使い古された水廻りの台所を、清潔な空間へとリフォームする

台所

 

水廻りの台所は湿気が多く、劣化の激しい部屋のひとつ。

床もブワブワとしていて、歩くことさえ危険なこの台所を生まれ変わらせたい!

 

キッチンは綺麗に使い続けたとしても、20年もすればガタがきてしまう。

そうは言っても、リフォームするとなると費用もかかってしまうので、誤魔化しながら使い続ける人も多くいる。

 

台所は、様々な設備が集合している場所。

それぞれの設備がちゃんと機能しているのか、確認しておく。

 

台所設備の交換目安

 ガスコンロ・・・異臭、ガス漏れ、火が点かない等
 水栓・・・水漏れ、レバーの動きが悪い等
 排水管・・・異臭、水漏れ、詰まり等
 換気扇(レンジフード)・・・異音、油汚れ、ファンの回転が悪い等
 シンク・・・錆びや汚れが目立つ、扉の歪み等
 フローリング(床)・・・床が割れたりブカブカする、カビや汚れ等

 

この記事のポイント 
私は、Low-COST(=費用を出来る限り抑えて)で、30年以上使われてきたこの家の古い台所をNew-Kitchenに生まれ変わらせてみたい!

 

畳からフローリングへDIY、湿気・通気・害虫対策で床下のメンテナンスをする
≪床下の構造≫ 床下を開放したら、家を守るために害虫予防や湿気対策をしよう! 前回の記事 作業手順 ① 床下を綺麗に掃除する。           ← 今回はココ ② その上に強力防湿シー...

 







理想のキッチンをイメージして計画を立てる

この家のリフォームで、一番の難所である台所

ついに、この部屋を開拓していくことにした。(・◇・)ゞ ヤルゾ-

 

水廻りのリフォームって、予期せぬことがある気がして・・・ すごく不安。(・へ・;;)

 

台所の間取り

 

台所は10畳の広さで、とにかく茶系の大きな食器棚が圧迫感を与えていた。

足の踏み場もないくらい、物で溢(あふ)れかえっていた台所。

 

ブワブワして歩くのが恐ろしい場所が、何ヶ所かある。

 根太が折れているか、外れているのかもしれない。

 

無意識に歩いたら、多分床が抜けそう・・・ヽ(*’0’*) ワァオォ!!

台所は水廻りだから、床下の湿気が多いのかな。。。

 

台所は、今のままでは不潔で雑然としているので、落ち着かない場所。

私が希望していることは、ずっとそこにいても飽きずにくつろげる場所

 

理想のキッチン

 料理を作るのが楽しくなるように、自分の好きな色や素材を使って台所を自分らしく機能的に作っていきたい。
 食事が美味しく感じられる、落ち着いた空間にしたい。
 動線をスムーズにして、料理しやすい環境をつくりたい。

 

こうしたいとか、ああしたいとか、希望は膨らむばかり。

考えるだけでも楽しい。(*^_^*)

1-1. 理想のキッチンを具体的に計画する

 

理想を掲げただけでは夢に終わるので、実際にどういうことをするか計画を立てる。

 

清潔な台所にDIYする

① 台所の床を撤去して、作り直す。 床下点検口を設置
② 内壁材を撤去して、作り直す。 防音・断熱材を投入した壁
③ シンクが古いので、作り直す。 DIYシンクの作成
④ 水道・排水管の老朽化、新しく取り替える。 水道管を新設する
⑤ 天井の塗装を塗る。 天井裏点検口の設置

 

断熱・寒さ・騒音対策

 住宅立地が盆地で、夏は暑すぎ・冬は寒すぎる寒暖の差を何とかしたい。
 外の騒音がまるですぐそばから聞こえてくる、生活騒音を何とかしたい。
 二重窓の設置(内窓)
物を露出せずに収納できる、対面キッチン風のカウンター棚を作る。(理想なので大きく)

 

実際に作業を進めていくと、予想外な事態も起こる。
計画通りに進まないこともあるけど、出来るだけ頑張ってやってみよう!

台所の床下を開口する

 

築30年以上もの古い家の台所は、並大抵の汚れではない。

なので本格的に取り掛かる際は、相当気合を入れておかなければ・・・

負けてしまう、自分に!

 

2-1. 台所を片付けて、床上の家具・シンク等を移動する

 

大きな食器棚、冷蔵庫、シンク台、ガス台を別の部屋へ移動する。

あんまり重いので、余った合板キャスターを付けて、台車を作成してみた。

片付け作業が、結構過酷な重労働。(>▽<;; アタタ・・・

 

昔ながらのL字型のシンク台は、開けるのが恐ろしいくらい年季を感じる。

開けたら、何か出てくるんじゃないかって・・・気が気でない(ノ_-。)アケルベカラズ

 

 

仕方なく・・・

シンク台の扉を開けると、思ったとおりの恐ろしい黒い虫の死骸が転がっていた。

ギャ~~~~ ( ̄□|||| )

わかっていても、死んでいても、何度遭遇しても、やっぱり怖い。。。

 

その中に混じって、大量に未使用のゴミ袋が出てきた。

ちなみに、袋の中に入っている透明ゴミ袋だったので、これからの片付けに充分使えそう。

 

これは、お宝だ~\(^▽^)/

2-2. 台所の古いフローリングを撤去する

 

作業準備

解体のときは、決まってマスクは二重帽子メガネも装着する。

特に、マスクは鼻が隠れるようにしないと、鼻の中は真っ黒になってしまう。

だけど、マスク装着しての作業は、息をするのもやっとで相当苦しい・・・(o-_-)

 

キッチンマットを剥がす

 

台所は水廻りなので床には、フローリング材の上に、ビニール製クッションフロア材が敷いてある。

キッチンマットとも言われ、古い家ではよく見かける。

要は、油汚れや水漏れ時にサッと拭き掃除しやすいように、部屋全体を覆っている。

 

 

フローリング材は、合板のような合成材で10mm厚のもの。

丸ノコで、すいすいとカットしていくつもりだったんだけど・・・

これが、うまいこといかない ヾ(- -;)

 

このビニール製のキッチンマットがクセモノ・・・

丸ノコでカットするときに、ビニール素材が引っ掛かってキックバックする。

 

厄介なことに、キッチンマットはボンドでその下の床にしっかり接着されている。

だから、なかなか剥がれない。。。( ̄o ̄)フゥ- ヘラでこすって剥がすことに。

 

 丸ノコは、正しく使わないと大変危険な道具にもなる。

手間がかかってしまうけど、まずこのシートを地道に剥がしていく。

 

全部剥がさなければ、床下を開口することは出来ない。

この作業は地味に手間がかかる、1日がかりの労働。 (*・.・)ノ キアイ注入~

 

こういう予測のつかない労働は、精神的にも肉体的にも体に堪(こた)える。

 

床下の一部を開口して覗いてみる

 

最初は、根太に干渉しないように電動ドリルで床に数か所連続で穴を開ける。

これは、丸ノコの刃を入れるための穴。

 

丸ノコの刃が入るくらいの木工用ドリルビットでOK!

どうせ床は解体するので、根太だけは切らないようにして、丸ノコで部屋の隅の方を開口してみた。

 

 

床下を覗いてみると、他の部屋と同様にで、台所なので表面は湿った感じがある。

この中にもゴロゴロと黒い虫の死骸が転がっており・・・ホント溜息が出る。(*_ _)。。。

 

床下開口前、念入りにバルサンを焚いておく

 

床を全開口する前に、どうしてもやっておきたかったこと。

ヽ(゚∇ ゚ ) いつもの恒例行事!

 

 

ダニやゴキブリの防虫対策をしっかりやっておく!

 

和室A・B・Cの各部屋でもバルサンを焚いて駆除した

台所でも、念入りにバルサンを焚いておきたかった。

 

床下開口前

床を全開口する前に、両サイドに2個バルサンを準備して焚いた。

 

さらに・・・

床下開口後

床下開口後も、同じく2個使いでバルサンを焚いた。

 

バルサンを焚いた後は、本当に部屋がスッキリする。(^Д^)ゞ

害虫駆除のためには欠かせない作業。

 

 換気を充分した後、床下を綺麗に掃除しておいた。

丸ノコの危険性

 

フローリングは経年劣化で湿気を多く含んでいて、剥(は)がれ易くなっている。

床がブワブワしていたのも、フローリング材に水分が多く含まれていたから。

時折、根太に注意しながら丸ノコでフローリング材をカットして、バリバリ剥がしていく。

 

丸ノコは使い慣れてきてはいるけど、今でもまだ怖いって思う。

だから、丸ノコを使う時はいつも気をつけている。

 

丸ノコの注意事項

 丸ノコを使わない時は、必ずコンセントから抜いておく。
 刃の切れが悪くなってきたら、新しい刃に交換。(なるべくこまめに交換)
キックバック防止の為に
 必ず平らな場所で、真っ直ぐにゆっくり切ること。
 切り始めの時は、刃を木材に当てない。
 カットする木材を固定する。

この間、TV特番で救急24時みたいな番組があって、日曜大工で丸ノコ使っていた人が指を切断していた・・・

救急搬送するとこをちょうど見てしまって、ゾゾッとした。(; ̄□ ̄;)コワイ・・・

他人事じゃないもんなぁぁぁ~(*¨) ….

 

電動工具の中でも、丸ノコは本当に危険だし、疲れている時は使わない。

油断しないで、安全に使おう。。。

大量のゴミを処分する

 

10畳分のフローリング材は、大量のゴミになった。

捨てやすいように、全部ロープでしっかり縛っておく。

それなりに重いし、かさばるので早めに捨てたい。

 

有料のゴミ袋(大)に入らないものは、ゴミ焼却場へ自己搬入しなければならない。

 古い家のリフォームは、ゴミの処分が地味な労働でもあり、なかなか作業が進まない。

 

あっという間に、日も暮れていた。。。( -д-)ツカレタヨ~

綺麗になった床下に、強力防湿シートを重ね張りする

 

台所の床下は、斜めになっていた。

坂道にある家なので、北側と南側で床下の深さが違う。

だからといって、床面までも斜めになっていては困る。

 

そんな時は、これを使って確認。

 

 

水平器を使って、根太の水平を測ってみた。

気泡が中央に位置していたので、まあ大丈夫なのかな、と安心した。(*・∀・*)ノ

 

次に、床下全面に防湿シートを貼っていく。

 なるべく隙間を作らないように、厚めに重ねて貼り合わせる。

 

この防湿シートは、一番最初に購入した50m巻きがまだたくさん残っている。

もう使う場所がないんだけどナ・・・ (*>∇<)

 

 

それから、シートの上に床下調湿材床下さらりを撒く。

※この段階で撒くと砂ボコリが舞ってしまうので、床を閉じる直前に施工した。

 

施行目安量 : 1坪あたり2袋(20g)

5坪(10畳)なので、10袋を床下に撒く。

 

 

大引きと束(柱)が交差するところに、全部カスガイを打ち込んだ。

鎹(カスガイ)とは、木材と木材をつなぎとめる金具。

先端が釘になっており、金槌で木に打ち込む。

 

 

特に、束(柱)がずれている所は見当たらなかったのだけど・・・ ρ(・ω・、)

古くても優れた家は、大工さんの緻密な施工によって実現しているらしい。

土台をしっかりと固定して、頑丈な床にしておきたい。

少しでも長く住めるように、今できることやっておく。

 

束(柱)と束石がズレていたりすることもあるので、チェックしておく。

この地域は大きな地震で揺れたことが無かったので、そんなにズレは無かった。

 

床下は白アリの腐食も考えられるので、今は鋼製束プラ束が使われることが増えている。

 素材が木でない為、白アリに食べられる心配は無いし、高さの調整が可能。

 

束に白アリの被害を発見したら、この商品を使えば簡単に取り換えが可能。

 

 

 

湿気が発生しやすい水廻りに高級材木を使ってみる

 

台所の床は、ブカブカしていた場所が数か所あった。

床の開口後、根太を確認してみたけれど折れていなかった。

 

根太の上に10mmの合成フローリング材を1枚敷いただけの施工だったから、

長年の湿気で木が劣化してブカブカしていたのかもしれない。

 

根太はまだ機能を果たしてくれそうだけど、今後のことを考えて新設する。

他の部屋と同様、既存の根太隣接して追加していく。

 

3-1. 水廻りには檜材を使う

 

台所は水廻りなので、湿気が発生しやすい。

そこで、ここではちょっと上質な根太を使うことにした。

 

使った材質は、一等檜材

わたしの中では高級食材みたいなカンジ。。。イイスギ???

ヒノキは本当にいい匂いがする。

部屋全体が浄化されていく(^∀^)

 

届いたばかりの檜材は、真っ直ぐで節目があまりない。イイカンジ~

 

今まで根太に使っていたのは杉材

 ヒノキはヒノキ風呂に使われるくらい、水に強くて腐りにくい性質。

だから、台所と洗面脱衣所の根太はヒノキにしておこうと思う。

 

ヒノキの香りがする家は、私の憧れ。

いつまでも、この香りが続けばいいなぁ~(・∀・)

 

台所の根太を掛けていく。

根太の端を支える土台が無かったり、短い場合には横木を取り付ける。

 根太掛け

 

この根太掛けは、根太の強度を保つことができる。

強靭な根太にしよう~(^^)/

 

 

もともとある根太の横に、新しい檜材を追加していく。

大引きのある位置に電動ドリルでビス止めしていくと・・・

 

あれっ?

なんか、杉材を使っていた時とは違う感触。。。

 

ビスが檜材にしっかり食い込んでいく。(*゚∀゚)イイネ

やっぱり質の良い木なんだって思った。

 

3-2. 強力な臭いにも負けず、防腐剤を塗る

 

ここで、木材保護の為に防虫・防腐塗料を塗る。

 根太や大引きなどに塗装して、害虫やカビ・湿気などから保護する目的。

 

私が選んだ塗料は、ホームセンターに行けばたいてい並んでいるキシラデコール

 

 

 ≪ 製品の特長 ≫

●全国の重要文化財や公共施設に使用されている、ドイツ生まれの高耐久木材保護塗料
●高性能防虫・防腐・防カビ・撥水成分が木材の深部まで浸透し、日光、雨、害虫、カビなどから長期間木材を守ります。
●表面に塗膜を作らず着色するので木目が見え、木材の持つ自然な風合いを引き立たせます。
●塗装後も保護成分の臭いが若干残りますので、屋内木製品の塗装には不向きです。

●重ね塗りの目安: 保護効果を高めるためには重ね塗りが有効です。重ね塗りは、指で触ってもつかない程度まで乾燥させてから行って下さい。

製造国: 日本

 

臭いが強烈なので、人間の体に影響はあるのかキシラデコールの安全性を知っておく。

①作業者への安全性

キシラデコールは木材防虫剤、木材防腐・防カビ剤を配合した屋外用のステインタイプの油性塗料

有機溶剤が含まれ、作業中(ハケ塗り可、スプレー塗装不可)および乾燥するまでは換気を良くし、有機溶剤による中毒の防止や臭気の低減に配慮すること。

 

②居住者への安全性

 キシラデコールの塗装後、乾燥するまでは、有機溶剤による中毒防止や臭気低減のため換気に配慮する。

 また木材防虫剤、木材防腐・防カビ剤の体内への吸収を避けるため、未乾燥の塗装面には触れないようにする。

 触れた場合は直ちに石鹸で洗う。乾燥後は、手などが触れても安全上問題ない。

 キシラデコールに使用される木材防虫剤、木材防腐・防カビ剤は蒸気圧が低く、さらにこれらの薬剤は木材に浸透し、樹脂により固着されていることから、空気中に揮散する可能性は低いと考えられる。

 

詳細は以下のホームページで参照 

キシラデコールの安全性・成分データ・環境への影響 | 木材保護塗料 キシラデコール | 大阪ガスケミカル株式会社
キシラデコールは木材防腐・防カビ・防虫剤を配合した屋外用のステインタイプの油性塗料です。キシラデコールの安全性・成分データ・環境への影響について。

 

薄めずにそのままの液を塗っていく。

二度塗りしたら、1.6L缶の半分くらいは減っていた。

 

臭いがかなりキツイ!マスクと換気が必要。(´・ω・`)

数日間は部屋全体を換気して、しっかり乾燥させておく。。。

 

次回の記事
 大引きの割れを発見!? 修復する

 

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