【押入れDIY】湿気やカビだらけの床下を改善して、DIYで押入れを書斎へと生まれ変わらせよう!
古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
押入れの中が清潔で綺麗だと、全体的に良い家なんだなと思います。
布団や服など収納するものが多い家の押入れは、長年の湿気やカビで床までもブカブカになってしまうことがあります。
押入れに湿気が溜まりやすいのは、密閉された空間で空気の流れが閉ざされてしまうからです。
あまりに傷みがひどくて床が抜けてしまっている場合は、床下を見直して湿気対策と断熱材をしっかり入れるといいですよ。
押入れの床面積は狭い範囲なので、意外と気軽にやれます。
業者に頼まなくてもDIYでやれたので、ぜひチャレンジしてみてください。
また、押入れという空間を利用して書斎にしたい場合にも、参考になるのではないかなと思います。
趣味や在宅でのテレワークが進むこれからに、押入れを活用してみるのもいいです。
ついでに天井もリフォームすれば、さらに明るい空間になります!
- この記事のポイント
- 崩壊した押入れの床下を開けて、カビ・湿気対策をします
- 押入れの扉を開放して、在宅ワークの書斎として利用できるようにします
- 床や天井をフローリングに張替えると、明るい空間になります
床抜けした押入れ
押入れの中がカビ臭くて床抜けしていたので、補修する必要がありました。
薄いべニア板は湿気でブヨブヨとたわんでしまっているので、いっそバリバリと剥がして撤去したほうが早いです。
押入れに入れてある物も、カビが発生してしまっています。
押入れの湿気を放置すると布団や座布団などが使い物にならなくなるので、早めの対処が必要になります。
1-1.押入れの湿気対策
押入れの湿気が気になっているのに…つい目をそらして、ふすまを閉めていました。
家のリフォームの中で、特にダメージの大きかったのが押入れです。
- 押入れの床がブワブワしている
- 扉を開けたときにカビ臭い
- ふすまが湿気でヨレヨレになっている
押入れの中に湿気がこもりやすい理由は、空気の流れがないからです。
そもそも空間がないことが湿気を生みます。
押入れの湿気対策で一番効果的なのは、モノを減らすことです。
①押入れに宝は眠っていない
押入れを開けると、すぐに湿気とカビが充満していているのが分かります。
「ココは、開けてはダメ!」だったはずの扉をついに開けることに…。 (+д+)
とにかく布団や座布団、古い服、壊れた電化製品、etc. 物がギュウギュウに詰め込まれています。
祖母はとにかくモノをため込むタイプで、新しいもの欲しいものを手に入れては押入れや倉庫にしまっておく人でした。
数年前どころではありません、何十年前のモノがたくさんありました。
何か掘り出し物が眠っているんじゃないかって期待したのですが、宝と呼べるものは何一つ眠っていません。
あえて言うなら、一部のアンティーク好きな人から見れば錆びて使えないけどレアな家電製品とか…でもやっぱりゴミです。
②最強の湿気対策は処分すること
埃がすごいのでマスクを二重にして、押入れの物を全部ゴミ袋に詰めていきます。(;゚д゚)ゴホゴホ
自分にとって意味のないものは、一生使われることはありません。
全てのモノに意味があることを前提に考えて必要or不要と分別していくと、生活を豊かにしてくれるものだけが残るはずです。
祖母が生前購入したものがすべてこの押入れにしまってあったので、私にとって必要なものはありません。
どの家でもそうですが、一番効果のある湿気対策は風通しを良くすることです。
つまり、不要なモノは減らして処分することです。
全部撤去しました。これで通気性は抜群になりました。
やっとのことで押入れから物を全部運び出したら、壁はカビだらけでした。
押入れの床は薄いベニヤが貼られているだけの簡単なつくりで、それが湿気で崩壊して床下が見えています。
あ~あ、ここはもうダメだ!!!
押入れの床下から、やり変えよう!
③押入れ書斎をつくる
子供の頃は自分だけの部屋が無かったので、押入れが一人の世界に浸れる秘密基地でした。
押入れは収納だけではなく特別な空間だったことを、おぼろげながら懐かしく思い出していました。
押入れがわくわくする楽しい空間だといいな、そんな気持ちが蘇ってきました。
6畳の部屋に机や棚を置くと狭くなるので、押入れ自体を書斎にできたらいいな。
なるべくモノを増やさないで、部屋全体を密閉しないようにふすまも取り外して使うことにします!
ではDIYで始めていきます!
押入れDIY!床下を解体して、抜本的な湿気対策を施す方法
この押入れの湿気は、市販で売られている『湿気取り剤』などを使っても取り除くことは到底できません。
根本から湿気対策を行う必要がありました。
- 床下の地面が『土』の場合
- ➜ 床下が土の場合は多くの水分を含むため、多湿の環境になっています。
床下の改善を行なえば、家の寿命も延びます!
【ジャンプして進めます】
- STEP 1
①押入れの床材を撤去する
②床下の清掃
③床下の湿気対策 - STEP 2
①断熱材を厚めに入れる
②べニア板で床の蓋をする
2-1.押入れの床下対策
6畳の部屋に同じサイズの押入れは2つあって、横長に並んでいます。
押入れのサイズで基本的に多いのは、間口が1間あるものです。
部屋のサイズを言うときに6畳間とか言ったりしますが、押入れは大体1畳程度の広さがあります。
これが横に2つ並んであるので、2畳分(=1坪)あることになります。
- 住居の広さを表す単位
- 3つとも同じサイズを表しています。
- 1坪
- 1.82×1.82=3.31平方メートル
- 2畳
呼び方は違っても、同じサイズのことですね。
2畳分の押入れはどちらもカビと湿気による劣化が激しくて、床が抜けたり黒ずんでいます。
カビやダニにとって住み良い環境なので、虫嫌いの私にとっては恐ろしい場所です。
このままでは安心して暮らすことは出来ません。
①押入れの床材を撤去する
これから、押入れのベニヤ板を剥がして床下を開けていくところです。
2重マスクと保護メガネは必須アイテム。
ダニから皮膚を守るために長袖の服装に着替えて、防虫対策の備えは完璧にしておきます。
もしかして、「大袈裟だな~」って思いましたか?
いえいえ、もし半袖半パンなどの軽装で作業したら、冗談抜きで自滅します。
目に見えない大量のダニが潜んでいると思ってくださいね。
湿気の多い床下の作業をするときは、人の体に影響を及ぼすほどのダニが一瞬で襲い掛かってきます。
作業の前には「バルサン」で、ダニ退治も忘れずにやっておきましょう。
できるだけ肌を出さないような格好になることが重要なので、帽子や防護眼鏡なども装備して万全に準備しましょう。
この商品は、普段メガネをかけている人にも人気の保護メガネです。
アレルギー体質の人は下手すると体調を崩してしまったり、アレルギーが悪化することもあるので気をつけてください。
まさに私のことなんですけど。経験者です。
話が脱線しましたので、戻しますね。
ベニヤを全部撤去して床下を開放したところです。
カビ臭いし地面は土なので、ジメジメしていて床下環境はよくありません。
殺菌消毒効果のある消石灰は、床下のカビ対策や床下浸水後の消毒などの用途でよく使われます。
よく見ると石灰をまいた跡(白っぽい部分あり)が少しありましたが、ほとんど消えかかっていてもはや効果はないみたいです。
Point! 床下はダニの温床です
床下を解体する前に、必ず害虫駆除をしておきましょう!
➡作業開始前に、床下の環境を少しでも改善しておくことは大事です。
②床下の清掃
ギャ~~~!!!
なんか黒い虫(G)が死んでいる…。
覚悟はしていたのですが、いちいちびっくりして疲れました。(*_ _)グッタリ
息を殺して、まずは床下を綺麗に掃除します。
家の建築当時からあると思われるような、ゴミや木くずが転がっていました。
土と混じって砂利もあるので掃除しにくいですが、できる限り平らになるようにして綺麗にしておきます。
この後で説明しますが、地面を平らにしておくことがポイントになります。
次からは床下の湿気対策です。
③床下の湿気対策
本来ならコンクリート敷きの床下が良いけれど、地面が全部土なのでそれはいまさら無理…という人は、今回行うやり方で床下の湿気対策を行ってください。
- 床下の湿気対策
- 防湿シートを敷く
- 床下調湿材をまく
蒸発した水分が床上に上がってこないように、湿気を防ぐ対策をします。
①防湿シートを敷く
床下全面に『強力防湿シート』を貼っていきます。
強力防湿シートは0.15mmの厚めの透明シートで、ちょっと引っ掛けたくらいでは破れにくい素材でできています。
普及品のシートよりも厚みが約2倍あるため、強力な防湿効果を得たい場合に使用します。
ハサミやカッターでスイスイカットできるので、施工もしやすい人気の商品です。
同じような商品がたくさんある中で、他より厚みのある『 DIY STYLE 強力防湿シートS 』を使いました。
防湿シートについて
DIY STYLE画像 | |||
タイトル | 定番! 50m巻 | メーター売り 数量1につき1m | 二つ折り 50m巻 |
幅 | 幅950mm(ミリメートル) | 幅1.8m(メートル) | 幅1.8m(二つ折り) |
長さ | 長さ50m(メートル) | 長さ1m(メートル) | 長さ50m(メートル) |
厚み | 厚さ0.15mm | 厚さ0.15mm | 厚さ0.15mm |
特徴 | 定番商品!たっぷり使える | 必要な分だけ切り売り購入できる | 二つ折りなので、広い場所で使いやすい! |
価格 | 7,250円 | 650円/m | 13,500円 |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
50m巻きはたっぷり使えるサイズですが、押入れだけに使う場合はメーター売りで購入もできます。
隅の部分は、シートに立ち上がりをつけて贅沢に使います。
大事なことは湿気の侵入を防ぐことなので、ギリギリではなく広めにカットして使いましょう。
継ぎ目ができる場合は、余分に重ねて粘着テープで貼っていきます。
①隙間を作らないようにシートを重ねて、②粘着テープも隙間を作らないように貼りましょう!
これは台所でも『防湿シート』を敷いたときの様子です。
隙間が無くなるようにシートを重ねて、テープを貼っています。
②床下調湿材をまく
次は、シートの上に床下調湿材を撒いていきます。
床下のカビ対策には、昔から殺菌消毒効果のある『消石灰』が使われると言いましたが、防カビはもちろん調湿・防虫・消臭効果もある『床下さらり』という商品をまいておきます。
消石灰は粉状ですが床下さらりは小さな白い石ころなので、下地が平らでないと偏りができてしまいます。
床下の掃除をする際に、なるべく地面を平らになるようにしておくのはそのためです。
床下さらりを使用する目安分量は1畳で1袋使いますので、押入れ1坪分は2袋必要です。
1坪あたり2袋(20g)が目安です。1坪=2畳分のことです。
- 床下調湿材 『床下さらり10kg』の説明
- 素材 : 加熱処理高機能化天然ゼオライト
- 調湿作用 : 湿度が高いとき水分を吸い、乾燥したときに吐き出す調湿作用で床下環境を改善
- 用途 : シックハウス症候群やアレルギーの原因となる有害化学物質吸着
- アンモニア脱臭力 : 活性炭の約30倍・砂場特有のいやな臭いを脱臭
- 施行目安量 : 1坪(2畳)あたり2袋(20g)使用 つまり、1畳で10kg=1袋を使用する
匂いはなく袋から出すときに白煙が舞うので、ゴーグルやマスクをしてから施工を開始します。
床下さらりをまいた後は、湿気でかび臭かった床下空間が爽やかに変化しました!
すごい!やった甲斐がありますよ。
- 床下の湿気対策のポイント!
- 強力防湿シートで床下の土を覆って、床上への湿気を防ぎます。
- 床下空間にできてしまう湿度を、調湿作用のある『床下さらり』で環境改善をします。
③ 換気口に網を付ける
床下換気口の周りは、通気しやすい環境にしていますか?
家の周りのすべての換気口をチェックしてみたら、物で塞いでしまっているところがありました。
特に屋外側の換気口を封鎖するように物が置いてある場合は、すぐに撤去しておきましょう。
それと、床下換気口の幅が広すぎるため、開口のついでに網を付けておきました。
防虫対策(大きくなったGの通過を防ぎます)の一つです。
また蛇の抜け殻を床下で発見したので、完全封鎖しました。
材料は鉢底のネットとして使う、ポリエチレンの網を使いました。
網目も小さく丈夫なので簡単には破れませんし、通気の邪魔にもなりません。
屋内側から取付けしたほうが、日焼けによる経年劣化を防げます。
床下から取付けるのが難しい場合は、屋外からでも取付けることができる場合があるので、ぜひやってみてください。
コーキング剤を塗って、コンクリート部分に貼り付けているだけです。
しっかり接着していて、数年経過しても外れていません。
これは簡単にできるので、すぐにでも実践してみてくださいね。
2-2.押入れの床をつくる
DIYで可能な床下の湿気対策を行ったので、押入れの床を作っていきます。
42mm角の木材が並んでいたのを見たことがありますが、この床下の根太に関しては少し痩せているようです。(゚∀゚)
でも木材は硬くて、ちょっとやそっとで折れそうにありません。
歩行頻度が高い場所なら交換をすべきですが、今回は根太にビスを追加をしてしっかり固定するにとどめました。
根太は床を支える大事な柱です。
①断熱材を厚めに入れる
この家は底冷えがひどいので、スリッパが必須アイテムです。
そこで、この冷気を遮るために断熱材を入れます。
ホームセンターで断熱材が揃うので、青色のスタイロフォームを買いました。
普通自動車のトランクには入らないサイズなので、カッターと定規を持参して駐車場でカットすれば持ち帰れます。
そのかわり、根太と根太の幅を測定してからカットしてくださいね!
- 断熱材:スタイロフォーム(青)
- 厚み(mm):20・25・30・40・50
- サイズ(mm):910(横)×1820(縦)
断熱材は熱伝導率・吸水率・圧縮率とか…細かい特徴と種類がありますが、DIYで使う場合は厚みに注意して選択すれば問題ありません。
見た目は一緒なんですけどね…ヾ(・д・`*)
根太の厚みがおよそ42mmなので、断熱材も厚みを合わせます。
ホームセンターによっては、品揃えが少ない場合もあります。
そんな場合は20mm厚と25mm厚を2枚重ねて、45mm厚にして敷き詰めていきます。
誤差の3mmは?と思うかもしれませんが、手で押すと凹むくらいの素材なので問題ありません。
20mmを2枚でも良かったかもしれません。
根太と断熱材の間の微妙な隙間もなくなるように、びっしりと埋めます。
- 隙間が気になる場合の対処
- 断熱材の余った端材を補足して、隙間に入れ込みます。
- 根太と断熱材の上に、断熱テープを貼ります。
隙間を封鎖したので、これで床上に湿気が上がってくることはありません。
②べニア板で床の蓋をする
最後に、5mm厚のべニア板でビス止めをして、床が完成します。
べニア板は各種サイズがありますが、5mm程度のべニア板はホームセンターで普通に買うことができます。
あくまで押入れとして床下の湿気対策をする場合は、これで完成になります。
地面が土で断熱材が入っていない家は、カビや湿気がひどくなって床が抜けてしまうことがよくあります。
DIYでも湿気対策はやれるので、気になる場合はチャレンジしてみてください。
床下点検口があるなら、床下の状況を確認しておくといいですよ。
こんな感じでしばらく蓋をしていましたが…
せっかくここまでやったのなら、もっと過ごしやすい空間にならないかな?と思うようになりました。
開放的な楽しい空間にDIYする|押入れ書斎
一度貼ったべニア板を取り外して、張り替えることにしました。
和室の押入れというイメージを払拭して、『書斎』として利用できる空間にしたい!
もっと開放的な空間にするために、ふすまを取り払うことにします。
ふすまを外すだけでは、床のべニア板が味気ないので…
この部屋の畳をフローリングにしたときに使った『檜のフローリング材』を床に張っていきます。
- STEP 1
- 清々しくて落ち着くヒノキ材を使う
- STEP 2
- 書斎に必要な電源とLAN配線の設備
- STEP 3
- 壁の劣化を修復する
- 壁漆喰で押入れの壁全体を塗る
3-1.押入れ書斎にするため、床材をヒノキ材に張り替える
部屋の広さは6畳(3坪)ありますが、押入れ2畳(1坪)を入れたら8畳(4坪)になります。
押入れは部屋全体の1/4を占めていることになるので、立派な居住空間として利用ができます。
押入れの床にヒノキ材のフローリングを使うのは、私にとっては少し贅沢でした。
だけど、それが押入れじゃなくて部屋の一部となるなら…アリですよね。
ひのきフローリング材 | 【節あり】木栓補修のB級品 | 【節あり】木栓補修なし |
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節無しは高価なので、節あり木栓補修のB級品を使いました。
木栓補修なしの商品はさらに安価ですが、これは穴が開いているので部屋用にはオススメできません。
木栓補修なしの商品を使う場合は、押入れの襖を閉める用途で使うには良いです。
穴が開いた部分はシリコンシーラントで埋めれば問題ありません。
押入れの床材
- 押入れの床にべニア板を使えばかなり安く仕上がりますが、フローリングを張ると一層おしゃれに変身できます。
- 訳ありのフローリング材を使うときは、【節あり】(➜木栓補修のあり・なし)か【節なし】の確認をしておきましょう。
押入れの上段と下段に、ヒノキ材のフローリングを貼っていきます。
節があっても味わいが出るし、何よりヒノキの存在は清々しくて落ち着くパワーがあるんです。
部屋全体がヒノキ一色になって、一体感ができました。
上段には【節無し】のA級品をつかい、下段の足元は【節あり】のB級品にしました。
部屋に奥行きが生まれ、広々とした空間になりました。
3-2.オリジナルのコンセントを追加する
書斎と言えば、コンセントが必要なので作っておくことにしました。
押入れは部屋の照明が当たりにくいので、スタンドなどの照明は必須です。
コンセントを設置していきます。
この家は驚くほどコンセントが少なくて、もともとコンセントが各部屋に1ヵ所しかありません。
床下を開けた時から、各部屋のコンセントを追加する計画を立てていました。
パソコン作業も出来るように、有線LAN配線用のコンセントも設置しておきます。
LANケーブルは床下から通していました。
この内容は、こちらで解説しています。
3-3.壁の修復をする
軽微な壁の劣化には、穴埋めパテを使いました。
かんたんに穴埋めできるメリットがあります。
壁の剥がれた部分にパテを施して、簡易的に補修ができます。
使用方法
- 400gに対して水160ccを加えてよく練り合わせる。(少量を使用する場合は、水量の比率を同じにする)
- パテベラで、刷り込むように壁に練りこむ。
- 完全硬化は約3時間。(気温、湿度、水量により変化あり)
- 施工後に凹凸があれば、硬化後にサンドぺーパーで表面を平滑にする。
施工後、乾いたら色が白く変わっていました。
が、周りの壁の白と色が合っていませんね。
今回は目立つ場所ではなかったので、網テープを使用せずに施工しました。
- 網テープの説明
- 付属の網テープを使用せずに施工すると、凸凹になりやすいです。狭い範囲なら無くても可能。
あまり目立たない場所でかんたんに隠したい場合に使用すれば、問題ありませんね。
壁漆喰|番外編
押入れの壁全体がカビや汚れで気になる場合は、壁漆喰をするときれいに蘇ります。
漆喰は水と混ぜるだけで出来上がるので、狭い範囲の押入れなら壁漆喰がオススメ!
水だけで何も加えない場合は真っ白に仕上がるので、少し色を付けたい場合は市販の水性液を混ぜて変化を楽しむのが一押しです。
あれこれ準備したり手間を掛けたくない人は、すでに練りあがっていてすぐ使える商品を選んでください。
最後に、漆喰を塗るときは左官道具を使いますが、素人がうまく使えるようになるまでには時間が必要です。
そこで、ゴムベラを使うとかなり塗りやすいので、初心者の漆喰塗りにはオススメの一品です。
3-4.押入れの天井に杉板をはる
押入れの天井を見上げると古い木のせいで、せっかくの空間が台無しに感じてしまいます。
天井に関しては杉板を張ってみることにしました。
杉板を張る前にひと手間掛けると違いが出ます。
表面のざらざらした部分にやすりを掛けて、うすく蜜蝋ワックスを塗ると艶が出ます。
未晒し蜜ロウワックスは固さが違うAタイプ(バター状)とCタイプ(マーガリン状)がありますが、柔らかいCタイプのほうが塗り始めやすいです。
上を見上げてビス止めする作業は疲れましたが、杉板を張るだけで押入れが明るい雰囲気に変わります。
まとめ 床抜け押入れのカビ湿気対策と在宅ワークの押入れ活用
押入れ書斎にDIY、いかがでしたか?
押入れのカビや湿気が気になる場合、床下の地面は『土』か『コンクリート』か、断熱材が入っているのか、をまずは確認してみてください。
床下のカビ湿気対策をすれば、匂いや不快感が消えて快適な空間になります。
押入れ空間に檜フローリングを張ったり、コンセントやLAN配線を追加したら、在宅ワークでも利用できる明るい書斎へと生まれ変わります。
押入れの中に湿気がこもりやすい理由は、空気の流れがないからでした。
押入れの湿気対策で一番効果的なのは、モノを減らすことです。
まずは要らないものは捨てて、在宅ワークや趣味に押入れ書斎をDIYしてみてください。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。
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タイトル | 定番! 50m巻 | メーター売り 数量1につき1m | 二つ折り 50m巻 |
幅 | 幅950mm(ミリメートル) | 幅1.8m(メートル) | 幅1.8m(二つ折り) |
長さ | 長さ50m(メートル) | 長さ1m(メートル) | 長さ50m(メートル) |
厚み | 厚さ0.15mm | 厚さ0.15mm | 厚さ0.15mm |
特徴 | 定番商品!たっぷり使える | 必要な分だけ切り売り購入できる | 二つ折りなので、広い場所で使いやすい! |
価格 | 7,250円 | 650円/m | 13,500円 |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |