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古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
遺品整理は、工夫次第で処分費用の節約が可能です。
賢く処分していくためのコツをご紹介します。
遺品整理は、自分ですると費用が抑えられるので、かなりの節約になります。
でも、実際やってみるとかなり重労働なんですよね。
時間も労働力も消耗して、体力が回復するのにも時間が掛かります。
遺品整理をする場合、すべて自分でやろうとするのは、おすすめできません。
多少の費用が掛かっても、業者依頼する範囲を決めて行うことが重要です。
この記事のポイント
軽トラックをレンタルして、2日間(別日)にわけてゴミ収集所へ不用品を自己搬入しました。処分経費は総額32,495円で、遺品整理の節約をした方法をご紹介します。
不用品処分を効率よく運ぶための事前準備
今回は遺品整理による、不用品の処分を自分で行いました。
できるだけ費用の節約ができるように、レンタカーの軽トラックで2日間自己搬入しました。
遺品整理で不用品の自己搬入(2日間)にかかった 総費用 32,495円 でした。
一軒家の一人暮らしの祖母の家は、モノというかゴミで溢れかえっていました。
ちなみに一人暮らしとはいえ、かなりの量を溜め込んでいました。
モノを捨てない世代の、典型例だと思います。
不用品処分するためには、まず準備が必要です。
段取りが悪いと、思たように進まないことが多いです。
まずは、処分するものを分別して運びやすくしておくことから始めましょう。
1-1.指定された場所(自治体指定場所)へ直接持ち込む方法
ごみの分別は厳しくて、事前に基礎知識が必要です。
しっかり対策しておかないと、処分場の受付で受け入れてもらえなかったりします。
不用品処分の準備手順
- 搬入時間の確認
- 搬入受付の確認
- 処理手数料の確認
- 準備する小道具
- 家電リサイクル法(家電4品目)による対象品は持ち込み不可
- 自治体で処分できないもの
⑴搬入時間の確認
自治体によって自己搬入先の開門時間など異なるため、事前に調べておきましょう。
午前中と午後を挟んで、お昼休みがあることも念頭に入れておきます。
前日までに目的地までの場所・距離・時間を確認して、効率よく運べるようにする必要があります。
⑵搬入受付
自治体によって異なる場合があるのですが、受付で用紙に以下の項目を記入します。
- 名前
- 住所(※)
- 電話番号
- 搬入車のナンバー
※搬入する自治体の住民であるか、もしくは搬入するゴミが自治体の家のものであること。
⑶処理手数料の確認
10kg ⇒ 〇〇円
※自治体によって料金は異なります。
現金で支払うので、お金を準備し持参することを忘れないようにしましょう。
⑷準備する小道具
①ロープ(紐ひも)
トラックから落ちないように縛るロープを準備しておきます。
これは必需品です。
②作業用手袋or軍手
ケガ防止や作業の効率化のために準備します。
軍手は滑りやすいので、作業用の手袋を準備しましょう!
③タオル
思った以上に重労働なので、汗を拭くためにも準備しましょう。
④ごみ袋
自治体の指定袋以外にも、大きめのごみ袋を準備しておきます。
⑤マスク・ゴーグル
ホコリがかなり舞うのと、ゴミ処理場内では想像以上に臭いが強いので必需品です。
⑥合板(いた)
大量に処分する場合、軽トラの両サイドに合板を入れておくと、運搬回数も減り落下防止になります。
⑸家電リサイクル法(家電4品目)による対象品は持ち込み不可
指定された家電においては、リサイクル料金(有料)がそれぞれにかかります。
・エアコン
・冷蔵庫(冷凍庫)
・テレビ
・洗濯機(乾燥機)
⇒ 不用品回収業者や家電量販店など、引き取り可能な業者に依頼します。
⑹自治体で処分できないもの(受け入れ不可)
消火器、コンクリート、プロパンガスボンベ、畳、塗料、土・砂利、車・バイクの部品、バッテリー、タイヤ、灯油・ガソリン、農薬・劇薬など
⇒ 不用品回収業者か、産業廃棄物・処理業者に依頼する、または自分で直接持ち込みます。
1-2.タイムズレンタカーで軽トラックを借りる
レンタカーで、軽トラックを借りることにしました。
レンタカーの会社は複数りますが、その中でもタイムズレンタカーで借りることにしました。
他社の会社と比べても、比較的お手頃価格です。
禁煙車で、車内も想像以上にきれいで清潔でした。
軽トラックを運転するのは初めてでしたが、オートマなので難しいことは一つもありません。
動きはスムーズで 快適!
軽自動車なのに、馬力もあって運転が楽でした。 (☆゚∀゚)
ゴミの自己搬入【 重労働を覚悟する 】
遺品整理で片付けして出た不用品は、次から次にゴミ袋に詰めていきました。
そのため家の中は、ゴミ袋で山積みになってしまいました。
このゴミ袋を処分しないと片付ける場所が確保できないので、とにかく捨てる!!!ことです。
家から車で約15分のところに可燃ごみの中継所があって、不用品の自己搬入をします。
自己搬入1回にかかる時間⇒ 往復30分+受付5分+作業10分=約45分
⇒ 搬入時間が午前8時から午後3時半まで。(昼休憩12時~13時)
この間に、効率よく運ぶには・・・ 最大5往復します!!!
午前中に出来れば3往復して、午後から2往復します。
よし、頑張ろう!
2-1.不用品の自己搬入【 1回目 】
朝 8時半
軽トラックをレンタル
可燃ゴミ 可燃ごみのゴミ料金 10kg ⇒ 150円(税別)
一回目 10:00
重量 170kg 2,750円
二回目 10:50
重量 140kg 2,260円
三回目 11:50
重量 200kg 3,240円
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四回目 13:15
重量 110kg 1,780円
五回目 14:20
重量 80kg 1,290円
総重量 700kg
合計金額 11,320円(税込)
レンタカー代
・6時間 5,313円
・ガソリン代 821円 (ガソリン満タンにして返却)
1回目の費用 17,454円
2-2.不用品の自己搬入【 2回目 】
今回は、粗大ゴミの自己搬入2回目。
朝 8:30
軽トラックのレンタル
この日は、不燃ごみと可燃ごみを自己搬入しました。
どちらも全く違う場所にあるので、午前2回、午後2回に分けて運ぶことにしました。
一回目 10:00
※すべて指定ゴミ袋に入れて運搬のため、計量は無し。
・不燃ごみ袋 (大)648円(10枚入り) 約30枚 使用 1,944円
・缶・ビン (大)648円(10枚入り) 約10枚 使用 648円
合計金額 2,592円(ゴミ袋代金)
二回目 11:10
重量 130kg 2,100円
三回目 14:10
重量 190kg 3,070円
四回目 15:00
重量 110kg 1,780円
【 可燃ごみ 】
総重量 430kg
合計金額 6,880円
レンタカー代
・6時間 4,813円(前回使用のポイントGetで500円割引あり)
・ガソリン代 756円 (ガソリン満タンにして返却)
2回目の費用 15,041円
この2日間で、かなりのゴミを処分できました。
2-3. 不用品の自己搬入【 総費用 】
軽トラックに一杯のゴミを乗せて運んだ回数は、合計9回です。
自己搬入でかかった総費用を計算してみました。
レンタカー代を含めて自己搬入した金額ですが、これでもかなり安くできたほうだと思います。
・1回目の費用 17,454円
・2回目の費用 15,041円
この作業は2日連続すればレンタカーの経費が少し安くなるのですが、かなりの重労働だったので連日の作業は出来ませんでした。
そのため、レンタカーの軽トラックは別日で再度借りることにしました。
つまり、2日連続でレンタルする場合は、これより割安になるということです。
ですが、家の中はごった返していて、とてもゆっくりできるスペースはありません。
思ったように作業できないもどかしさがあり、また体を休めないと力仕事は続きません。
重労働だったので体力がなくなって、これ以上はもう力が出ませんでした。
遺品整理は、業者に依頼したほうが健康でいられる
遺品整理によって不用品を処分するには、時間と体力とお金が必要です。
今回、2回にわたって不用品の自己搬入をしましたが、その後もまだまだ不用品が出てきました。
家の中の物だけではなく、屋外にも大量の不用品があって終わりが見えないのが現状です。。。
気候(時期)にも注意が必要
古い家の押し入れや畳には、ダニやノミなどの虫が大量に眠っている可能性が高いです。
暑いからといって薄着で作業したり油断していると、恐ろしいくらいに皮膚に刺されて重い症状になることもあります。
疲れで免疫力が低下するし、体のあちこちを虫に刺されたのです。
これが結構長く続き、痒みと痛みで、日常生活をまともに送れなくなってしまいました。
私と家族が経験したので、二度とあんなことはしたくないとトラウマになってしまいました。
部屋の片付けをする前に、ぜひ殺虫対策を忘れずに行ってください。
重労働であることを認識する
荷物を運んだり、積荷することに慣れていないとぎっくり腰になる事もあります。
それでなくても、筋肉痛で体がガタガタになってしまうことを覚悟しておきましょう。
荷物は、ほとんどが重いものばかりだと思った方がいいです。
人間の体力にも限界があるので、無理をしすぎると怪我をしてしまいます。
自分でできることと、業者に依頼することを分けて、効率よく作業することをおすすめします。
『JAPAN環境プロジェクト』で頼めば、
その1 軽トラパック 25,000円 ➡ 18,000円
その2 1.5tトラックパック 50,000円 ➡ 39,800円
その3 2.0tトラックパック 62,000円 ➡ 49,800円
家の中の不用品は、計画的にまとめて処分しましょう!
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まとめ 遺品整理の節約
自分で遺品整理をする場合はそれなりの覚悟が必要です。
すべて自分でやるのではなく、やる前に業者に頼む分と自分でやる分を分けましょう。
張り切ってやろうとすると、怪我したり疲労で日常生活に大きく支障が出てくるはずです。
遺品整理は、日常のごみ処分と大きく違います。
カビやダニなどの人体に害のあるものを多く含んでいることが多いので、目に見えない思わぬ健康被害を受けてしまう可能性もあります。
作業する前には、殺虫対策を忘れないでください。
お金に余裕があるなら、迷わず遺品整理業などの業者に依頼するほうが健康的でいられます。