【 業者依頼 】素人にはマネできない屋外水道工事、コンクリートを斫る技術はプロに任せる!綺麗な斫り施工は、グラインダーを使うことがポイント!
前回の記事
wata-siroです。
前回までの内容は、屋外から屋内に配管するための配管経路を模索しつつ、振動ドリルで外壁に穴を開けました。
家の周囲を囲む犬走りの下に配管するには、コンクリートを斫らなければなりません。
今回は、DIY水道配管の中で唯一業者依頼した記事になります。
リフォームはDIYでやれることと、プロに任せたほうがスムーズで前進しやすいことがありました。
そして、どうせならその技術も盗んでおきます。
今後のDIYに生かして、みなさんと共有できればいいなと思いました。
DIYでは出来ないこともある!屋内の水道配管を前進させるために、屋外の水道配管を業者に依頼することにした。
屋外水道工事の業者依頼【 コンクリート敷設を斫る技術 】

前回の記事 1-3. 指定水道工事業者に工事を依頼する では見積りをしていたので、その回答待ちだった。
数日後に電話がかかった。
本当は、別の業者にも見積もりをお願いするつもりだったんだけど。(゚-゚;)ヘンコウ
話はトントンと進み、水道工事が始まった。
私が希望していた予算より少しだけオーバーしていたけど、範囲内だったこと。 予算は5万
日程が合えば、すぐに工事してくれること。 早く前進したい
業者が家の近くにあること。 アフターフォロー
条件が、それなりに合致していたので・・・(* ̄∇ ̄*)ヨシッ
この業者にお願いする!
すぐに工事が始まった。
1-1. 業者の屋外水道工事が始まる

AM:9:00
私は、自宅から車で到着。
既に2人の作業員さんが来ていて、準備をしていた。

今日は よろしくお願いします。
見積もりに来てくれたおじさんはいなかったけど、作業員さんに工事内容は説明しているようだった。
念のため私からも簡単に説明して、家の中に入ろうとしたら、

すみません、コンセントお借りできますか ?
屋外コンセントに差し込まれていた、自動センサーライトのコードを抜いた。
差込み口が1個しかなかったから。

はい、どうぞ使ってください。
作業開始

初めは、コンクリートの斫る部分を決めるため、ディスグラインダーで目安となるラインを引いていた。
ディスグラインダーは、コンクリートを切断することが出来る。
たっぷり水を含ませながら切断していく。

甲高い音がしばらく鳴り響いた。
キィィィ---ン!
( うわぁー、すごい音がするんだなぁー !!(ノ゚□゚)ノ )
それからしばらくしたら、今度は地響きがするような音が鳴り響いた。
カカカカカッツ---!ドドドドドッツー--!
文字で表現できない・・・(・_・;)ゴメン
コンクリートを斫る音ってこんな音がするんだ-!?
家の中に居ても、心臓がビクッ!? っとするような物凄い音だった。
この騒音は、完全に近所迷惑だったに違いない。( ̄口 ̄*)スミマセヌ・・・
PM13:00
お昼休憩で、作業員さんがいなくなっていた。
騒音があまりにひどかったせいか、急に静かに感じた。(*  ̄▽ ̄)ホッ
(どうなっているのかなぁー)ちょっと覗いてみた。
すごい白埃・・・ あたりは霧がかかったよう。
改めて、これは大変な作業なんだと実感した。
- STEP 1コンクリート敷設部分を、グラインダーで直線に切れ目を入れる。
- STEP 2斫り機でコンクリートを破壊していく。
- STEP 3コンクリートの下の土を掘って、塩ビ管を埋める。
屋外止水栓からモルタル外壁の穴まで配管するために、コンクリートを斫っている様子。


さすがだなぁ、プロの仕事は丁寧だなぁ、って感じた。
昼休憩が終わって、作業員1人が調子悪くて帰ったみたい。 (o・_・)ダイジョウブカナ?
確かに、この作業は埃(ほこり)もスゴイし、腰もやられるだろうなぁ。
コンクリートを斫っていくのは想像以上に大変そうで・・・
すごく申し訳ない気持ちになった。
せめて休憩にと、用意して持ってきていた飲み物やパンを手渡した。
それから、
また騒音が鳴り響いて・・・
作業終了

終わったのは、PM6:00過ぎ。
実は、見積もりの段階では「半日で終わります。」っておじさんが言っていたので、
まさか夕暮れまで掛かるとは思っていなかったんだけど。
しかも、作業員さんが1人リタイアしたから時間が掛かったのかもしれない。
それでも、なんとか無事に終わったのでホッとした。
やっぱりお願いしてよかったなぁぁぁ・・・。(。-_-。)
無事に工事完了。
1-2. 屋外止水栓から屋内への水道配管が遂に完成!
丸一日かけて完成した、屋外水道工事。
屋外コンクリート敷設を斫って水道配管を埋設し、指定した穴を通って屋内へ配管する
既存の水道管(鉄管)を撤去し、新規にHIVP管(耐衝撃硬質ポリ塩化ビニル管)を埋設
HIVP管
呼び径:20

ずっと悩んでいた、屋外止水栓から屋内への配管 が遂に完成!v( ´∀` )v
①配管工事の Before & After
コンクリートを斫った様子

家の犬走りのコンクリート部分って、結構 分厚いんだなぁ・・・ (゚Д゚ノ)ノ
これが・・・


斫った部分が綺麗にコンクリートで埋められている。
最初にグラインダーでラインを入れているので、施工した部分がわかる。
これを施工してくれた職人さんの、繊細な仕事ぶりが伝わってくる。
そして、この部分に新しいHIVP管が埋設されている。
②止水栓エリアの Before & After
一番苦労したんじゃないかな?と私なりに思う部分が、
水道メーターのある【止水栓エリア】
ちょうど左手には石の門柱があるので、周囲はコンクリートで囲まれている。
狭い上に下部に設置されているので、作業がやり難い場所。

既存の水道管(鉄管)がコンクリートで埋まっている状態。
よく見ると、奥の継手部分が腐食して見える。

水道メーターから、黄銅継手を取り外すことは容易ではなかったと思う。(;´∀`)
これが・・・

新しい黄銅継手に交換して、HIVP管と繋げた様子。
コンクリートを斫って、既存の水道管(鉄管)を途中切断している。
きっと大変だったと思う。(*´ -`)
③屋外から屋内への配管 Before & After
そして、前回モルタル外壁に穴を開けた部分は・・・

しっかりと固定されて、配管が完成!

穴を開けた部分から、屋内へ配管している。
途中、一カ所止水バルブを取付けてもらった。
実はこの白い壁の向こうがトイレなので、配管が途中分岐している。
飲み水ではないので、既存のまま使用することにした。
止水バルブを途中に入れて止水しておけば、リフォームの断水中でもトイレは使用できる。

モルタル壁にしっかりと固定。


止水バルブ(オネジ)の両側には、HIVPアダプターの継手(メネジ)を使う。

HIVP管の途中に止水バルブを取付けたい場合は、この継手が必要。
そして、屋内の様子

これで、HIVP管とポリ管を繋ぐことが出来る。
屋外と屋内が接続する部分。

屋外からのHIVP管と屋内のポリ管を接続するには、【HIVPアダプター】を使う。
バクマ工業:HIVP接続アダプター 型式:EHIP20X16
配管の一部分の種類が、ポリ管、HIVP管、鉄管であっても、変換できるアダプターを使えばすべて同一種類でなくても良い。
屋外と屋内の配管をワンタッチ接続して、止水栓から水が流れる経路ができた。
これで、元栓である止水栓をひねれば、屋内に水が供給できる。
これまで使用していた古い水道管は、壁の中や床下など隠れた部分にあるので撤去せず、そのまま放置する。
屋外水道工事の費用
依頼主がどれだけ満足できるかが、その工事の価値となると思う。
今回の工事はすごく丁寧だったし、スムーズに終えることが出来た。
しかも、支払いの時に端数を切り捨ててくれて。。。∑(*・Д・*)エッ イイノ?
元々は業者に依頼することは考えていなかったけれど・・・
DIYの限界を感じ、プロにやってもらって本当によかったと思っている。(o’∀’)b
また機会があれば、きっとこの会社にお願いしよう!
これで、大きな山場を越えた。ヽ( ・▽・ )ノ ♪ラン
綺麗に斫るためには、水分を含ませながらグラインダーで切れ目を入れて斫っていくということ。
壊すのが目的ではない場合は意外と地道な作業であり、ハンマーとタガネで削っていくということ。
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いかがでしたか?
熟練したプロの方に施工してもらったおかげで、早く綺麗に仕上げてくれました。
家の中でずっと工事の音を聞いていたのですが、ド素人が手を出せるような単純なことではないとわかりました。
作業に必要な道具を準備することも必要になってくるので、やはり今回は業者依頼してよかったと思いました。
人間が行うことなので不可能ではないのですが、【時間・コスト・手間・技術】をトータルで考えて選択する必要があります。
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では