルというのは、コの字型になった金具のことです。
そこで、大引きにモールカバー(ケーブルカバーともいいます)を取付けて、その中に5mの延長コードを収めることにしました。
モールは両面テープで貼り付けることが出来るようになっていますが、落下防止のためビスでしっかり固定しています。
延長コードをモールカバーに収納して、床下に配線が完了です!
②延長コード|Panasonic ザ・タップX
延長コードは、ホコリ防止や差込みやすさに優れている『Panasonic ザ・タップX』にしました。
コードが5mでコンセントは3コ口、1500w仕様。
延長コードはいろいろなメーカーのものがあるのですが、『Panasonic ザ・タップX』 はコードの絶縁部分が太くてしっかりしています。
抜き差しするときに無理に力を入れなくてもよくて、使いやすいのでおすすめです。
③隠しコンセント
この位置にコンセントを配置しました。
フローリングを貼る前の状態です。
この後、フローリングを貼ってから蓋をしておきます。
1-2. 延長コードを使うときに気を付けること
コンセントが増えても、この部屋で使える電力量は限られています。
定格容量が1500W以下と記載された延長コードを、よく見かけることがありますよね。
電子レンジ、トースター、アイロン、ドライヤー、エアコンなどの消費電力が大きい家電製品は、延長コード使用禁止と記載されている場合が多いです。
電力量を超過した場合は発熱して、プラスチック部分が燃え火災になる事もあるからです。
延長コードを使う場合は、いろいろな電気を使っていることが多いので、知らないうちに消費電力が大きくなってしまいがちです。
合計1500W以上の電気を使用した場合、異常発熱し発火や感電することがあるため、直接壁のコンセントで使用したほうがいいです。
一般家庭で 延長コードを使う場合は、次のことに注意して使用してください。
こまめな掃除と、同時にたくさんの電気を使わないように、気をつけましょう!
1-3. その他の床下配線(LAN・TVアンテナケーブル)
コンセントだけではなく、その他のケーブル類も同時に床下配線をしておくことにしました。
LANケーブル
この家は古い家なので、当然インターネットのLAN配線はありません。
無線LANがあれば問題なくインターネットが使えます。
でも、念のため安定性のある有線LANの床下配線もしておこうと思います。
LANケーブルのコンセントは、モジュラジャックという部品を買えば簡単にコンセントに取り付けられます。
TVケーブル
さすがに古い家にはTVケーブルはあります!が、古いケーブルはノイズが入りやすいです。
壁の中に入っているのでネズミにかじられない限りは、大丈夫なはずですが。
念のため、地デジのみ対応ケーブルを、地デジ&BS/CSアンテナケーブルに新設可能な状態にしておこうと思います。
この家で使用しているケーブルは、『 4Cケーブル 』
『 S-5Cケーブル 』を新設して、ノイズカットを期待したいと思います!
この仕様を見てわかることは、
頭の『S』の記載がないケーブルは、BS/CS放送は見られないケーブルということです。
LANケーブルとTVアンテナケーブルの床下配線をして、立ち上がりの状態です。
漠然としていますが、フローリングを貼るまで、取り敢えずこのままで。
電気工事士の資格をとってみる
このあと、家のリフォームをしていくうちに心変わりをしました。
電気のコンセントがかなり古くなっていたり、コンセントの数が足りないことが気になってしまいました。
家中の電気工事をするためには、かなりの出費になってしまうので、自分でやりたいと強く思うようになりました。
1年弱の勉強期間を経て、無事に独学で第二種電気工事士の資格を取得しました。
国家資格なのに、一生更新しなくても良い資格なのでおすすめです!
あなたも目指してみませんか?
まとめ|部屋にコンセントを増やす応急処置法
生活空間にコードがあるのは邪魔なので、床下配線したらスッキリしました!
家中のコードを整理して、すっきりした空間にしてみてくださいね。