【解説】フローリングを張り替えるなら、電動丸ノコよりも卓上スライド丸鋸が使いやすい!断然オススメする理由。
古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
私がDIYをはじめるために一番最初に購入した電動工具は、電動丸ノコでした。

本格的にはじめるなら、多くの人が手にするのは丸ノコですよね。
ですが、初心者にとっては少しハードルが高い電動工具です。
これまで何度か丸ノコを使って危険な場面に遭遇してしまったので、丸ノコを使うのが怖くなってしまいました。
木材をカットするなら、だれでも気軽に使えるノコギリのほうがむしろ安全だと思います。
でも、作業の効率や正確さそして安全性を求めるなら、断然『卓上スライド丸鋸』がおすすめです。


安全に電動工具が使えれば、どんどんDIYの魅力にはまってしまいます。
今回は、『丸ノコ』ではなく『卓上スライド丸鋸』を買って良かった!という理由について、紹介します。
ここで結論を言うと、『卓上スライド丸鋸』は切断面が『丸ノコ』と比べ物にならないほど綺麗だということです。
また、最大切断寸法の範囲内で切断すれば、例えばフローリング材は3枚重ねて切断することが可能で、みるみる作業スピードが速くなりました。

- この記事のポイント
- 卓上スライド丸鋸を使えば、技術が低くてもDIYの精度が格段に上昇します。
- フローリングを張り替える場合、卓上スライド丸鋸を使えば効率がかなり良く作業が捗ります。
- 経験の少ない初心者や体力のない女性こそ、最初から卓上スライド丸鋸を使ったほうがコスパが良いです。
フローリング貼りで電動丸ノコの使用を断念!【 危険な体験談 】

私がDIYを始めた時に購入した電動丸ノコは京セラ(Kyocera) 旧リョービ 丸ノコ MW-46Aでした。
当初は電動工具を使った経験がなくて、値段と口コミだけの情報で選びました。
未経験者が電動丸ノコを初めて使って木材を1本カットしただけで、誰でも感動するんですよね。これはすごい!って。
だんだん丸ノコにも慣れて、頻繁に使うようになってきた頃、あれっ???
なんだか…うまくいかなくなってきます。
1-1.丸ノコのキックバックが怖い
丸ノコは危険度の高い電動工具の代表です。
ニュースでも事故としてよく取り上げられているので知っている人も多いと思いますが、自分の体を切断してしまう諸刃の剣とも言えます。
- 電動丸ノコの危険な行為
- キックバック…純回転できなくなる状況に陥った時、丸ノコ本体が進行方向とは逆に反発して飛んでくる。大怪我のもとになる。
- 巻き込み…タオル・布製の軍手をしている時、丸ノコの刃が巻き込んで事故の元。
- コンセント抜き忘れ…不意にスイッチを触った時、刃が回転してしまい大変危険になる。
素人にとって危険な電動工具だと思いがちですが、実はベテランの職人でも疲れや過信から怪我をすることもあります。
私自身もキックバックの経験をしました。
それは、DIYで丸ノコ使いに慣れたころに起きました。
①【悪い例】キックバックが発生した原因
これは床下点検口をつくるときの画像です。

例えば、合板の中に四角の蓋を作りたくて、木材の途中からくり抜くような場合。
- 電動丸ノコの鉄則
- ・電動丸ノコを使うときは、木材の端からカットすること。(鉄則)
・電動丸ノコを使うときは、自他ともに絶対安全な環境で作業をすること。(鉄則)
・直線カットのみ行うこと。(鉄則)
合板の中央部分をくり抜きたくて、木材の端からではなく途中からカットしようとしてキックバックが発生しました。

これは絶対にやってはいけません。
電動丸ノコを使うときは、木材の端からカットすること(鉄則)
自分でも警戒しつつやっていたのですが、刃が合板に入った瞬間にものすごい抵抗力が発生しました。
その時丸ノコは、進行方面とは逆側に向かって飛んでいってしまったのです!
正しいやり方で作業を行わないと、大怪我をしてしまう可能性があります。
作業している場所に人がいないこと、作業環境を整えてやることも大事です。
電動丸ノコを使うときは、自他ともに絶対安全な環境で作業をすること(鉄則)
電動工具に慣れてきた頃が危険だと言われますが、まさにその頃に丸ノコが怖くなりはじめていました。
それ以来丸ノコに対して苦手意識ができてしまって使うときはいつもビクビクしてしまい、出来れば使いたいと思わなくなりました。
安全に合板の中をくり抜きたい方法は、こちら【関連記事】 DIYで天井に屋根裏点検口を設置する!( 合板に穴を開ける) をどうぞ。
1-2.切断面の限界
丸ノコは、直線カットを行うための電動工具です。
台所の床をフローリングに仕上げるため、電動丸ノコで無垢のフローリング材をカットしていました。
2畳分くらい張り終えたところで、「…ん???これはマズイ!」と思い始めました。Σ(=゚ω゚=;)

得意なはずの直線カットの切れ目が、どうしてもガタガタになってしまうのです。
これまで電動丸ノコを使ってきて、見た目を気にしない床下の根太や合板をカットしていたので気が付きませんでした。
どんなにゆっくり、綺麗に、を心掛けてもこれが限界。
もちろん切れ目の処理ではヤスリで磨いていましたが、やっぱりどう見てもガタガタです。
それに、フローリング張りは大量に直線カットを行いますが、丸のこでは効率が良くないんですよね。
モヤモヤしていた気持ちが収まらず、ついに手が止まってしまいました。
フローリング貼りに電動丸ノコを使うのは、ここで断念。
- 電動丸ノコを断念した理由
- フローリング材を真っ直ぐにカットすることが難しい。
- キックバックの経験から苦手意識が芽生え、力が入りすぎて肩腰の負担が増してきた。
- 大量に直線カットが必要な場合は不向き。

丸ノコに替わる電動工具が必要です。
おすすめ!HiKOKI卓上スライド丸鋸【FC7FSB 】


ついに購入した、今までで一番高額な電動工具です。
DIYを始めたばかりで、誰だってこんな電動工具を買う人はいません。
安くてコスパの良い商品を探していますから。

やっていくうちに効率が悪いと、だんだんと気がつきます。
苦労を知ってこそ便利さが分かります。
とはいっても、これからフローリング張りをするなら最初から『卓上スライド丸のこ』を買ってください。
いずれ気が付くと思いますが、丸ノコでは効率が悪くて精度も悪い…時間の問題です。
実は、スライド卓上丸ノコはずっと前から欲しかった電動工具でした。
優柔不断な私は、ずーっと悩んで悩んで何度も諦めて、そして購入を決断しました。
決め手は、アマゾンの口コミ。
「 悩んでいるなら買ったほうがいい! 」
その言葉に背中を押されて、購入ボタンを押してしまいました。(* ̄∇ ̄*)ポチッ (弱い…)
そこからはアマゾンの行動力は凄まじく、配送準備をチャキチャキ進めたかと思ったら
翌日にはもう配達中です。
さすが早い!(*゚▽゚*)

高額でもおすすめする理由は、切断能力の確かな精度とコスパです。
【 特 徴 】 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
画 像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ブランド | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) |
製品型番 | FC7FSB | FC10FA | FC8FC | C3606DRA(NN) | C3606DRB(NN) |
消費電力 | 1,050W | 1,400W | 1,050W | 蓄電池バッテリー式 | 蓄電池バッテリー式 |
最大切断幅 直角高さ×幅 | 50×305mm 60×250mm | 59×144mm 89×101mm | 60×115mm | 182mm | 245mm |
回転数 (回/分) | 6,000min-1 | 5,000min-1 | 4,900min-1 | 4,200min-1 | 4,200min-1 |
のこ刃直径 | 190mm | 255mm | 216mm | 165mm | 165mm |
重 量 | 11 kg | 12kg | 7.7kg | 9.7kg | 10.5kg |
特 徴 | コスパ良し! | 厚木カット | 軽い | コードレス | コードレス |
リンク先 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
使ったことがある者にしかわからない真実、それは時間が戻るなら一番最初に買っておきたかった!
あなたは後悔しないでくださいね。

では、さっそく今回購入した商品の説明をしていきますね。
2-1.【 FC7FSB 】190mm卓上スライド丸鋸の付属品


Amazonで購入して、佐川急便が配達してくれました。
大きな箱(65 x 35 x 40 cm)で届きました。

これでも軽量ということですが重量が約11kgなので、はじめて卓上スライド丸鋸を見る人は驚くかもしれません。
保管するときに元箱がないと不便になるので、丁寧に開封して捨てないことをおすすめします。
さっそく開封すると、大きな段ボールの中身は簡易包装でこんな感じです。((((☆゚∀゚)ワクワクします。

付属品の確認をしておきます。

- 【 FC7FSB 】の標準付属品
- ダストバック
- ホルダ
- バイス装置
- サイドハンドル
- のこ刃(190㎜チップソー刃数72)
- 10㎜ボックススパナ

では、5分でちゃちゃっと組み立てていきます。
①ダストバックの取付け【付属品】

ダストバックは切り屑が入る袋のことで、切断後にはほとんどがこの袋に入っていくので飛び散る屑が減ります。
これを取付けずに木材を切断をすると、部屋中に切り屑が散って大変です。
意外と切り屑が出るので、こまめにチェックしないとすぐに一杯になってしまいます。
開閉はチャック式になっていて、取付けはバネ式で使いやすいです。

②ホルダとバイス装置の取付け【付属品】

ホルダは言わば支えるための金具で、長い材料を安定させるためのものです。
長物の木材をカットするとき、安定させるために必要です。
バイス装置は材料をしっかり固定させるために、木材を挟むクランプの役割をします。
切断するたびに使用する大切なものです。
③サイドハンドルの取付け【付属品】

左は45度右は57度まで角度切断するときに、ターンテーブルを回転させるハンドルです。
サイドハンドル自体をクルクル回転させることで、テーブルが動きます。

これが意外とわからなくて随分悩みました。
開封時は、箱のサイズに合わせて、サイドハンドルが適当な角度で固定されていました。
木材を直角にカットするためには、使用前に角度を0(ゼロ)に戻しておきます。
インジケータという△印の部分を0(ゼロ)に合わせておく必要があります。

これで正常位置に戻すことができました。
ですが、当初はこのターンテーブルの動かし方がわからなくて10分くらい悩みました。
取扱説明書をじっくり探してみると、ちゃーんと書いてありました。(小さく…)
「この角度にセットするときは、・・・ サイドハンドルを締めてください。」
サイドハンドルはただの取っ手だと思い込んでいましたが、ターンテーブルを動かす為の取っ手だったのです。
- 角度調整の仕方
- サイドハンドルをクルクル回転させて、ターンテーブルを左右に動かすことで角度調整をする
④のこ刃(190㎜チップソー刃数72)【付属品】
スピンドルロックという部分を押しながら、付属品の10mmボックススパナで中央部分のボルトを回転させると、のこ刃の回転が停止する位置があります。(グッと締め付けます)

この状態のまま、ボックススパナを反時計回りに回すとボルトが締まります。
逆に時計回りだとボルトは緩みます。
- ねじ回しの基本
- 時計回り(右回り)でボルトが緩む
- 反時計回り(左回り)でボルトは締まる

スピンドルロックを解除して、準備完了となります。

⑤ヘッド部の固定ピンを引き抜く

届いたときはロック機能の役割でハンドル部が固定されているため、解除してから使います。
固定ピンが正面からみて右側にあるので、引き抜いてみます。(完全には外れません。)
そうすると、ハンドル部が動くようになります。

取り扱いに慣れるまではわかりにくい部分もあるので、説明書は欠かせません。
早く使いたいと焦ると、なかなか前に進まないものです。
2-2.【実践】卓上スライド丸鋸でフローリング材を切断する


準備が出来たので、フローリング材を切断してみます。
①電源を入れる
作動させる直前に電源コードを差し込みます。(誤作動防止のため)
ハンドル部を握って指でスイッチを入れると、モーター音がブウォォ-ーーン!と響き始めます。
丸ノコの動作音より低音で、少し大きめに感じました。
スイッチは少し緩めただけでもブレーキがかかるようになっていて、指の操作が車のアクセルの役割になっています。
②フローリング材を、バイス装置で固定する


初回に①~③を固定したら、次からは③だけ固定解除を繰り返せばいいですよ。
- 6mmノブボルトを緩めて、左右のフェンスに取り付け、締める。
- 6mmちょうボルトを緩めて、木材の高さに合わせてスクリュホルダを上下に調節する。
- 木材をフェンスに押し当てて、ノブを回して固定する。
木材を設置してバイス装置を固定します。

③機体の据え付け
傾斜のない平らな場所で、据え付けをします。
セットスクリュというネジを回して、床に接触するよう調整をおこないます。
本体がグラグラしないように、地面に接触させることで固定させるわけです。(黄色印)

他に、据え付け用の穴(Φ9㎜)が3か所(赤印)あります。
例えば作業台などの上で作業する場合は、この作業台と本体を確実に固定するための穴が開いているのです。
取扱説明書には、
機体を作業台に据え付ける場合は、8㎜ボルト&ナットを使用してください。
と書いてあり、3点を8mmボルトとナットで固定すると、本体がズレることなく固定されます。
そこまですれば安定感が増すので、安全で正確な切断が出来ます。
④しっかりハンドル部を握って、指でスイッチを入れる
指でスイッチを入れたら、ハンドル部をゆっくり押し下げて切断します。

ブウォォ-ーーン!時間にして、3秒くらい?
あっという間に切断できました!(・∀・) モウオワリ?
これまではどんなに綺麗に切ろうと思っても、これが丸ノコの限界でした。

購入した卓上スライド丸鋸で、同じように切断してみると…

これがファーストカットの結果です。
すごいっ!!!あまりに綺麗に切断できたので嬉しくて、つい叫んでしまいました。感動ですヾ(=^▽^=)ノ
切断面は真っ直ぐで、歪みがありません。

いかがですか?切断面が比べ物にならないほど綺麗ですよね!
隙間が空いてしまって何度も張り替えを行っていたので、その後は時間と労力のロスが大幅に減りました。
これだけ切断面の精度が上がったので、フローリング張りが順調に捗ったのは言うまでもありません。
2-3.【安全確保】切断前の注意事項3つ
卓上スライド丸鋸を安全に使うための【注意事項】が3つあります。
①電源プラグは使用直前に差し込む
丸ノコを使うときと同様に、卓上スライド丸鋸も一瞬で切断できてしまう電動工具です。
誤って作動してしまうことが万一にでも起こらないように、自分に出来ることはしておきます。
面倒でも安全第一が大事です。
使われているコードは、太くてしっかりしているVCT(ビニルキャブタイヤケーブル)が使われています。
- キャブタイヤコードとは
- ビニルコードよりも丈夫なゴムで作られており、主に300ボルト以下の小型の電気器具類に使用するケーブル。
コード自体は太いですが、柔らかくて硬化しません。

よほど荒い使い方をしない限り、コードが切れる心配はないと思います。

コードの長さは4mありますので、自宅で使う場合は十分な長さだと思います。
ただし、延長して使用する場合は注意が必要です。
【注意】延長コードを使用する場合は、キャブタイヤコードを使うこと。

よく家庭にある延長コードではなく、VCTの延長用コードです。
②最大切断寸法を確認する

卓上スライド丸鋸を使うときは、最大でどれくらい切断できるのか確認しておきます。
例えば一般的な直角切断の場合は、次の最大寸法まで切断できます。
- 最大切断寸法【直角切断の場合】
- 高さ 50㎜ × 幅 305㎜ (スライド切断時は高さ60㎜まで)
次のイラストを見てください。

DIYでよく使われる2×4材は、高さ38mm×幅89mmサイズなので余裕の範囲内です。

最大切断寸法は、あくまで1回で綺麗に切断するということです。
この最大切断寸法よりも大きなサイズだとしたら、切れ残しが発生してしまいます。
後処理が必要になり面倒になるかもしれませんが、手鋸でカットするなど対応は可能です。
次に、この商品を購入してスピードUPできた理由がここにあります。

フローリング材は薄いので、3枚重ねて一度に切断が出来ました。
私が選んだフローリング材は15mm厚ですので、最大切断寸法50mmに対して3倍までが範囲内になります。
- フローリング材は1度で3枚切断が可能!
- 最大切断寸法: 高さ 50㎜ × 幅 305㎜
フローリング材:高さ 15㎜ × 幅 90㎜
3枚重ねる: 高さ 45㎜ × 幅 90㎜
フローリング材を3枚重ねて(45㎜)切断することが可能になって、みるみる作業スピードが速くなりました。
1回のカットで3枚分なら、3倍効率アップする!
切断面も綺麗だしスピードも速くなったので、当然10畳の台所のフローリング張りが加速しはじめました。
③切断方法【 押し切り切断・スライド切断 】
卓上スライド丸鋸の切断方法は、2つあります。
押し切り切断(小物材)とスライド切断(幅広材)です。
- 押し切り切断(小物物)
- 押し切り切断は、スイッチを入れてハンドルをゆっくり押し下げて切断します。
幅の短い小物材だったら、スライド無しで切断する押し切り切断が断然早くて綺麗です。
一方、スライド切断は押し切り切断より工程が増えます。
次のイラストにあるように、①②③で切断が完了します。

押し切り切断は②だけで切断できるので、スライド切断は①③の工程が増えます。
- スライド切断(幅広材)
- 最大幅305㎜までの木材が切断できるスライド切断は、
①手前に引く ②押し下げる ③後方に押しながら切断します。
スライド切断の①③の工程では、スライド固定用ノブというスライド幅の調整をすることで無駄なストロークを減らせます。


ボートで言う、オールのひと漕ぎを大小調整ができる感じです。
つまり、スライドが全くない状態に固定することで、押し切り切断になります。
- スライド固定用ノブ
- 切断する材料に応じて、スライド固定で【押し切り切断】か、スライド幅調整で【スライド切断】を選択します。
卓上スライド丸鋸という名前なので、当初はスライドして切断する電動工具だと思っていました。
単に『押し切り切断』すればいい木材なのに、わざわざ『スライド切断』していたのです。

これを知らずにわざわざスライド切断してしまうと、効率悪いですよね。
【比較】卓上スライド丸鋸と丸ノコの違い


今まで使っていた丸ノコと比べて、何が変わったか見ていきます。
そもそも卓上スライド丸鋸を購入するきっかけとなったのは、フローリング張りで切断面に納得できなくなったことでした。
それまで使用していた電動丸ノコで何度やってもうまくいきませんでしたが、卓上スライド丸鋸を手にしてからは作業が加速しました。
【フローリング】切断比較 | 【 卓上スライド丸鋸 】 | 【 丸ノコ 】 |
---|---|---|
切断時間 | たったの3秒 | 約5~10秒 |
騒音 | 騒音あり(低音) | 騒音あり(高音) |
安全性 | 比較的安全確保できる | キックバックの恐れ |
切断面 | きれい | ガタガタ |
精度 | 技術なしでも正確(高精度) | 人と機械の種類による |
疲労度 | 指と手の力で押すだけ(楽) | 疲れる |
比較した商品リンク | 商品を見る | 商品を見る |
3-1.切断時間の短縮

卓上スライド丸鋸を使うと丸ノコよりも、切断時間が速くなりました。
1回だけの切断で言えば、数秒の差は大して変わらないと思うかもしれません。
フローリング張りのように大量切断が必要な場合は、積み上げていけば負担も減っていきます。
それに、一度に3枚重ねて切断できるようになったことも、大きな時間の短縮につながりました。
3-2.騒音問題と対策

電動工具を使う場合に気になるのが、機械の騒音です。
近所迷惑になってしまうので、使用する場所や時間帯に気を付けなければいけません。
使用する者にとっても、目の前で長い時間騒音を感じていると人間の脳は疲れてしまいます。
正直、丸ノコをはじめて使用した時のあの甲高い騒音は気になりました。
そして、今回購入した卓上スライド丸鋸は低音の騒音でした。
騒音に関してはどちらも同じくらいのデメリットです。
そんな時は、ヘッドバンド型の『イヤーマフ』という防音器具を装着すると、遮音効果が高く音の刺激を軽減できます。


人の頭の大きさによって、幅の調整ができます。
- 使ってみたレビュー(感想)
- 響くような不快な音(音刺激)が、かなり軽減されます。
- 弾力性のあるパットのおかげで、耳の装着感が良いです。
- 頭のサイズ(帽子サイズ60cm)の私でも、大丈夫。
- 頭の締め付けがあるので、1時間くらいが限度です。
- 普段の生活でも、集中したいときに使えました!
電動工具の騒音は近所迷惑にもなるため、なるべく短時間で効率よく作業することも重要になります。

電動工具は、時間と場所を考えて計画的に使用する気づかいも必要ですね。
3-3.安全性と使いやすさ

今回のいちばんのポイントと言えば、安全性と切断面の精度です。
電動丸ノコの最大の危険はキックバック(反発)でした。
電動工具を安全に使わないと、本当に危険な凶器になってしまいます。
卓上スライド丸鋸の場合、本体が11Kgもあるので飛んでいくことはありません。
バイスで材料を固定して使うため、安定してきれいな切断ができます。
もちろん安全に注意して使用することが前提ですが、丸ノコの時のような不安はなくなりました。
そして、丸ノコではどんなに丁寧に切断してもガタガタになってしまった切断面も、卓上スライド丸鋸なら毎回同じようにきれいな断面に仕上げることができました。
台所のフローリング張りが終わってからも、その後和室2部屋のフローリングを順調に張ることができました。

DIYするなら、もっと早く気が付くべきでしたね。買ってよかったです!
まとめ 【おすすめ】DIYで床を張り替えるなら、丸ノコよりHiKOKI卓上スライド丸鋸!
DIYをこれから始める人も現在進行中の人も、ちょっと高価ですが『HiKOKI卓上スライド丸鋸』をおすすめします。
【オススメ!】 HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 卓上スライド丸のこ 刃径190mm FC7FSB
何かを制作しようと思っても、道具ひとつで作業時間、正確さ、可能性、安全性、使いやすさ、楽しさ等、大きく変わってしまいます。
経験の少ない初心者や体力のない女性であれば、最初から安全な道具を使ったほうが良いです。
DIYは所詮素人がやることだと思うかもしれませんが、だからこそ高度な電動工具を使えばきれいに加工できて作業が捗りますよ。
フローリング張りでは見事なほど断面を綺麗に切断できるので、隙間がなくなり仕上がりがきれいになりました。

丸ノコで切断して張ってしまった部分は、後悔してもやり直すことは出来ません。
これを読んでいる皆さんは、失敗しないでください。
今回は、フローリング材の切断面で電動丸ノコと卓上スライド丸鋸の比較をしてみました。
明らかに、卓上スライド丸鋸に軍配が上がりました。
道具を変えたことで、フローリング材を切断するスピードがかなりUPしたので、疲労も軽減しました。
卓上スライド丸鋸を購入したことで、今後のいろいろな可能性が広がった感じがします。
DIYの楽しみが増えました。
やっぱり、買ってよかったです!(‘▽’*)ニパッ♪
というわけで、今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では。
【 特 徴 】 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
画 像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ブランド | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) | HiKOKI (ハイコーキ) |
製品型番 | FC7FSB | FC10FA | FC8FC | C3606DRA(NN) | C3606DRB(NN) |
消費電力 | 1,050W | 1,400W | 1,050W | 蓄電池バッテリー式 | 蓄電池バッテリー式 |
最大切断幅 直角高さ×幅 | 50×305mm 60×250mm | 59×144mm 89×101mm | 60×115mm | 182mm | 245mm |
回転数 (回/分) | 6,000min-1 | 5,000min-1 | 4,900min-1 | 4,200min-1 | 4,200min-1 |
のこ刃直径 | 190mm | 255mm | 216mm | 165mm | 165mm |
重 量 | 11 kg | 12kg | 7.7kg | 9.7kg | 10.5kg |
特 徴 | コスパ良し! | 厚木カット | 軽い | コードレス | コードレス |
リンク先 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
関連記事>>>


おすすめ>>>
卓上スライド丸鋸に興味を持ったあなたに!オススメです。