DIY水道配管、配管に必要な設備部材の選び方

水道配管 道具編 水道配管
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前回の記事 

DIY水道配管、風呂のタイル壁に給水管の貫通穴を開ける
...

 

この記事のポイント 
 配管設備に必要な部材や道具についての知識を知っておく。




水道配管に必要な設備部材の知識

水道配管 継手

 

水道配管は、現在は施工がしやすくて錆びない架橋ポリエチレン管(=ポリ管)が主流になってきた。

それでも、塩ビ管鋼管の使用はまだまだ存続している。

 

例えば、屋外は塩ビ管を使って屋内はポリ管を使うという場合、互いを接続する継手が必要になる。

水道配管に使われる、色々な種類の部材を知った上で施工していく。

1-1. 屋内配管するために、配管のサイズを決める

 

水道の契約口数

一般家庭の水道契約口径は13mmか20mmが一般的になっている。

今は大家族だったり、二世帯住宅なんて家も増えたので25mmも普通になってきた。

ちなみに、この家の契約口径は20mmになっている。

 

配管のサイズを、メーカーに問い合わせてみる

 

ポリ管のサイズに関して、どのサイズを選んだらいいのか迷っていた。

 

そこで、バクマ工業のお問い合わせ窓口で問い合わせをしてみた。

担当者がとても丁寧に回答してくれて、本当に助かった~(*´∇`*)

わからないことは、聞くのが一番!

バクマ工業 BAKUMA INDUSTRIAL CO., LTD
換気口、住設関連、刈刃・DIY製品はバクマにおまかせください。

 

各経路の配管のサイズ
  • 経路1
    ①屋外止水栓から屋内接続部分まで
    屋外の止水栓から屋内接続部分までの塩ビ管(業者依頼した工事)
  • 経路2
    ②屋内接続部分からヘッダーまで
    屋内接続部分からヘッダーまでのポリ管サイズ
  • 経路3
    ③ヘッダーから各給水場所へ
    ヘッダーから各給水場所の水栓に繋がるポリ管のサイズ

 

問い合わせの回答

 止水栓の契約口径が20mmということで、止水栓からヘッダーまでは配管も20mmを採用してもよい。
1人暮らしで平屋(2階建てでない)なら、水圧がそこまで必要ではない為13mmで生活に問題はない。
また、ヘッダーから先の各給水場所までは、13mmで充分。
 つまり、少人数で生活する場合は13mmの配管で足りる。

 

でも、どうせなら大きいほうが無難ということで、このサイズに決定。・・・(* ̄∇ ̄*)

 場所  配管の径
   ①屋外・止水栓から屋内接続部分まで(塩ビ管)  20mm
 ②屋内・接続部分からヘッダーまで(ポリ管)  16mm
 ③ヘッダーから各給水場所へ(ポリ管)  13mm

 

1-2. 架橋ポリエチレン管(=ポリ管)の基礎知識

 

パイプの呼び径は、内径のサイズと覚えておく。

厚みによる強度も必要なので、外径は当然大きくなる。

 

ポリ管(M種)の寸法
M種 PN15 呼び径(㎜) 外径(㎜) 内径(㎜) 厚さ(㎜)
10 13 9.8 1.6
13 17 12.8 2.1
16 21.5 16.2 2.65
20 27 20.5 3.25

 

地域によって寒い所は、水道凍結防止のために保温材を装着したり、凍結防止ヒーターを取付けることもある。

この家では、年に1~2度くらいしか気温が0℃以下になることはない。

あまり気にしなくていいと思う・・・(*´ -`)

念のために保温材の薄い5mm厚のものを装着することにした。

ポリ管保温材5mm      

 

また、ポリ管を保護するために保温材ではなくサヤ管を使ったりする。

床下で、ネズミに噛みつかれないようにってこと!? (; ̄Д ̄)アルカモ・・・

さらに屋外などで使用する場合、ポリ管は紫外線に弱いので遮熱するために遮熱管を使う。

 

さや管・遮熱管

 

  1.  水道凍結防止のために保温材を装着したり、凍結防止ヒーターを取付ける。
  2.  ポリ管を保護するために保温材ではなくサヤ管を使うこともある。
  3.  屋外などで使用する場合、ポリ管は紫外線に弱いので、遮熱するために遮熱管を使う。

 

1-3. 継手の種類と基礎知識

 

配管の径にあわせて、継手の径も合わせる。

 

ポリ管+ポリ管

ポリ管ポリ管をつなげる場合は、例えば呼び径13×13のものを選ぶ。

継手・ソケット

継手・エルボ

継手・チーズ

 

水栓継手+ポリ管

水栓ポリ管をつなげる場合は、ちょっとややこしい。

品 番
EOP ポリ管
 1/2 × 13
 1/2 × 16
 1/2 × 20
 3/4 × 13
 3/4 × 16
 3/4 × 20

EOPというのは、単水栓や混合水栓に接続する水栓側のネジサイズ。

 

ネジはオスネジメスネジがあって、互いの組み合わせによって接続が出来る。

ネジの組み合わせ
↓メス   オス→ R(テーパーネジ) G(平行ネジ) Pj(給水栓ネジ)
Rc(テーパーネジ) ○(シールテープ) × ○(シールテープ)
Rp(テーパーネジ・平行ネジ) ○(シールテープ) × ○(シールテープ)
G(平行ネジ) × ○(パッキン) ○(パッキン)
 オス同士、メス同士では接続することは出来ない。

 

 水栓側がメスネジだったら、継手はオスネジを選ぶ。

継手・オネジアダプター

 

 

 

 水栓側がオスネジだったら、継手はメスネジを選ぶ。

継手・メネジアダプター

 

ヘッダー

ヘッダー
保温材なし            保温材付き

 

 ERHPF33型: 止水栓  16Aパイプ  ヘッダー  13Aパイプ  蛇口へ
ヘッダー図面
 ERHPF13型: 止水栓  13Aパイプ  ヘッダー  13Aパイプ 蛇口へ

 

ヘッダー

 

ヘッダーの接続口が足りない場合は、連結部品を差し込めば簡単に増やすことができる。

ヘッダー・連結エルボ

ヘッダー・連結チーズ

 

注意点

 ワンタッチでできるタイプのハードロックシステムは、一度差し込んだらやり直しが出来ない。

挿入した継手はパイプを引っ張っても絶対抜けないので、再施工できない。

だから、間違えないように慎重に差し込む必要がある。(;’∀’)キンチョ‐スル

 

 やり直し可能なものが良い場合は、ESQ-M1システムを採用する。

バクマ工業 BAKUMA INDUSTRIAL CO., LTD
換気口、住設関連、刈刃・DIY製品はバクマにおまかせください。

 

風呂のタイル壁に開けた貫通穴に、配管を新設する方法を考える

六角レンチ

 

壁穴さえ開けてしまえば、あとはなんとかなるだろうと安易に考えていた。

前回開けた風呂の貫通穴 に、配管部材を通して混合水栓を設置する。

そこで、いつものようにモノタロウのカタログで部材を探していた。(*゚∀゚)っコレコレ!

 

2-1. PCユニット取出しソケットを使う

 

取付けイメージ

 

塩ビ管HI(VP/HT)

 VP管(給水用) (=耐衝撃性硬質塩化ビニル管) 耐熱温度 約60度
 HT管(給湯用) (=耐熱性硬質塩化ビニル管)  耐熱温度 約90度

 

施工しやすい塩ビ管を使うことにしようと決めていたのに・・・

 

あれっ!?

このソケット、穴に入る部分の直径が31㎜ってなっている。

開けた壁の穴は直径30㎜。

 

1㎜大きい。。。(゚ロ゚;)エェッ!?

 

1㎜くらいだったら、穴を削ればなんとかなるかもと考えたけど、1㎜をなめたらいけない。

タイルはそんなに簡単じゃない。

私みたいな素人が手荒に扱うと、ひびが入ったり、割れてしまう可能性がある。

 

もう一度考え直して他のサイズのソケットを探してみたけど、見つからない。

 

よく考えたら、混合水栓って結構重いんだよね。

これを軽量の塩ビ管で支えられるものだろうか・・・?ヾ(・ε・。)

13㎜の細いほうの管を使う。

 

  

 

う~ん、・・・なんだか、心配になってきた。(´・ω・`)

2-2. VP管をやめて、ステンレス製のパイプ鋼管にしてみる

 

パイプ鋼管(ステンレス製)

重さに耐えれなくなって割れても困るし、耐震・耐重のことも考えてパイプ鋼管にする。

錆びないようにステンレス素材を選んでおく。

 ステンレス素材は耐熱にも優れているので、給水・給湯の両方に使える。

 

 

素人なので、経験がないと色々迷ってしまう。

まぁ、そこがDIYの醍醐味だいごみなのだけど・・・(*´∇`*)

 

タイル壁の穴(直径30㎜)に入るサイズの金具(直径28㎜)

 

ユニット取出し金具 T229-13 (三栄水栓)

素材は青銅って書いてある。

これって、給湯にも使えるんだろうか?

念のため、SANEI(メーカー)に問い合わせてみたら、耐熱80℃以下で使用可能と回答。

素材は、ステンレス製のものはないみたいだけど、

風呂の給湯ではそんな超高温で使用することはないので、これに決めた。

 

中央部は六角になっている。

 

 

ネジ締めには、六角棒レンチが必要になる!

サイズ表記

六角穴対辺(㎜):12.5

 

 これって、12㎜の六角棒レンチでもいいのかな?

解らないことだらけなので、なかなかスムーズに進まない。

 

メーカーのホームぺージで、商品の問い合わせをしてみる。

 

wata-siro
wata-siro

この商品に必要な六角棒レンチは12㎜でも大丈夫ですか?

とメールで問い合わせた。

 

大丈夫だと思います。

メーカー担当者

と、その日のうちに回答が来た。

 

だったら、化粧プラグ用に購入したこの六角棒があるから良かった。

 

 

大丈夫って言ったのに・・・・p(´⌒`q)

サイズが合わない!?

2-3. 六角棒レンチのサイズは mmミリ?それとも inchインチ

 

六角棒レンチは、ねじの単位に応じたものを使う。

前回の記事 化粧プラグで栓をする

 

ユニット取出し金具 T229-13 (三栄水栓) 13(1/2)

この表記では、ネジ13㎜または1/2インチということを表している。

 

そして、六角穴の対角辺は、

六角穴対辺(㎜):12.5 ㎜

 

 

筒の中央辺りが六角になっている。

 

 ユニット取出し金具とパイプを繋ぐには、六角棒レンチでネジ締めをする。

互いに丸なので、パイプレンチなどの道具ではクルクル回転して締め付けられず、使い物にならない。

 

 

この金具に必要なサイズの六角棒レンチは1/2サイズ

 

六角穴対辺(㎜)は12.5 ㎜となっているけど、㎜単位で12.5サイズはない。

 

そこで、メーカーに質問してみた。

wata-siro
wata-siro

12㎜サイズの六角棒レンチでも対応できますか?

今思えば、随分素人しろうとな質問をしてみた。

 

大丈夫だと思います。

メーカー担当者

そう言ってたのに・・・実際は、回転するだけで、ネジ締めは出来なかった。 (; ̄Д ̄)ウソツキ

サイズが違う!

inchインチサイズの六角棒レンチを使う

 

そこで ㎜サイズではなく、inchサイズのものを探すことにした。

ネットで探して、届くまで1週間くらいかかった。やっと来た!(‘▽’*)♪

 

さっそく試してみると、1/2インチの六角棒レンチを使えばしっかり締まる。

12㎜と1/2インチの六角棒レンチを、並べて比較してみる。

 

 

見た目でも分かるけど、さらに手に取ると太さの違いがはっきり分かる。

 1インチは  25.4㎜ なので、その半分の1/2インチは  12.7㎜

2つの六角棒レンチの太さの違いは、0.7mmあることがわかる。

 

実際に必要なのは、六角穴対辺(㎜):12.5 ㎜ 

 12mmの場合は-0.5mmの誤差        ・・・不適合
 1/2インチ(12.7mm)の場合は+0.2mmの誤差 ・・・適合

ネジが締まらなければ仕事ができないので、やはり適合した道具が必要。

 

この六角棒レンチは、今後使うことはないだろうなぁ-(。・ω・)ノ゙

 

次回の記事 

DIY水道配管、試しに配管してみる
...

 

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保温材5mm厚・ブルー13B30m バクマ工業:保温材付パイプ(5mm厚) 型式:EPS-13B05W(30m巻)

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 保温材なし・各種サイズ

保温材なし・13・30m バクマ工業:パイプ 型式:EPS-13 (30m)

保温材なし・16・30m バクマ工業:パイプ 型式:EPS-16 (30m)

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 サヤ管・各種サイズ

サヤ管・ブルー22B  バクマ工業:サヤ管 <SK> 型式:SK-22B

サヤ管・ピンク22P  バクマ工業:サヤ管 <SK> 型式:SK-22P

サヤ管・ブルー28P  バクマ工業:サヤ管 <SK> 型式:SK-28B

サヤ管・ピンク28P  バクマ工業:サヤ管 <SK> 型式:SK-28P

 

 回転ヘッダー+保温材セット・各種サイズ

ERHPF13型

連結数2:ERHPF13型回転ヘッダー+保温材セット  バクマ工業:ERHPF13型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF13-1302

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連結数8:ERHPF13型回転ヘッダー+保温材セット バクマ工業:ERHPF13型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF13-1308

連結数9:ERHPF13型回転ヘッダー+保温材セット  バクマ工業:ERHPF13型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF13-1309

 

ERHPF33型

連結数2:ERHPF33型回転ヘッダー+保温材セット バクマ工業:ERHPF33型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF33-1302

連結数3:ERHPF33型回転ヘッダー+保温材セット バクマ工業:ERHPF33型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF33-1303

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連結数6:ERHPF33型回転ヘッダー+保温材セット バクマ工業:ERHPF33型 回転ヘッダー+保温材セット 型式:ERHPF33-1306

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