古い家をDIYでリフォームしている、アラフォー女の木葉らんです。
アラフォーの私が小型自動二輪免許(MT)の取得を決めたのは、生活の為でした。
リフォーム中の家には駐車場がないので車を所有できず、狭い庭でもバイクなら駐車は出来ます。
小型で経費の掛からないバイクがあります!
中でも原付バイクは50ccだけでなく125ccのバイクもあり、経済的にもお得な乗り物だと知りました。
125ccバイクは、AT(オートマ限定)とMT(マニュアル)があります。
ATの方が短期間で免許取得が簡単なのですが、私の場合はたまたまMTに乗っている女性ライダーを見かけて「かっこいい!」と、MT車の魅力にとりつかれてしまいました。
私が免許取得を決めた小型自動二輪免許(125cc)は、バイク免許の中でも人気の免許です。
ここではその人気の理由について、解説していきます。
- この記事のポイント!
- 125ccバイクは、経済的にかなり節約できる人気のバイクです。税金や車検などの維持費について調べてみました。
アラフォー女が小型自動二輪免許(MT)取得に一念発起した!
平屋の一軒家なのに、駐車場がない
庭に1台分の駐車場のスペースはギリギリあるのですが、その場所には大きな物置きが設置してあります。
そして、家の周りには頑丈なブロックの塀で囲われているため、出入口はありません。
おまけに庭には大きな岩がいくつもあるので、移動させることは容易ではなさそうです。
塀を一部壊して駐車場にするのがいいか、それともこのままがいいのか・・・
何度も何度も、悩んで考えてみたのですが…、塀を壊すと防犯上良くない気がしてきました。
- いつもウロウロしている野良猫が フラフラ入ってくるんじゃないか・・・
- 外から家が丸見えになる。
- この厚い壁は、台風の時に家を守ってくれているはず・・・。
- 外の音が響きやすくなるのでは・・・
- 一部の壁を壊したら強度が弱くなって 壊れてしまうのではないか・・・
マイナスイメージばかりで、結局塀を壊す勇気がありません。(_ _。)・・・
とりあえずは、このままでいこう!
現状維持!!
でも・・・ここで生活するのに、現代の生活手段である車がなくてどうやって生きていく???
ひたすら 走るか・・・・・ (*´>д<)ヒィ-
1-1.原付バイク50ccの欠点
原付バイクというと、スクーターの排気量50ccのバイクを連想してしまうかもしれません。
若い学生から高齢者まで、気軽に免許を取得できるので人気の移動手段です。
また普通自動車免許があれば、車だけではなく原動機付自転車(50cc以下)も運転ができます。
原付バイクには、車両区分が原付一種と原付二種の2種類あります。
車両区分 | 排気量 | 定格出力 | 運転免許 |
---|---|---|---|
原付一種 | 50cc以下 | 0.6kW以下 | ・原付免許 |
原付二種① | 50cc超~90cc以下 | 0.6kW超~0.8kW以下 | ・小型自動二輪免許 ・小型自動二輪免許(AT限定) |
原付二種② | 90cc超~125cc以下 | 0.8kW超~1.0kW以下 | ・小型自動二輪免許 ・小型自動二輪免許(AT限定) |
大学生の時に原付バイク50ccの免許を取得して、乗っていた時期がありました。
免許試験センターで、学科試験と原付講習を受けて視力検査にパスすれば、1日で免許取得が可能です。
他の教習とは違って、何日も教習所に通う必要はありませんので特に学生に人気の免許です。
足があるだけで自由に走り回れる便利な乗り物ですが、慣れてくると不便だと感じる面もあります。
原付バイク50ccで厄介なことと言えば、
- 制限速度30km/h ➡自転車の場合は、15~20km/hくらい
- 2段階右折 ➡2回信号に従うことで、右折を完了させる通行方法
公道を30km/hで走行してみると、かなり遅いので辛い…です。
自転車の速度が15~20km/hくらいなので、原付バイクで30km/h走行するとゆっくりしか進みません。
田舎の狭い道しかない町にはほとんど見かけないかもしれませんが、時々現れる2段階右折の標識があるとげんなりします。
- 二段階右折とは
- 交通量が多い片側3車線以上の交差点を右折する際に、二度の信号指示に従って安全に右折する方法です。
これが、とっても面倒なのです。。。
どちらかというと制限速度30km/hで走行するのはもどかしいので、バイクが好きな人はそれ以上の車両区分にランクアップしたくなります。
原付バイクを乗っていた頃のことを想像してみたら、あの速度で走行すると後ろから来る車から煽られてしまうので逆に怖いと感じたことがたくさんありました。
それならば・・・
公道を制限速度60km/hで走行できる、原付二種バイクにランクアップすれば解決します!
小型自動二輪免許を取得すれば、125cc以下の原付バイクに乗れます。
すぐさま、お得意の検索で探してみると…
お~~~~~~!
私にピッタリのバイクが あるではっ!!!(*・∀・*) 希望アリ
免許取得する前からどんなバイクを買おうか、探すだけでもわくわくしますよね。
バイクを探そう! ラインナップ
【HONDA】125ccバイク1-2.私にも乗れそうな小型自動二輪125ccとは
車両区分は原付一種と原付二種の2種類があることを説明しましたが、公道の制限速度が30km/hとなっているのは原付一種50cc以下のバイクのほうです。
原付二種は、バイクの排気量が90cc以下と125cc以下の2種類あるのですが、どちらも小型自動二輪免許の取得が必要になります。
車両区分 | 排気量 | 定格出力 | 運転免許 |
---|---|---|---|
原付一種 | 50cc以下 | 0.6kW以下 | 原付免許 (普通自動車免許あれば〇) |
原付二種① | 50cc超~90cc以下 | 0.6kW超~0.8kW以下 | 小型自動二輪免許 小型自動二輪免許(AT限定) |
原付二種② | 90cc超~125cc以下 | 0.8kW超~1.0kW以下 | 小型自動二輪免許 小型自動二輪免許(AT限定) |
50ccバイクはクルマの普通自動車の免許があれば公道を走行しても問題ありませんが、原付二種は新たな免許取得が必要になります。
- 原付二種 (50cc超~125cc以下)
- 小型自動二輪免許の取得が必要です。
普通自動車にもAT限定車とMT車があるように、原付二種バイクもあります。
AT限定車の場合は、操作が簡単なので短期で免許取得ができます。
MT車の場合はAT車もMT車もどちらも運転可能ですが、AT限定で免許取得した場合はMT車は乗ることが出来ません。
免許 | AT車 | MT車 | 取得可能年齢 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
小型自動二輪免許 (AT限定) | 運転できる | 運転できない | 16才 | 短期間で免許取得できる |
小型自動二輪免許 | 運転できる | 運転できる | 16才 | 限定解除すれば、普通二輪免許の取得も可能に! |
どちらがいいか、よく考えて決めてくださいね。
例えば通勤するのに駐車場が契約できない!という人がバイク通勤を考えている場合は、短期間で免許取得しなければならないと思います。
AT限定の免許は短期で取得が可能なので、時間がない人にはおすすめです。
一方で私が取得を決めたMT車の場合は、教習内容がしっかり組み込まれているのでじっくり習得する時間が必要になっていきます。
- AT限定は、短期集中で免許したい人におすすめです。ただし、MT車は乗ることが出来ません。
1-3.小型自動二輪の維持費が安い!
車両を所持していると、自動車税という税金を納めなければなりません。
軽自動車や原付バイクの場合『軽自動車税』という名称になり、お住いの自治体に税金を支払うことになります。
普通車などの車は定置場の所在する都道府県に納める『普通税』で、軽車両は地方自治体の『軽自動車税』となります。
原付二種の税金は年間2,400円以下なので、とても安いです!
毎年5月頃に税金の納入書が届きます。
90cc超~125cc以下の原付二種バイクは、年間2,400円です。
90cc以下の原付バイクはもっと安くて、年間2,000円となっています。
この金額は、2016年(平成28年)から値上がりになったのですが、それまでは年間1,600円だったようです。ヽ(゚Д゚;)ノ!!
ちなみに、私が支払っている車とかんたんに比較してみます。
こうして比較してみると、普通車を維持するための費用は原付バイクに比べたら高額に感じますね。
車両区分 | 原付バイク1 | 原付バイク2 | 軽自動車660cc | 普通車1500cc |
---|---|---|---|---|
税金(1年間) | 2,000円 | 2,400円 | 7,200円 | 34,500円 |
最安値 | 安い | 車でも安いので人気 | 高い |
年間2,400円くらいだったらそれほど負担にはならないので、人気の理由も納得です。
そして、なんと原付バイクには車検がありません!
一般的に車を所持していると、車検が必要になります。
バイクにも車検はあります。…が、原付バイクには車検はありません。
つまり、税金は軽自動車税の2,000円または2,400円のみということになります。
➜ 原付バイクに『車検』はありません。
ですが、ここからがとても重要です。
1-4.自賠責保険は強制加入です
警視庁の二輪車の交通死亡事故統計(2021年中)によると、バイクの死亡事故は全国で17.6%・東京都内では26.3%となっています。
都会での利用は多く、死亡事故率も高くなっています。
自分では安全運転を守っていても、どうしても守れないこともあります。
すべての自動車は、自賠責保険に入っていなければ運転することはできません(自動車損害賠償保障法)。
- 自動車損害賠償保障法
- 自賠責保険に未加入で運行した場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。
- 自賠責保険の証明書を所持していない場合は、30万円以下の罰金が科せられます。
- 無保険で運転した場合は、交通違反となり違反点数6点が付され、即座に免許停止処分となります。
自賠責保険の加入は強制なので、最低限必要な保険として加入する必要があります。
- 自賠責保険
- 自賠責保険は強制加入で、年間約7,000円くらい必要になります。
バイク保険は自賠責保険だけでなく、任意保険にも加入しておきましょう。
自賠責保険は被害者に対しての人身上の補償のみで対物賠償はなく、自分に対しての補償は全くありません。
- 自賠責保険の補償内容は不十分
- 対物賠償はありません。
- 人身事故による対人賠償しか補償されません。
- 自分自身への補償は一切ありません。
- 支払限度額が低いので、最低限の補償ではカバーできないことがあります。
事故が起きた後のリスクは大きいので、自賠責保険だけではカバーできません。
バイクの死亡事故は現実に発生しているので、他人ごとではないですよね。
バイク事故で一生を台無しにしない為にも、バイク保険(=任意保険)に加入しおきましょう。
まとめ アラフォー女が小型自動二輪免許(MT)取得に一念発起した理由
125ccバイクは維持費が安く、経済的にかなり節約できる人気のバイクです。
その1 | 二段階右折は必要ありません |
その2 | 公道の法定最高速度は 60km/h |
その3 | ナンバープレートは桃色になります |
その4 | 高速道路は通行不可 |
その5 | 車検は必要無し |
その6 | 燃料はガソリンで、燃費は30~50km/ℓと破格 |
その7 | 125cc以下のバイクは、クルマのファミリーバイク特約でお得に加入できます |
こんなに好条件なバイク免許があったなんて…、知りませんでした。w(゚o゚)w
クルマの運転している時に、女性ライダーがMTのバイクに乗っているのを見て、いいな~ かっこいい!って思ったことがあったのです。(*・∀・*)
それで、私は小型自動二輪免許(MT)の取得を決めました。
気持ちが変わらないうちに、自動車学校へ行ってみよう!
というわけで、今回は以上です。
これから、『 小型自動二輪免許(MT)を取得するまで 』を発信していきます。
次回は、自動車学校での内容に入っていきます。では
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