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『第二種電気工事士・筆記試験』のテキストの勉強内容と勉強方法。一発合格への道!
筆記試験 第1章
私って、いつもそう。
とても要領が悪い Σ( ̄ロ ̄|||) ドウニカシタイ
昔から・・・
学校を1日休んだら、その日の授業内容がわからなくて前に進めない。。。
わからないことがあると、気になって他のことが集中できなくなる。
手を抜く方法が、よくわからない。。。
そういうところがあって、我ながら性格がメンドクサイって常々感じている。(≧ヘ≦)
こんな性格だから、とにかくみっちり勉強することになる。
第1章 はじめに
テキストの第1章は、カラー写真とイラストが豊富で学びやすくなっている。
最初から、勉強の意欲が無くならない様にしているんだろうナ。(=^▽^=)
照明器具やコンセントなど馴染みのあるものや、電動機の仕組みなど。
テキストをただ読むだけでは、わかった気になるけど、頭には残らない・・・。
お気に入りのコーネルメソッドノートに書くことにした。
ノートに書くことが、私の勉強法。φ(.. )
テキストに書いていることを、そのまま書く。
書くだけでは、ダメ。
一番大事なことは、何度も見直して復習すること。
寝る前、翌日、一週間後。
繰り返すことで、記憶が鮮明化してくる。
これが出来たら、もう自分のものになっているハズ。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
筆記試験 第2章
やる気を継続することは難しい。
私、飽きっぽいし・・・
いつものもう辞めたの? って自分がチラつく (+д+) ダメダメ
モチベーションが上がっているうちに、どんどんすすめ~ ε=ε=(((((*゚∀゚)っ)))
第2章 材料と工具
第2章は、電気工事で使う材料と工具について学ぶ。
ほとんどがイラストで、目で見て覚えることばかり。
実際にどのような場合に使われる道具なのか、しっかり理解しておこう。
それから、電線を接続したり施工方法についても説明している。
この内容は、技能試験で重要になってきそうだな~。
誘導電動機のところでは、さっぱり理解できなくて・・・φ(.. )
スター結線?デルタ結線って???ナニ
わからないところほど、イラストを真似してノートに書く。
とにかく、脳に記憶させること。
ココは深く悩まずに、どんどん進む。
テキストの付録《重要ポイント丸暗記ノート》を、フル活用する!
コピーして、持ち歩くようにしておいた。
書き込みも出来るし(*^ー゚)b
最終的には、イラストや電気の図記号を見て、名前・用途がわかるようにする。
筆記試験 第3章
電気の勉強を進めるうちに、日常の電気器具に興味が湧いてくる。
コンセントをよく見たら、2つの差込口の大きさが違っている。
使う時には意識して区別したことないけど、
理屈の上ではプラス(+)側とマイナス(-)側がきちんと存在しているんだなぁ。
そういうことがわかると、なんかうれしい。(*・∀・*)
筆記試験 第3章(その1)
第3章では、電気が供給されていく過程について学ぶ。
電気設備技術基準に沿って、電気設備の工事や施工をする。(電気事業法)
この章は、実際に電気工事士として実用的な知識を要する内容。
とても興味深い。(゚∀゚)ノ
まず最初に、壁にぶつかってしまった。
小学生で習う、直流回路と交流回路の違い。
例えば、乾電池や車のバッテリーは直流回路で、使えば使うほど消耗していき、電圧が低下する。
プラス(+)からマイナス(-)へ、一定方向に電流が流れる。
一方、家庭用のコンセントは交流回路で、
プラス(+)からマイナス(-)へ、一定周期で変化をする。
これがもう、よくわからない。φ(.. ) 周期って・・・ナニ?
一般家庭で使われる電圧は、発電所からすぐそばの電柱へ直流回路で配電されている。
電柱から住宅に配電されるときは、交流回路に変換されて家庭用のコンセントへ。
なるほど、なるほど。。。
それで、家電製品はほとんど直流回路だから、交流回路からまた直流回路へ変換されている。
ACアダプタってやつが、変換している。
ええっ~~~!?ややこしいな。
それなら、ずっと直流回路のままでいいんじゃない???
こういう、疑問が邪魔してなかなか前に進めない( ̄▽ ̄;)
でも、謎を解いていくと 少し世界が広がっていく気がした。
直流回路と交流回路のメリット・デメリットがあり、コスト面や性能に応じている。
こういうことは、ネットで調べると丁寧に解説してくれていて、(*’-‘*) タスカリマス。。。
テキストの内容は、あまり難しく考えないで進んでいく。
何度も繰り返して復習していくうちに、身についてくる。
内容が多くて根気が必要なので、絵を書いて気分を楽しくヾ(・∀・)ノ
下手でも気にしない(o^∇^o)ノ
難しくても、どんどん進む。
筆記試験 第3章(その2)
子供の頃住んでいた家は、いつもブレーカーが落ちて家が真っ暗になっていた。
電気の使い過ぎ、と思っていた。
だけど、今考えると・・・
契約容量が足りていなかったんだとわかった。
電気使用料金って、どうなっているんだろう。。。φ(.. )
電気料金の領収書を見てみた。
現在の契約容量:30A 今月使用量:381kWh
10A 291円
15A 437円
20A 583円
30A 874円
40A 1166円
契約容量によって、基本料金が違っている。
家族がいると、同時に電気を使うこともあると思うので、20A契約だといつもブレーカーが落ちてしまう。
30A契約でブレーカーが落ちることは、この1年間であったかなぁ・・・ちょっとした停電の時くらいカナ
●最初の120kWhまで 17円 / kWh → 2,040円
●121~300kWhまで 22円 / kWh → 3,960円
●301kWh~ 25円 / kWh → 2,025円
合計 8,025円
電気使用量が多くなると、単価が上がっていく仕組みになっていた。(;・∀・)シラナカッタ
請求額 :基本料金 874円+電気使用量金 8,025円 =8,899円
電気料金の仕組みがわかったところで・・・
電化製品を使用することで、どんだけの電気を使用しているか、知っておく必要がある。
これは、次回。(*・ω・)ノ
第二種電気工事士 筆記試験 第3章(その2)
第3章は、とっても濃い内容だった。
だから、何度も何度もテキストを読み返す。
電気工事士として、施工する上での必要な知識だから、よく覚えておこうと思った。
電気は、各発電所から家の近くの電柱まで送電されて、各家庭へ引込まれている。
感電したり、電線の破損で火災にならないよう、
安全に電気を使う為の装置が設置されている。
電気を使いすぎたらブレーカーが落ちてしまう。
一般にブレーカーと呼ぶものを、過電流遮断器という。
遮断器というから、許容以上の電気が流れないようにするもの。
分電盤をみればわかるけれど、色々な遮断器が設置されている。
メインブレーカー(契約容量)と各部屋の分岐ブレーカー。
馴染みの薄い、漏電ブレーカー(真ん中)。
漏電の経験がまるでなくて、イメージが実感できない。
あっ あれかな???
芸人が椅子に座って、ビリビリってやつ !?(・◇・)ゞ
それから、電気配線をするための工事。
家の中で配線するのは、一般的にケーブル工事と言って、
天井裏や床下などにケーブルを配線する。
他には、
道路の地下や土中に埋設する地中埋設工事。
金属管に入れて配線する金属管工事。
腐食しにくい合成樹脂(CD管・PF管)に入れて配線する合成樹脂管工事。
・・・etc
状況に応じて、施工方法が異なるのでそれをしっかり覚える。
いっぱい覚えることがあって、頭が一杯に (●´ω`●)
疲れたら、少し休憩も必要デスネ。。。
筆記試験 第4章
うちではとても活躍する電気ケトル。
これが、スイッチを押すだけであっという間にすぐに沸く。その時間、約1分。
沸騰している間、ゴボゴボと音を立てて電気消費している様子 w(*゚o゚*)w ゴボッ
●最初の120kWhまで 17円 / kWh
●121~300kWhまで 22円 / kWh
●301kWh~ 25円 / kWh
1kWh(1時間あたり)の電力量単価を22円で計算すると・・・
1分 →約0.37円 (22円÷60分=0.37円)
ここで見るのは、定格消費電力 1250W(1.25kW) のところ。
1.25kW×0.37円(1分あたり) ≒0.46円
1回使用するのに、約0.46円 (☆゚∀゚) 安いね!
毎日1回使っても、1ヵ月間(30日)約13.8円ということになる。
一人暮らしだったら、保温できる電気ポットを使うより、
電気ケトルを使うほうが絶対お得だろうなぁ。(*゚∀゚)っ
第二種電気工事士 筆記試験 第4章
第4章は検査の方法を覚える。
工事した後に、それが電気設備技術基準に適合しているか、
感電や漏電、火災の危険性は無いかを点検する。(竣工検査)
測定器が様々あって、用途が異なるので使い方や違いを覚えておく。
絶縁抵抗の測定と接地抵抗の測定は、よく出題されるので、念入りに。
日常生活で、濡れた手でコンセントを抜き差しすると感電の危険がある。
人体はおよそ70%が水分なので、電気を通しやすいんだとか。 (゚∇゚ 😉
なので、水周りの電化製品には接地(アース)したり、専用コンセントを使う。
そういえば、
リフォーム中の家の、屋外に設置されている防雨型コンセントがあるのだけど、
コード式の電気ドリルが使えなかった。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!? ナンデ?
そういう時、電圧がきているかどうか検知する検電器、を使って調べることが出来る。
まぁ、電気ドリルは壊れてないし・・・
使えないんだから、電線がつながってないんだろうな・・・ ( ̄▽ ̄;)ザンネン
気になるので、今度調べてみましょ。
電気工事士になったら、
●接地抵抗計(アーステスタ)
●回路計(テスタ)
●クランプ形電流計(クランプメーター)
●検電器
を、それぞれ使えるようにしないと イケマセン・・・(* ̄∇ ̄*)
測定器があって、実際に経験したら覚えやすいだろうな。
ここはページ数も少ないので、さっさと次の章へ!
筆記試験 第5章
夏場は、換気の為に常時回しているデスクファン。
弱風:6.5W (0.0065kW)
強風:7.0W (0.007kW)
●デスクファンを強風で、1時間回し続けた場合。
強風:0.007kW×22円(1時間あたり)≒0.15円
●1日(24時間)使った場合
0.15円×24時間≒3.6円
●1日中、1ヵ月間(30日)使用した場合。
3.6円×30日≒108円
トイレや風呂場の換気扇は、年中無休で24時間「入」のまま。
ずっ~と換気扇を「入」にしたままだと、どれくらい電気代がかかっているのか・・・気になっていた。
ざっと計算してみると・・・
0.0098kW×22円×24時間×30日≒155.232円
1ヵ月(30日)使用すると、約155円ということになる。
リフォーム中の古い家は、いつも閉め切ったままで 換気をしない家。
家中、物や家具に囲まれていたから換気なんて出来ていなかったと思う。
だから、カビやダニが発生していたし、身体に悪い家だったと思う。( -д-)ノ
最近の家は特に、断熱材(高断熱)がびっしり入っていたり、隙間がない(高気密)ので、換気をしないと健康に悪いらしい。
アレルギー性鼻炎の私にとって、換気は必要!(つд⊂)ゴシゴシ
だから、電気代云々というより、24時間換気は必要なんだなぁ (* ̄∇ ̄*)
第二種電気工事士 筆記試験 第5章
第5章は、電気工事士が守るべき法令について学ぶ。
電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与する
①電気設備技術基準に適合するよう作業する。
②電気工事士免状を携帯する。
③電気用品安全法に適合した電気用品を使用する。
電気工事士でなければ出来ない作業について、全部覚えるコト。
難しくないので、復習すれば大丈夫!
筆記試験 第6章
パラパラとテキストを見開くと、
後ろの第7章が なんだか難しそうだなぁ~ということを知ってしまう。
それでも、パタンと閉じて 見ないふり (つд⊂)ゴシゴシ
第6章 複線図
この章では、電灯配線を複線図に書くことが主な課題。
配線図と複線図ってどう違うの? っていうのが、最初の疑問。 (.. )?
配線図は、器具の図記号を線で結んで、各器具の配線と繋がり方を示した設計図。
別名「単線図」とも言う。
複線図は、実際の配線工事をイメージして、器具と電線の繋ぎ方を具体的に書いた図。
電気工事をするには、複線図が書けないと施工できない。
この章で学ぶことは、筆記試験ではなく技能試験で必要なところ。
だけど、筆記試験でも数問出題されるので、基本的なことは押さえておく必要がある。。。
最初は、テキストの通りに真似して書いてみた。
スラスラ~φ(.. ) ((意外と簡単かも。))
もう一回書いてみよう!
あれっ!?
順番がゴチャゴチャになって、どうかいていいのかわからない。
そこで、重要なポイント!
「 スコ 」
「 デス 」
これを順番通りに何回も復唱して覚える。
「 デコ 」
「 スコ 」
「 デス 」
考えないで、とにかく復唱。 ヾ( ̄0 ̄;ノ シツコイ・・・
「 デコ 」
「 スコ 」
「 デス 」
これさえ覚えたら、複線図は簡単に書けるようになる。(o^∇^o)ノ ダイジョウブ
複線図を書くためには、3つの順番を覚えること。
デ(電灯)+コ(コンセント)
ス(スイッチ)+コ(コンセント)
デ(電灯)+ス(スイッチ)
そして、この順番を守って書いていくと、複線図は完成できる!
筆記試験では、つまづいても心配しないで大丈夫。
時間をかけないで、どんどん先へ進んでしまおう!ヾ(・∀・)ノ
さて、いよいよ次は最終章。
ガンバロウ (o^□^o)
筆記試験 第7章(最終章)
いよいよ、最終章に突入デス。。。
理科が苦手な私でも、少しは記憶にある・・・オームの法則。
最終章は、公式がたくさんでてきて計算することが多くなる。
馴染みのない理論と公式もでてくるので、少し時間をかけて学習していく。
ここまで来たら、最後までやり切ろう!(。・ω・)ノ゙
筆記試験 最終章(第7章) その1
●記号:R
●単位:Ω
抵抗は、物質の形状に左右される。
例えば、物質に電気を流す場合・・・
●導体の断面積が2倍、3倍になると、抵抗値は2分の1、3分の1になる。
イメージとしては、電線が長くなると抵抗が増えて、電線の太いものを使えば抵抗が減る。
電気抵抗 R を求める公式を覚えよう。
断面積を求める公式は、確か・・・中学生の数学で出てきたかな ?( ・Д・)?
Aの断面積を求めてから、電気抵抗Rの公式に当てはめて求める。
突然、抵抗率ρ(ロー):[Ω・m]がでて来たので これはナニ??? って思うけど、
《 断面積1㎡、長さ1mの物質固有の電気の流しにくさ 》 のこと。
例えば、金属は温度上昇によって抵抗率が増える。
20℃を基準にして、異なる導体の抵抗率を比較すると・・・
・銀 0.0162
・硬銅 0.018
・金 0.024
・アルミニウム 0.0262
・鉄 0.1
この中では、
銀は抵抗率が一番低いので、電気を流しやすく、
鉄は抵抗率が一番高いので、電気を流しにくい。
一般的に、電線は銅が使われている。
貴金属と言われる金や銀は高価なので、経済的な面から銅が有力となったワケネ (*´ェ`*)
こういう事も知らなかったから、わかってくると面白い(*’-‘*)
金 4335円/g
銀 61円/g
銅 0.65円/g
筆記試験 最終章(第7章)その2
電気の基本理論
基本的なことだから、どれも大事な内容。
電気は、実生活に関わることだからイメージすること (*^・ェ・)ノ
第7章 その2
電気が流れているもの(電線・電気機器)すべてのものが、抵抗になる。
電気抵抗は電気を流れにくくするもの。
なんだか、抵抗ってマイナスのイメージだけど・・・
すごくわかりやすい例えを発見!(・∀・)
川の水路で考えてみる。
●電流は電気の勢い → 水流
●抵抗は電気の妨げ(電線) → 川
発電所から電気を流そうとする力(電圧)に対して、電気の流れを(電流)を妨げる電線が抵抗。電線は細いと流れにくいし、太くなれば流れやすい。
これを川の水でたとえると・・・
山からの水が流れようとする力(水圧)に対して、水の流れ(水流)が川幅で変わる。川幅が狭いと水流を妨げて遅くなり、川の幅が広くなると水流が速くなる。
説明ってムズカシイ・・・( -д-)ノ
大体のイメージは掴んできたところで。。。ヨシッ 次!
合成抵抗はよく試験に出るので、抑えておく必要がある。
単純に足し算すればOK!カンタン
それぞれの逆数を足して、さらに逆数にする。
この基本を踏まえた上で、実際に出題されるのは直列と並列が混じったもの。
ゴチャゴチャするけど、確実に計算を進めるコト。
練習ダー (。・ω・)ノ゙
筆記試験 最終章(第7章)その3
はっきり言って、ココからが正念場。
何故なら・・・
公式と計算ばっかりだから( -д-)ノ
第7章 その3
テキストに書いてある太字の公式は、全部覚えてしまうしかない。
公式だけを、ただ覚えるっていうのは難しいことだから、
練習問題を解くことが近道かも!
●電力と電力量および熱量
・電力量(W)
・熱量(H)
●交流電圧
●単相交流の直並列回路
・抵抗とコイルの並列回路の合成インピーダンス(I)
●単相交流回路の電力と力率
・皮相電力(S)
・力率(cosθ)
・直列回路の力率(cosθ)
・並列回路の力率(cosθ)
●三相交流回路の電力と力率
・スター結線 相電流
・デルタ結線 線電流
・三相電力(P)
●電力損失
・単相2線式 電力損失
・単相3線式 電力損失
・三相3線式 電力損失
繰り返しダケド、
テキストの内容を何度も読んで、ノートに書いてみる。
難しいことも書いているけど、それを復習して覚えていくしかない。
さらに、練習問題をたくさん解いてみる。(*´ェ`*)
丸暗記ノートの中に、公式が並んでいるのでそれを持ち歩く。
トイレの壁にもペタ。。。
細かい努力が実を結びマス。(*’-‘*)
このテキストだけを信じてインプット、後は過去問題を何度も説く。
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