2年目の盆墓参り

2年目の盆墓参り

今年の夏で2年目の盆墓参り。
市内の外れにひっそりと建っているお寺に向かった。
車が1台通れるかくらいの狭い道を抜けると、お寺がある。
見上げるほどの急な階段を上っていく。
じわりと汗が出る。。。

ここに来るときは、ばあちゃんにリフォームの報告をしている。
母が家を受け継いで、この夏で2年半
未だ、住んでいない。
今まで何をしていたんだと、思われるかもしれない。

私だってばあちゃんに言いたいことは山ほどある。
ぐっと呑み込んできたこと、今では自由に言葉にするようになった。

ばあちゃんが病気になる前、ケンカしていた。
気が強くて頑固な性格だったから、
元気な時は誰にも迷惑かけないからと自分の好きなように生きてきた人だった。

高齢になり体が不自由になってくると、自分の思うようにならなくなり、
言葉の端々に嫌味を交えて話をするようになってきた。

それでも、ばあちゃんは1人で気丈(きじょう)に生きてきた。
そんなばあちゃんに、私は初めて歯向(はむ)かった。

とても頭にきたことがあった。

それは、
私の父と母の前で、「夫婦は所詮(しょせん)他人」ということを口にしていたから。
血が繋がっているとか、いないとか・・・

子供の頃から、両親の言い争いがとても嫌で仕方なかった。
いつもばあちゃんの無神経な言い方が原因だった。
それが、今は全く無くなった。
平和になった。
穏やかになった。

だけど・・・
今ならなんとなくわかってあげられる気がする。

ばあちゃんは、2度離婚している。
どうしても、男の人が信用できなかったんだろうな。。。
だから、どうしようもなかったんだね・・・きっと。

もっと人の愛を感じれていれば、変わっていたかもしれない。

でも、所詮(しょせん)人間は泥臭い生き物だと私は思う。

百日紅(さるすべり)の花

庭の剪定しておいた木に、いつの間にか花が咲いていた。
ずっとつるつるの幹だけだったから、もう死んでしまう木だと思っていた。
この夏に、花が満開になった。

花名の由来
サルスベリ(猿滑り)は、樹皮がツルツルしいて、
木登りが上手な猿も滑ってしまうという由来。

花言葉
登りたくても登れず滑ってしまう様子が「愛嬌(あいきょう)」という花言葉に。

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