【 第二弾:スマホを持たない両親のマイナポイント申請を、私のパソコンで申請する方法 】
2022年6月30日より、『マイナポイントの申請』が始まりました。

スマホを持っていない両親のために、マイナポイントの申請【第二弾】を行います。
\ 代わりに申請してあげたいと思っている人に必見です! /
- 両親はガラケー利用なので無理だと諦めていた、両親のマイナポイント申請をしたい人
- 所有しているパソコンで、両親のマイナポイントを申請
- スマホが未対応機種でも、パソコンで申請が完結できます!
ちなみに、【第一弾】では両親のイオンカードで申請を済ませて、政府のマイナポイント分の5000Pが還元されました。
➜イオン独自の特典2000Pがプラスで付与されることで、最も還元額が大きい(合計7,000P)とされていた『イオンカードの電子マネーWAON』ですが、2021年3月31日で終了となりました。

マイナンバーカードの取得後に申請が済んで5000P還元済みです。今回は【第二弾】のマイナポイント申込の手続きについて解説していきます。
人それぞれやり方はあるのですが、今回は自宅で完結する方法です。
- 私が行う【第二弾マイナポイント申込】の条件
- 自宅のパソコンで両親の「第二弾マイナポイント申込」を完結したい!
- 【第一弾】で選択した決済サービスサービスの『イオンカード』から、【第二弾】では『PayPay』に変更したい!

この記事の後半では、実際に画像を使って『マイナポイント申込』の解説をしています。
『マイナポイント申込』へすぐジャンプしたい場合は、目次から次へ進んでくださいね。
➜【第二弾】マイナポイントの申込方法と決済サービスの変更

- この記事で分かること!
- 【第二弾】マイナポイント申込前の準備について
- 第一弾と第二弾の『決済サービス』を変更する方法について
【第二弾】マイナポイント申請の方法
\ 【第二弾】最新のマイナポイント申請です! /

1-1.マイナポイント事業が1分でわかる

『マイナポイント事業』について簡単に説明しますと…
- 事業目的
- 消費税引上げに伴う需要平準化策
消費税引き上げによって、需要の格差を縮小するための施策です。
- ポイント付与対象者の要件
- 2022年
9月末『12月末まで延長』にマイナンバーカードの申請を行った方のうち、2023年2月末までにマイナポイントの申込を行った消費者
※2022年9月20日に総務省が12月末まで申請の延長を発表しました
申請や申込の要件を満たしていないと、ポイントは付与されませんので注意しましょう。
- マイナポイント付与施策の種類
- マイナポイントの申込後、選択したキャッシュレス決済サービスを用いて前払又は物品等の購入を行なった消費者に対し、ポイントを付与する(5000円分)
- 健康保険証の利用申込を行い、マイナポイントの申込を行った消費者に対し、ポイントを付与する(7500円分)
- 公金受取口座の登録を行い、マイナポイントの申込を行った消費者に対し、ポイントを付与する(7500円分)
①『マイナポイントの申込』➡第一弾 、
②『健康保険証の利用申込』➡第二弾(申込開始:2022年6月30日~) 、
③『公金受取口座の登録 』➡第二弾(申込開始:2022年6月30日~)、
の3種類があります。

第二弾は、②と③になります。
①スマホがなくてもマイナポイントは使えます

そもそもの話ですが、マイナポイントは電子マネーとして使うものです。
キャッシュレス決済という言葉通り、現金を使わずに電子マネーで支払いを行います。
高齢の両親はいまだにガラケーなので、スマホを持っていません。
そのような人たちは、どうやってマイナポイントを取得したり使用することができるかというと…
スマホなしで使えるポイントを利用することです。
対象となっているキャッシュレス決済から、有名なものをいくつか抜き出してみました。
区分 | 登録サービス名 |
---|---|
電子マネー | nanako ゆめか WAON masaka 楽天Edy |
QRコード | ゆうちょPay 楽天Edy(アプリ決済) au PAY LINE Pay |
プリペイドカード | ヤマダマネーポイント RARAプリカ nicopi |
クレジットカード | イオンカード dカード セゾンカード |
デビットカード | SMBCデビット JCBデビットカード イオン銀行CASH+DEBITカード |
例えば、QRコードはスマホがない人にも使えるでしょうか?
QRコード決済はスマホが必要です
QRコードというのは、白と黒で表された二次元バーコードです。

支払う際に、QRコードを提示する(①コード払い)または、店舗先に設置してあるQRコードを読み取る(②読み取り支払い)必要があるため、スマホが必要になります。
電子マネーは、スマホのアプリをダウンロードすることで利用できるのですが、使用する際に店舗先でスマホが必要になります。
スマホなしでポイントを使う方法は?
インターネットで買い物をする場合は、パソコンを使って決済ができるものもあります
どうしても店舗先で使いたい場合は、プリペイドカード・クレジットカード・デビットカードを使用すればスマホなしでマイナポイントが使えます。
選べる決済は200種類 以上あります!
対象となる『キャッシュレス決済』②審査の要らないカード
年金生活の高齢者の場合、確実な収入があるので比較的クレジットカードを作りやすいです。
クレジットカードを作る際にいくつか記入事項がありますが、問題なければその日のうちに審査に通ります。
問われる内容は「利用者に支払い能力があるか」どうか、「債務状況に問題はないか」を確かめるため、審査は避けられません。
- 収入金額
- 持ち家・借家(居住年数・家賃の額)
- 既婚・独身
- 職業
審査に通らない共通点としては、「安定した収入がない人」「過去に支払遅延がある人(5年以内)」などがありますが、心配な場合は、申し込みの際のキャッシング額を「0円」にすることで審査に通りやすくなるようです。
また審査を通過できず、希望のクレジットカードを発行できなかった場合でも、審査なしの別の方法があります。
事前にチャージした分だけ使うことができるプリペイドカードや、支払い時点で銀行口座から引き落とされるタイプのデビットカードなら審査なしで作ることができます。
- スマホがない人向けのおすすめカード
- クレジットカード(審査あり)・・・現金をすぐに準備しなくても買い物ができる
- プリペイドカード(審査なし)・・・事前にチャージした分だけ使うことができる
- デビットカード(審査なし)・・・支払い時点で銀行口座から引き落とされる
審査なしでカードをつくることができるので、スマホなしでマイナポイントを取得できますね。

クレジットカードには、電子マネーが付帯しているものもあります。
電子マネーが使えるクレジットカードを持っていれば、スマホを使わずにマイナポイントを利用することができます。
③電子マネーが使えるクレジットカード
クレジットカードは持っていても、電子マネーが使えないものもあります。
クレジットカードを発行すると、いつの間にか年会費が引かれていた経験がありませんか?
どうせなら、年会費永久無料となっているクレジットカードがおすすめです。
年配の方にも作りやすい、国内で有名なクレジットカードはこちらです。
- ネットの楽天市場や店舗先でも使える場所が多い『 楽天Edy 』
- どこにでもあるコンビニのセブンイレブンをよく利用するなら『 nanako 』
- 日本での提携店舗数が多く、Yahoo!ショッピングはもちろん利用できる場所が多い『 PayPay 』
- コンビニやイオングループをよく利用するなら『イオンカード(WAON一体型)』
1-2.第二弾のマイナポイント15,000円分の概要と流れ


マイナカード取得済みで①は済んでいるので、これから②と③のポイント取得方法についてみていきます。
①の新規所得の方法は、前回の記事で確認してください。

②健康保険証と③公金受取口座登録については、2022年6月30日からマイナポイント申込開始となっています。
- 申込開始時期:2022年6月30日開始
- マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
- 申込期限:2023年2月末まで
マイナポイント申込は6月30日からですが、②の『利用申込』と③の『登録』は既に行えるようになっています。
現在では、医療機関でマイナンバーカードを使ったマイナ受付の実施が開始されています。
➜マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関リスト(都道府県別)
実施している医療機関はまだまだ少なく、これからといったところですが…。

健康保険証の利用申込:7500円分
病院に通院する場合、健康保険証を提示する必要があります。
病院内で月に一度健康保険証を窓口に出した後、薬局でも同じことを繰り返すので正直面倒だなと思います。
そこで、マイナンバーカードを健康保険証として利用申込みを行った場合、病院窓口に設置された専用の機器にカードをかざして情報を読み取らせ暗証番号または顔認証で本人確認したのち、『マイナ受付』ができるようになります。
- 『マイナ受付』のメリット
- 就職・転職・結婚・引越しをした場合、手続きが完了すれば健康保険証の発行を待たずに医療機関・薬局を利用できます。
- 本人の同意で、医療機関や薬局で薬剤情報を確認できます。
- 入院や手術などで高額医療費が必要になった場合でも、医療機関・薬局で限度額以上の一時支払いの手続きが不要になります。
- 医療費通知情報が確定申告書に自動で入力されます。
公金受取口座の登録:7500円分
金融機関の預貯金口座を国(デジタル庁)に登録することで、本人確認のための書類作成が不要になり、給付金などの受け取りを素早く行うことができます。
登録される口座を、公的給付支給等口座(公金受取口座)と言います。
- 緊急時の給付金、年金、児童手当、所得税の還付金等、幅広い給付金等の支給事務に利用

国に登録されるのは、金融機関名や口座番号です。
個人情報を国に教えるのは不安だ、という意見も多くあります。
税金が勝手に引き落とされたり、預金残高が知られることはありません。
あくまで、給付金などの支給のために利用されるということです。

健康保険証の利用申込をする
1-3.第二弾のマイナポイント登録と申込とは?
第二弾のマイナポイント申込は、2022年6月30日開始となっています。
最初に②の『利用申込』と③の『登録』を完了させておく必要があります。

『申込』『利用申込』『登録』など使い分けられていて、なんだかややこしいですよね。
『申込』は、マイナポイントを獲得するための申込をするということです。
ここでいう『利用申込』はマイナンバーカードを健康保険証として使うためのことで、『登録』というのはマイナンバーカードで③公金受取口座の登録をすることです。
金融機関の口座情報を入力したあと確認事項に同意して、登録することになります。
- 金融機関名
- 支店名
- 口座種別(普通・当座)
- 口座番号(数字7桁以下)
- 口座名義
公金受取口座として登録できる口座は、口座名義人が登録者本人と同一の口座です。
親子であっても、本人名義以外で登録することは出来ません。

公金受取口座を登録する

②利用申込と③の登録が済んだら、『マイナポイントの申込』を行います。
2022年6月30日開始のマイナポイントの申込は、こちらのページで行います。
6/30より、ここから申込できます!
マイナポイント 『申込』申込の方法については、後半で説明しています。
ここでマイキーIDが発行されるのですが、これをこの後各決済サービスで紐づける必要があります。

ポイントはいつ獲得できるか、気になりますよね?
ポイント付与のタイミングや受け取り方法については、決済サービス事業者によって異なるので、この日に一律でポイント付与されるというわけではありません。
人によって選択できる決済サービスが異なりますので、各自で調べて確認することになります。
決済サービスというのは、有名なところで言うとPayPayや楽天Edy、LINEPayなどのサービス名のことです。
区分 | 登録サービス名 |
---|---|
電子マネー | nanako ゆめか WAON masaka 楽天Edy |
QRコード | ゆうちょPay 楽天Edy(アプリ決済) au PAY LINE Pay |
プリペイドカード | ヤマダマネーポイント RARAプリカ nicopi |
クレジットカード | イオンカード dカード セゾンカード |
デビットカード | SMBCデビット JCBデビットカード イオン銀行CASH+DEBITカード |

ここまでは、理解できたでしょうか?
1-4.決済サービスは第一弾と変更可能か?➜【変更可能】
- 決済サービスの変更はできるか?
- よくある質問の一つなのですが、意味合いが異なります。
「決済サービスは、一度決定したら変更は出来ません。」
という情報がありますが、これは厳密に言うと「確定後の変更は出来ません」という意味です。
- 第二弾では、第一弾で決定した「決済サービス」と同じでなければならないのか?
➜ NO 変更できます

第一弾ではイオンカードを選択しましたが、今回の第二弾はPayPayに変更できました。
第一弾では、私の両親はイオンカード(WAON一体型)の電子マネーを選択しました。
WAONポイントはイオングループやコンビニなどで広く使える場所がありましたので、問題なく使い切りました。
今回は、イオンカードの利用よりもPayPayで使えるのか、気になっていました。
そこで、総務省のマイナンバーカードの「お問い合わせ」に電話してみました。

公式発表があるまでは、こちらから申し上げることは出来ません。
この一点張りでした。
2022年6月30日に『申込』開始されましたので、情報が明らかになりました。
申込の流れで行くと、前回に利用したイオンカードで手続きを進めるような画面になりますが、途中で変更すれば問題ありませんでした。
第二弾では「還元」ではないので買い物をする必要はなく、②の利用申込と③の登録をすれば合計15,000円分のポイントが希望する「決済サービス」に付与される、ということです。
6月30日から『申込』が開始されますが、6月30日にポイントが付与されるわけではありません。➜選択した「決済サービス事業者」によって、付与時期がバラバラになります。

では、マイナポイントの『申込』の流れを説明していきます。
【第二弾】マイナポイントの申込方法と決済サービスの変更

スマホのない両親のために、自宅でパソコン申請しました。
- 準備するもの
- ①パソコン
②ICカードリーダー
③マイナンバーカード
④スマホ(申込者以外のスマホでも可)
2-1.マイナポイントの申込方法
再度確認ですが、『②健康保険証の利用申込』『③公金受取口座の登録』を行ってから、マイナポイント『申込』ができます。
➜②か③のどちらか一方だけ、②と③の両方、自由に選択できます。
マイナポイントの申込みはココから!
次の画面の【申込む】をクリックします。

混雑している場合は少し待ちますが、そのまま待てば比較的スムーズに申し込みができます。

画面が変わって、キャンペーンを選択します。
第一弾の5000Pはすでに申請して獲得していますので対象外となっており、今回は第二弾の上の2つを申請します。
チェックボックスがあるので2ヵ所にチェックを入れたら、【2つ選んで次へ】をクリックして進みます。

次の画面で第一弾で選択した決済サービスが表示されますが、【修正】をクリックすれば変更ができます。

決済サービスの一覧が出てきますので、希望するところをクリックします。

前回はイオンカードを選択していましたが、今回はPayPayに変更します。
PayPayは加盟店が多くて利用しやすい点と、2022年5月10日からAmazonでもPayPayが使えるようになったのが決定打です。➜ 詳細はこちら
Yahoo!Japanの買い物なら、PayPayポイントが使えます。

ポイントの付与タイミング ➜申し込みおよび登録完了の翌日にPayPayポイントを付与

すぐにポイントをGETできるのは魅力ですね!
他の決済サービスの場合、それぞれのポイント付与のタイミング(期間)が異なります。
決済サービス事業者 | ポイント付与のタイミング |
---|---|
PayPay | 申し込みおよび登録完了の翌日にPayPayポイントを付与 |
イオンカード | 原則付与権利確定3日後に付与。7月末迄確定分は、8月3日付与。 |
WAON | 原則、権利確定日の3日後に付与 |
d払い(お買い物時) | 申し込み、確認完了から3日後 |
ゆめか | 原則として、付与権利確定日から翌日以降に付与 |
auPAY | 申込、公金受取口座の登録日から最短翌日、または翌々日以降に付与 |
楽天カード | 原則として、決済事業者で登録確認完了した翌々月25日頃 |

楽天カードは忘れた頃にしかポイントがGET出来ないので、断念しました。
良ければ【OK】をクリックして、次へ進みます。
次は、ちょっととまどうポイントになるかもしれません。
2-2.決済サービスIDとセキュリティーコードの確認方法
決済サービスの情報『決済サービスID』と『セキュリティーコード1』を入力しますが、この情報はPayPayで取得する必要があります。
まずはPayPayアプリホームにある「マイナポイント」のアイコンをタップしてください。

『決済サービスID』と『セキュリティーコード1』はココでわかる!
PayPayの場合は、『決済サービスID:数字8桁』と『セキュリティコード1:数字4桁』でした。
他の決済サービスを利用した場合は、『決済サービスID:英数字8桁』や『セキュリティコード1:生年月日8桁』などそれぞれ異なるようです。
確認したら入力します。


ここがつまずきポイントだと思うので、詳しく説明します。
- 結論を言うと、PayPayアプリが必要になります。➜こちら
- 申込者はPayPayの登録が必要です。
- PayPayの登録方法
- PayPayアプリをダウンロードします
- アプリを起動して電話番号とパスワードを入力
- SMS(メッセージ)で認証コードを受信
- 受信した4桁の認証コードを入力
- 登録完了

アプリを使うのはスマホだと思っているかもしれませんが、パソコンでも使うことができます。
両親はスマホを持っていませんが私は所有していますので、今回は自分のスマホアプリからアカウントをログアウトして使用しました。
要は、パソコンでもスマホ(申込者以外のスマホでもOK)でもどちらも可能ということです。

IDとコードの確認ができたら、『申込』手続きに戻ってください。

間違いなければ、【確認して次へ】をクリックします。

あとは、簡単な流れ作業です。
マイナポイント利用規約について【同意して次へ】をクリックします。

健康保険証の利用規約について【同意して申込む】をクリックします。

申込みは完了です。
申込み状況を確認する場合は、マイナンバーカードの暗証番号4桁を入力する画面になります。


これで、【第二弾】マイナポイントの『申込』は完了しました!
ポイントの付与タイミング ➜申し込みおよび登録完了の翌日にPayPayポイントを付与

翌日に付与されたかどうか、確認してみてくださいね。
翌日の2022年7月1日に、ポイント15000Pが入っていました!

まとめ【第二弾】ガラケー両親のマイナポイントをパソコンで申請

【第二弾】マイナポイントの申込について説明してきました。
2022年6月30日以降から『申込』が可能になっています。
- ポイント付与対象者の要件
- 2022年
9月末『12月末まで延長』にマイナンバーカードの申請を行った方のうち、2023年2月末までにマイナポイントの申込を行った消費者
※2022年9月20日に総務省が12月末まで申請の延長を発表しました
- 健康保険証の『利用申込』…7500P
- 公金受取口座の登録 …7500P
各決済サービス事業者のポイント付与も迅速に行われるようなので、さっそく手続きを始めてみてください。
あっという間に完了してしまいます。
パソコンもスマホも持っていない人は、最寄りの役所やコンビニのATMから申込ができます。
もちろんスマホ(対応機種)をもっている人は、操作が簡単です。

少し時間がかかっても申込は出来るので、焦らずに手続きしてみてくださいね。
これからもブログとTwitter で、DIY&リフォームを発信していきます。