DIY初心者が『 とりあえず電動工具を買ってみる 』は絶対にやめよう!迷わず、高スペックの電動工具を選ぶ!
木葉らんです。
DIYでリフォームするためには、必要な道具があります。
中でも電動の道具を使えば、労力は軽減するし作業が格段に捗ることは間違いありません。
力のない女性でさえも、電動工具を使えば軽々と木材をカットすることが可能です。
DIYを始めるにあたって、
何から揃えていったらいいのか分からない
どんな電動工具が便利か知りたい
自分がどんな電動工具を買えばいいのか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
今回は、DIY初心者おすすめの電動工具について解説していきます。
よい買い物 が出来るよう、お手伝いできれば嬉しいです。
あなたが電動工具を選ぶ際にまず最初にすべきことは、あなたが何をしたいか?ということを決めることです。
目的がはっきり決まっていてそのための道具を探す、というのが基本的です。
やりたいことや作りたいものが決まっていますか?
何も道具を持たないうちからDIYをはじめていくと、不便だと感じることが増えてきます。
最小限の手動工具でもなんとかなるものですが、作業を早く、綺麗に、簡単にしてくれるのが電動工具です。
電動工具を初めて手にして感動したことがある人は、もう手動でやろうとは思いません。
『とりあえず電動工具を揃えておこう』と思っているなら、ちょっと待ってください。
DIY初心者が、最初に持っておくと作業効率が断然UPする工具を紹介していきます。
DIY&リフォームで使った電動工具と消耗品を紹介+費用も公開!
DIYリフォームに最初からあると役立つ電動工具
最初にこの電動工具を買っておけばもっと作業が効率的だったし綺麗にできたろうなと、今だから思うことがあります。
無くても作業は出来たけど、全然捗らない!というジレンマがありました。
最初は技術もなく不器用でも、電動工具が優秀なので繊細で素早く仕事ができて、作品が綺麗に仕上がります。
少し現実的なことを言うと、電動工具はお金を出せば素晴らしいものに出会えます。
気軽に始められるDIYなので、日曜大工で楽しみたい人から本格的にリフォームしたいと考えている人など、様々です。
今回は、DIYを始めたいと思っているあなたが失敗しない電動工具を、厳選しました。
技術がなくても作業効率がUPする優秀な電動工具【BEST 5】 こちら
目的別の電動工具の紹介【DIYをたのしむ範囲が広がる】 こちら
明確なDIYの目的があれば、用途に合う電動工具を買い揃えることです。
家のリフォームといったざっくりした目的であったり、今後DIYの幅を広げていきたい場合は、ぜひこれから紹介する電動工具を参考にしてみてください。
DIYの初心者がこれだけは買っておきたい【1万円以内で選ぶ電動工具 】
電動ドライバーはDIYのGod的な存在です。
ネジ締めや下穴用の穴あけが電動でできます。
電動ドライバーは一つ持っておきたい電動工具ですね。
コードがあるタイプと充電式がありますが、長時間作業する場合は充電式が使いやすいです。
コード式は電源を使うのでコンセントの確保が必要ですが、安定的なパワーがあります。
ですが、実際に作業するときにコードがあると、絡まったり引っ掛かるなど不便に感じることが多いです。
やはりコードレス仕様だとストレスフリーで使いやすいですが、使用前のフル充電の準備は必要になります。
リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 12V BD-123
コードレス電動ドリルの中でも、穴あけとネジ締めがパワフルに使えて、トリガーもメリハリがあります。
これ1台を所持していれば、DIYで充分活躍するでしょう。
充電式で一番心配なバッテリーが2個付属しているので、充電切れになっても慌てずに交換して使えます。
ボッシュ(BOSCH) 電動ドライバー コードレス『IXO5』
BOSCHボッシュの電動ドライバーは、軽量なので女性でも手軽に使いやすいです。
見た目もスタイリッシュなので、持って使いたくなりますね。
アダプターを交換して使える用途が色々あるので、マルチに使えます。
【 製品の特長 】
【 仕 様 】
【通常品+トルクアダプターセット】
【通常品+ドリルアダプターセット】
BOSCHホーム IXO5
ボッシュ(BOSCH) 電動ドライバー コードレス 『IXO6』
コードレスドライバーの代名詞「IXO(アイ・エックス・オー)」の進化したニューバージョン『IXO6』
見た目がポップになって、形も丸いのでオシャレに使えそうです。
カラーは、モスグリーンとラズベリーレッドの2色が選べます。
キッチン・アウトドア・モノづくりまで暮らしに役立つアタッチメントが豊富なので、大活躍しそうです。
【通常品+トルクアダプターセット】
【通常品+ドリルアダプターセット】
BOSCHホーム IXO6
技術がなくても作業効率がUPする優秀な電動工具【BEST5】
- BEST 5チェーンソー庭の手入れやガーデニングのDIYを楽しみたい
- BEST 4振動ドリル電動ドリルよりもパワーUP!硬い素材の穴あけに
- BEST 3充電式ピンタッカーフローリング貼りの作業が何倍も捗る
- BEST 2電動ドリルDIYの王道!これがないと作業が捗りません
- BEST 1卓上スライド丸ノコ丸ノコを買うなら思い切ってスライド丸ノコがおすすめ!
BEST.5 チェーンソー
庭の剪定するなら、軽くてよく切れるチェーンソーがおすすめです。
庭の大木もチェーンソーなら数分でバッサリ、早く買えばよかったと後悔しますよ。
木の伐採後、処分するために細かく切断するのに苦労するのですが、チェーンソーがあればあっという間です。
自分で庭の手入れをして、ガーデニングを楽しむDIYに活躍します。
切断幅250mm
切断幅300mm
切断幅360mm
『 自分で庭木を伐採する工具と後の処分方法 』について解説しています
BEST.4 振動ドリル
振動ドリルを使う機会なんてあるの?と疑いを持った方もおられると思います。
少し説明すると、回転時に振動が加わるため電動ドリルよりもパワーが増します。
例えば、コンクリートや外壁、または石などの硬い素材に穴を開けたい場合に振動ドリルが活躍します。
マキタ(Makita) 震動ドリル M816K
振動ドリルでモルタルの外壁に水道配管用の穴を開けた記事です
BEST.3 充電式ピンタッカー
タッカーと言えば、文房具のホッチキスの巨大版です。
椅子の革貼りの薄いものから、合板やフローリング材のような板を連続して貼る作業に向いています。
何部屋もフローリング貼りをする場合は、惜しまず準備したほうが時間とコストの効率が良いです。
コンプレッサーと併用するタッカーもありますが、コード無しの充電式ピンタッカーが使いやすいです。
多くのDIY好きの人たちの憧れでもあります。
マキタ(Makita) 充電式ピンタッカ 10.8V 1.5Ah PT354DSH
家の和室をすべてフローリングに貼り替えて奮闘した記事です
BEST.2 電動ドリル
最初に紹介した電動ドリル【リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 12V BD-123 】がおすすめです。
充電式の電動ドリルは、徐々にバッテリーが無くなってくるのでパワーが落ちてきます。
バッテリーは消耗品なので使いこなしていくうちに、フル充電した状態でも徐々にパワーダウンしてきます。
充電式バッテリー【互換製品でも使える】
純正のバッテリーは使用期間と使用頻度によって消耗しますが、かなり長持ちします。
純正バッテリーは買い替えると高いのですが、安くてパワーのある互換製品が多数あります。
BEST.1 スライド丸ノコ
木工作業をする機会が多いDIYでは、丸ノコが活躍します。
木の断面を綺麗に素早く切断することが出来ます。
その一方で、最も危険な電動工具の一つと言われているのが丸ノコです。
木材を真っ直ぐに切っている時はスムーズに進みますが、反りや歪みがあると丸ノコの刃が反発してキックバック現象というが起こりやすくなります。
この時に、反射的に丸ノコから手を放してしまって、自分の体の方に弾き飛ばされてしまいます。
趣味で楽しむには代償が大きいと言えます。
私自身も経験があるため、安易に丸ノコをおすすめすることは出来ないなと思いました。
特に安価な丸ノコを選ぶくらいなら、ホームセンターのカットサービスを利用するか、手ノコのほうが安全だと思います。
または、【 電動ジグソー 】を使えば直線の切断は可能です。
頻繁に木材をカットするDIYを目的としている場合は、この後説明しますが【 卓上スライド丸ノコ 】を検討してみてください。
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 卓上スライド丸のこ 刃径190mm FC7FSB
※詳しい説明は、『 電動丸ノコよりも卓上スライド丸鋸が使いやすい!断然オススメする理由 』をご覧ください。
『 電動丸ノコよりも卓上スライド丸鋸が使いやすい!断然オススメする理由 』について書いた記事です
目的別の電動工具の紹介【 DIYをたのしむ範囲が広がる 】
ここからは、目的別の電動工具を紹介していきます。
あなたが特にこれからやりたいと思うDIYがあれば、それに特化した電動工具を選んで、長く使いこなしていってください。
家庭用の電化製品のように毎日使うものではなくても、お気に入りの電化製品となるような電動工具を揃えていって使ってください。
それを手にしたらワクワクするような気持になれば、きっとDIYがたのしくて作品が増えていくはずです。
1. 電動トリマー【 切削加工 】
木工作業が楽しくなる電動工具のひとつが、電動トリマーです。
色々なタイプの切削加工ができるので、オリジナルの作品が作れます。
ビットを交換すれば面取り加工・円加工・溝ほり加工など可能性が広がり、売り物のような木工家具が自分で作れます。
電動トリマーを自由に操れるようになれば、家具職人のような作品が部屋に溢れるかもしれません。
パワー(トルク)と回転数があるほうが、硬い木の素材にも対応できて綺麗に仕上がります。
価格の安いものを選ぶとゴミになるので、ある程度の出費をしても良いものを手に入れましょう。
BOSCH(ボッシュ) パワートリマー PMR500
RYOBI(リョービ) トリマ TR-51
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2. 電動ドリル 【 コード式 】
コード式電動ドリルのほうが比較的安価で販売されているのですが、実際にはこちらの方が安定的なパワーがあります。
100V電源を使用するため安定的な電力が供給されるので、いつ使ってもしっかりと動いてくれます。
電源から遠い場合は、延長コードを用意して使いましょう。
RYOBI(リョービ) ドライバードリル CDD-1020
3. 電動サンダー【 研削・研磨 】
木工作業の仕上げにサンドペーパーを使って研削・研磨しますが、手動でするより電動工具を使った方が綺麗で早く仕上がります。
しっかり研磨をすると、その上から塗装する場合にとても馴染んでくれて、出来上がった時に木の手触りがよくなるので、つい触れたくなります。
電動サンダーはモーターの力で細かく振動させるので、握りやすさや音の大きさなどが気になります。
一番の注意点は粉が大量に舞うので、集塵機能を備えていた方がいいです。
Makita(マキタ) 仕上サンダ BO3710
BOSCH(ボッシュ) 吸じんオービタルサンダーPRO GSS23AE/MF
4. 電気ジグソー【 直線・曲線切断 】
電気ジグソーは、【Jig(上下に激しく動く)saw(ノコギリ)】という意味で、丸ノコでは難しい曲線をカットできる電動工具です。
丸ノコがない場合は、ガイドを使えば直線だって綺麗にカットすることが出来ます。
上下に激しく動くので、安定した切断能力のあるものを選ぶようにしましょう。
低価格帯のものを選ぶと、どんなに高価なブレード(替刃)を使っても、恐らくゴミになってしまします。
【ストローク数=1分間に何回上下するかという数値】と【ストローク幅=どのくらい長く上下するか】に注目して選んでください。
少し高いかなと思っても、最初から高スペックなものを選んだ方が買い替えるよりは無難です。
Makita(マキタ) ジグソー オービタル付 JV0600K
5. グラインダー【 研削・切断・研磨 】
グラインダーは砥石を使って研削を行う電動工具のことで、砥石が円板状のディスクになっているのがディスクグラインダーです。
強力な研削を行える道具なのですが、金属のバリ取りや切断、塗膜剥がしなどに使います。
また、コンクリートブロックやタイルなどの切断が出来たりします。
研削・切断・研磨といった用途に合わせて、砥石ディスクを選択して使います。
Makita(マキタ) ディスクグラインダAC用 100mm 高速型 最大出力960W 9533B
まとめ
私がDIYでリフォームをはじめる時に、必要だと思ってまとめて購入した電動工具があります。
でも、実際に必要だったものと不要だったものがありました。
- 電動ドリル
- 丸ノコ
- ディスクグラインダー
- 電動やすり
- 電動ジグソー
- ディスクグラインダー
- 電動やすり
- 電動ジグソー
- 丸ノコ(スライド丸ノコを買ってから使っていない)
使わなくなって無駄になってしまった大きな理由は、低価格のものを購入してしまったからです。
今でもまったく使う気にならなくて、買った時のまま保管しているだけになってしまいました。
なぜ使う気にならないのかというと、『使いにくい=危険な電動工具』だからです。
作業が捗らず失敗する羽目になったりもしました。
替刃をいくら良いものを揃えても、全然ダメだったのです。
電動工具を選ぶときに、最初から色々と揃えてしまうのではなく、まずは本当にあなたが使うものを購入してみてください。
自分の財布との兼ね合いもあるでしょうが、最初に高スペックなものを買ってみてください。
初心者であれば技術がなくても、電動工具に救われるものです。
無駄な出費を抑える秘訣は、安さだけで判断せず機能面も重視しながら、自分に必要な電動工具を選ぶことです。
何度も言いますが、『とりあえず電動工具を買ってみよう』は無駄になるので、今回紹介した電動工具~高スペックのものをまずは選んで使ってみてください。
たのしいDIY LIFEを。
いかがでしたか?
今回は、DIY初心者が電動工具を買う場合の注意点と、おすすめの電動工具についてご紹介してきました。
Amazonなどで購入後の口コミなど参考になりますが、初めて使ってみた時の感動で良い評価になっていることも多いです。
1年後も変わらず良いと思えるか?
そういった評価を参考にするのもポイントです。
今回は以上です。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。では
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